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インターネット公開文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「メリークリスマス」「金時人参」

 やっと冬らしくなってまいりました今日この頃です。
巷ではジングルベルや早くこいこいお正月の音楽がながれています。
この音楽を聴くとなんとなく気ぜわしさを感じてしまいます。
大掃除をしなくては、そしてクリスマスやお正月の準備をしなくてはと気持ちだけ前に進み、中々実行に移せません。
それもそうなんです。その前に宮古島に行く支度をしなくては・・・これで4年連続で~す。
今回ちょっぴり楽しみなのは宿泊が違うことです。
コテージからふつうのホテルヒルトンに泊まることになったことです。
どちらがいいかよくわかりませんが・・・・
この結果は来月間に合うかな10日出発13日に帰ります。ギリギリ間に合いそうです。また新しい発見があるかもしれませんのでお楽しみに・・・。
今回は中華料理ではじめてのお店です。
中日ビルがリニューアルしてから初めていってみました。
その中にあるホテルにある中華料理店です。

ここに春巻きがあるはずですが写真とりわすれました。

ランチメニューは2種類あります。お値打ちな方を選びました。
美味しく十分お腹も一杯。サービスもよく、また行きたいおみせでした。
そうそう24階で名古屋城も見える良いロケーションでした。

わかるかな!!
今回はおせち料理によく使われる金時ニンジンについてお伝えいたしましょう。

「金時ニンジン(京ニンジン)」 鮮やかな赤い色が特徴でスリムな形をしています。関西ではお正月料理に使われるなど、ニンジンの中では季節感のある品種です。晩秋から1か月かけて出回り、それ以外の時期にはほとんど見かけることはないようです。
【分類】 セリ科 ニンジン属 ニンジン一般
【原産地】 中東アフガニスタン ニンジン一般
【美味しい時期】 晩秋
【来歴】 中央アジアから伝わったニンジンが中国北部を中心とする地域で選抜淘汰されていくうちに現在のような形質へと発達したものと考えられています。
日本へは江戸時代、1700年代に導入され、大阪府大阪市浪速区などでは昭和初期ごろまで盛んに栽培され、「大阪人参」と呼ばれていた時代もあったようで、大阪府により「なにわ伝統野菜」に認定されています。
京ニンジンとも呼ばれていますが、京料理には欠かせない食材でありながら、京都では古くから作られてきたという記録はないそうで、「京の伝統野菜」には含まれておらず「ブランド京野菜」としてあつかわれています。
【特徴】 太さ2~4センチ、長さ20~40センチ
細長い円錐形で、表皮、肉食ともに紅色で、表面のひげ根が出る部分が白い筋になっていて、時にはいぼ状に隆起している物も見られます。肉質が柔らかいわりに煮崩れしにくく甘みがあって、ニンジン臭さはすくないですが、特有の風味が一般的なニンジンよりも強く感じられます。
主に正月のおせち料理の煮しめなどの煮物に使われています。
【産地】 主な産地は香川県
【栄養機能性】
  • カロテンを多く含むため、抗発がん作用や免疫賦活作用に効果があるといわれています。
  • カロテンは体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持の他、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
    また油と相性がよく、揚げ物や油炒め、バターソテーなどのように、共に摂取することでビタミンAの効果があるといわれています。
    金時ニンジンの赤い色素はリコピンといわれる色素です。これはカロテンの一種ではあるのですが、βカロテンとは違いビタミンAには変換されません。
    しかしリコピンそのものが活性酸素を減らす働きがあるといわれています。それもカロテンの何倍もの効果があるといわれています。
【選び方】 なるべくオレンジ色が濃いものを選びましょう。
一般的なニンジン 表面に傷やひび割れがなく、あまり先が細くなっていないものを選びましょう。
金時人参 全体が鮮やかな赤色ですらりとした形をしていて、果皮に張りがあるものを選びましょう。
葉や茎がしっかりしている物を選びましょう
葉や茎の部分が枯れていたり、透明になっているようなものは鮮度劣化が進んでいる可能性があるので避けましょう
【保存方法】
  • 秋冬など気温の低い時期であれば、新聞紙などに包み、冷暗所で保存しましょう。
    冷蔵庫で保存する場合は、乾燥しないように新聞紙などで包み、野菜室に立てて保存しましょう。
    3~4日で使い切りましょう。
  • 熱い時期常温保存は避け、冷蔵保存しましょう。
冷凍保存 用途に合わせて切り、水分を拭いてラップに包みフリーザーパックにいれ保存しましょう。1か月ほど持ちます。
炒め物や煮物に使用する場合は、解凍せずそのまま使いましょう。
【用途/調理】 煮物、炒め物、蒸し物、酢の物など。

参考資料  旬の食材百科 「野菜」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/carrot-kintoki.htm

今回はお正月に作っていただきたい伊達巻のレシピを掲載いたします。
以前にも掲載したと思いますが、初めての方もあるかと思い改めて掲載させていただきます。以前はフードプロセッサーでしたが今回はブレンダーにしました。
より簡単です。

「伊達巻」

材料

6個
白はんぺん 1枚(120g)
砂糖 50g
大さじ1
醤油 大さじ2/3
ほんの少し
だし汁 1/2カップ

作り方

  1. 卵からだし汁までボールに入れ、ブレンダーでまぜます。白はんぺんが滑らかになるように混ぜます。
  2. 玉子焼き器に油をひいて温まったら全部流しいれ一番弱い火にして25~30分やきます。
  3. 焼きあがったら魚焼きグリルに入れて上火をきかせて焼き目をつけます。
  4. 伊達巻用の巻きすに後で焼いたほうを巻きす側にのせ端から巻いていきます。
  5. 冷めてから切ります。

良いお年をお迎えください

Merry X'mas

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