文化講座
「梅雨の過ごし方」「グリーンピース」
皆様連休は有意義に過ごされましたでしょうか。
今年の連休はアベノミクスの影響か国内旅行、海外旅行共に多かったようですね。私といえば、毎年この連休を使って資料作りをするのが習わしですが、今年思わぬハプニングが起きたせいでその資料作りもままならぬ状態になってしまいてんてこ舞いでした。何とかそのハプニングに対処し、解決しましたので、その後は頑張って資料作りに専念しほっとしている次第です。
新緑がまばゆかった皐月も、連休と共にあっけなく終わってしまったような気がいたします。そして次に控えているのが、梅雨。
恵みの雨とはいいますが、どうしても雨天続きですとその天気とあいまって、気持ちがあまり晴れ晴れしない、そんな季節でもありますね。外出も見合わせることが多い、そんな梅雨の時期、皆様はどんなことをしてお過ごしでしょうか。私はこんな時期こそ、美術館巡りをする絶好のチャンスだと思っています。
愛知県名古屋市東区にある愛知県美術館ではプーシキン美術館展、フランス絵画300年が2013年6月23日(日)まで催されています。特にピエール=オーギュスト・ルノワールの"ジャンヌ・サマリーの肖像"が目玉のようです。
そして同じく名古屋市東区にあるヤマザキマザック美術館では19世紀半ばに活躍したバルビゾン派の画家の作品を中心に紹介する展覧会「フランスの美しい風景、ロココからバルビゾン派・印象派へ」を7月15日(月・祝)まで開催するそうです。
こういった時期だからこそ、屋内でしか堪能できない美しい絵画を見て、素敵なフランスの風景や、人物描写の世界に浸るのもいいのではないでしょうか。
こうして文章をかきながら、はて、昨年の梅雨の時期は何をしていたのかな、と思い起こすに・・・、そうそう、昨年の6月はお知り合いのお嬢様の結婚式に出席したのでした。
こちらでもその熱田神宮でのお嫁さんの行列の模様を掲載させていただきました。今年もなんと同じく6月に、今度は従妹の娘の結婚式があります。やはりどなたもジューンブライドに憧れるのでしょうね。
しかし天候は雨の多い梅雨ですから、晴天があまり期待できないのが困ったところ。参列する方々も大変だなぁ、と思ったところではっと気づきました。そうかなるほどホテルなど屋内での挙式ならあまり煩わされることもないということですね。ほっと一安心。
季節がら、親御さん、特にお母様の留袖は合わせにするかそれとも一重にするのか、と迷うところではありますが、それもまたこの時期に挙げる結婚式の醍醐味なのかもしれませんね。
話は変わりまして、私の美味しいもの通信、つまり近況報告をいたしますね。
先日、もう何十年ぶりかの参加となりましたが、お煎茶の御席にご招待されました。
最初にお点心のお弁当をいただいた後に
煎茶席、玉露席でそれぞれのお点前を拝見して
お茶を頂戴いたしました。飲み方を忘れかけておりましたから私はそぉっと横目で見ながら何とかいただくことができました。
そして別の日。今月の我が家の集まりにおける食事会の風景です。
久しぶりにお知り合いの女将さんのいらっしゃる割烹「都筑」さんにお邪魔いたしました。
さて、おまたせしました。春といえば新緑!ですがこの度は緑爽やかなグリンピースにご登場ねがいます。
『グリーンピース』 | さやの中の豆だけを食用にする品種の総称 緑色の色彩が鮮やかなため、いろいろな料理に使われます。 |
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【分 類】 | マメ科 エンドウ属 |
【美味しい時期】 | 晩春~初夏 |
【栄養/機能性】 |
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【選び方】 |
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【保存の仕方】 |
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【用途/調理】 | ゆでる時は、沸騰した湯に塩を少々入れ剥いたグリンピースを
入れ、中火で2~3分茹でそのまま自然に冷まします。 急激に冷やすとシワが出来るので気を付けましょう。 ご飯、サラダ、焼売、和え物、スープ、デザートなど |
今回は、秘伝!?の、私のこだわりハッシュドビーフライスのレシピを公開いたします!
決め手は何といっても、「グリーンピース」なんです!
レシピは10人様位充分にあります。この分量が私にとって作りやすいのです。
普通ならば4人分にするところですが、私はど~んと作り冷凍しちゃいます。
後でハンバーグにかけたりパスタにかけたりいろいろと応用がききますよ。
多くていやだわとおっしゃる方、まずは半分の材料でお試しください!!
「ハッシュドビーフライス」
材料 10人分
水 | 7C |
スープの素 | 2個 |
月桂樹の葉 | 2枚 |
合挽肉 | 500g |
赤ワイン | 1/4C+α |
タマネギ | 5~6個(1.2㎏) |
トマト水煮缶(カットトマト) | 1缶 |
サラダオイル | 適宜 |
ウスターソース | 1/4C |
赤みそ | 大さじ2 |
ケチャップ | 大さじ2 |
塩 | 小さじ1/2 |
コショウ | |
グリンピース | お好みの量で |
【ルー】 | |
バター | 40g |
小麦粉 | 70g |
作り方
1. | タマネギは半分に切り、くし型の薄切りにします。 |
2. | 鍋に水を入れ火にかけ、スープの素、月桂樹の葉を加えます。 |
3. | フライパンに油を入れないで合挽肉を一面に入れ、混ぜないで、下に少し焦げ目をつけ大きな塊で返し、裏にも焦げ目をつけたら赤ワインをかけ、2の鍋に入れ、中火でアクを取りながら煮ます。 |
4. | 3を煮ている間に別のフライパンに油を入れて、タマネギをしんなりする程度に炒め3に加えます。(タマネギは量が多いので、3回くらいにわけて炒めるとよいでしょう。)そこにトマト缶も入れ、塩とコショウを好みで加えます。 |
5. | ルーを作ります。 aフライパンにバターを溶かして小麦粉を入れ、弱火に近い中火でこげ茶色になるまでよくいためます。 |
6. | 4の中に5のルーを入れて混ぜます。 |
7. | 6にウスターソース、赤みそ、ケチャップを入れ味を整えます。 |
8. | 牛肉をフライパンで炒めて赤ワインα分(好み)をふりかけ7の中に入れしばらく煮てください。 |
9. | もう少しコクがほしい方や、味が薄く感じるようならばトマトケチャップ(又はトマトピューレ、トマトジュース)、赤ワインなども足して好みの味にしてください。 |
10. | お皿にご飯をよそい、9を半分にかけグリーンピースを散らします。 |
11. | 又はご飯と9を別々によそい、かけながら召し上がってください 出来上がりに生クリームを少しかけても美味しいです。 |
☆野菜ソムリエからひとこと☆
召し上がる前に材料以外のタマネギ半分~1個を輪切の半分にスライスしてさっと炒めて9の中に入れて、少し煮込んでからいただくのもおススメです。タマネギがシャキシャキして食感が楽しめますし、美味しいですよ。試してみてください。(このときのポイントは、タマネギの切り方を変えることです。材料のタマネギを煮込むときはくし型にし、後から追加するときはぜひ輪切りの半分を小口からザクザク切ってくださいね。)
残ったハッシュドビーフを次回召し上がる際には、タマネギやお肉を足し、さらに煮込むのもおススメです。こうするとコクも増し、また違った美味しさを味わえます。