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インターネット公開文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「育てる」「ライチ」

 新緑が太陽の日差しを受け目にまぶしく映る季節になってまいりました。
連休に緑のシャワーを浴びてドライブするのもいいでしょうね。
皆様いろいろお考えのことと思います。楽しいはずのこの連休も熊本方面の方々にとっては、大変な事態となってしまいました。
熊本地震に遭われた方々には、心よりお見舞い申し上げますとともに、皆様の安全と一日も早い復興をお祈り申し上げます。
皆様のご心情を思うとおなぐさめの言葉もございません。
いつどこで誰に起こるかわからない災害、改めて身の引き締まる思いです。

お釈迦様の誕生についての逸話の一つに、「天上天下唯我独占」(てんじょうてんげゆいがどくそん)と唱えられたというお話があります。文字通り読めば「世界中で私は最も尊いものである」という意味ですが、私達もまたお釈迦様と同じように、この世に唯一無二の存在として生まれたのであり、このかけがえのない命そのままが尊いという教えだそうです。
お釈迦様はガンジス川の砂を手のひらにのせ、ガンジス川の砂の数ほどの命が存在しますが、人間に生まれることができるのは、この手のひらの上にのっている砂の数ほどしかないと説きました。そんな尊い命ですので毎日を大切に生きなければいけませんね。つい私達は、他人と比べ不平不満を言ってしまいますが、このお釈迦様の言葉を心に置き毎日を大切に生きていきましょう。
と、いうようなお話をお寺の住職様から今回説法していただきました(第3日曜日はこのようなお話を聞きに寺参りいたします)。

今年も5月のお節句をだしました。
従妹が来て、飾るのを手伝ってくれました。

お手伝いしていただいたのでお昼にいつもお邪魔するリヨンさんでランチいたしました。

グリーンピースにイチゴと、いかにも春らしいメニューでした。チキンも香ばしく、付け合わせのホウレンソウとエリンギもソースと絡み合ってとてもおいしかったです。
もう一度行こうかな・・・・・!!

私が種をまいたルッコラーが食べられるようになりました。ただいま間引き中です。
サラダにちょっと入れるだけでレストランの味に早変わり?!

ついでに我が家にある眉刷毛万年青(マユハケオモト)の株分けもいたしました。
何と17鉢になってしまいました。
秋になってうまく花が咲いたら皆さんにもらっていただきま~す。

先日久しぶりにお友達のお宅でご馳走になりました。

奥様はお料理上手、どれもおいしく完食いたしました。
お腹一杯で動けません。満足、満足。ご馳走様でした。

今回は何にスポットを当てましょうか?
ライチはいかがでしょうか。

『ライチ』(茘枝) 楊貴妃がこよなく愛した果物で有名です。
【分類】 ムクロジ科レイシ属
茘枝(レイシ)とも呼ばれています。
【原産地】 福建省から広東省の中国南部が原産地といわれています。
同じ南アジアのフルーツの龍眼(ロンガン又は、りゅうがん)と仲間です。
龍眼は、ライチより種が大きく、実が少ない品種になります。
【特徴】 うろこ状の硬い皮におおわれていますが、皮をむくと白色半透明で非常になめらかな柔らかい果肉が顕れます。個性的な香りをもち、甘み酸味のバランスは絶妙で、とてもジューシーな果実です。
【主な産地】 中国南部をはじめ、台湾や東南アジア諸国、インドなどを中心に、アメリカやメキシコなど熱帯から亜熱帯の地域で作られています。国内で流通しているライチの多くは輸入もので、台湾や中国などから入ってきます。
【美味しい時期】 4月下旬から8月上旬まで。中国や台湾などから輸入されています。冷凍ものや缶詰は年間を通じて流通しています。
国産の物は収穫期間が短く、6月中旬頃から7月位までとなります。
【栄養/機能性】 ビタミンCを多く含み美容や風邪などに対する免疫力を高める効果があります。
また、葉酸も多く含まれています。葉酸は胎児の成長に大量に必要とされるので、妊婦さんは普段の必要量の約1.7倍摂取する必要があると言われています。また赤血球やヘモグロビンの合成にも深くかかわっています。
【選び方】 果皮がしっかりしていて、黒ずみのないものを選びましょう。また、手でさわったときにうろこ状の表皮のとげが鋭いほど新鮮といわれています。
傷がついたものや痛んだものは避けましょう。
【保存の仕方】 傷みやすいので、乾燥しないようにビニールやポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。なるべく早く食べて、生の新鮮な美味しさを楽しみましょう。
冷凍も冷たくておいしいですよ。
【用途/調理】 表面の固い皮の真ん中あたりをグルッとナイフで切り込みを入れ、皮をはずして食べると食べやすいです。飾り的に使いたい場合は、先から付け根に向かって2か所か3か所ナイフで同じように切り込みを入れ、皮を花が開くようにこじ開けて皿に盛りつけます。
シャーベット、ムース、ゼリー寄せ、タルトなど

参考資料 
旬の食材百科 果物ナビ
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/Litchi.htm
http://www.kudamononavi.com/zukan/lychee.htm

ナスもだんだんおいしくなる季節。今回は簡単はさみ揚げにいたしました。

「ナスのはさみ揚げ葛あんかけ」

材料 4人分

作り方

  1. ナスはヘタを取り、縦半分に切ります。皮をところどころむきます。間に具が挟めるように切れ目を入れておきます。
  2. ハムは半分に切ります。
    合い挽きミンチの場合はネギ、ショウガのみじん切りに塩、酒、卵を混ぜておきます。
  3. 1のナスの切れ目に片栗粉をふりかけて、そこにハム又は合い挽きミンチを挟みます。
  4. てんぷら粉と水を合わせて衣を作ります。
  5. 3のナスにかるくてんぷら粉をつけてから衣をつけ160度の油で揚げます。この時、最初皮の方を下にして油の中に入れます。きれいな緑色と紫色になったら、ひっくり返して、反対側から火を通します。
    ハムの場合はナスに火が通ればいいですが、合い挽きミンチの場合は少しゆっくり揚げて中のミンチに十分火を通すようにします。
  6. 葛あんを作ります。
    鍋に調味料を入れ火にかけ、全体よく混ぜて煮立ったら片栗粉の水溶きを加えとろみをつけます。
  7. お皿にナスを半分に切って盛り、その上からあんをかけます。
    彩りに木の芽を飾りました。

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