文化講座
「名残のバレンタイン」「うるい」
春とは名ばかりで、まだまだ肌寒い日が続いております。
皆様方はお風邪、特にインフルエンザは大丈夫でしたか?私の周りでも結構多くの人がインフルエンザにかかっていました。そんな中おかげさまでかかることなく過ぎました。
予防注射のおかげ?それとも日々習慣にしていた、手洗いにうがいそして外出するときは必ずマスクを着けていました。どちらも功を奏したのでしょうね・・・・・。
その代わり寒さのため持病が悪化してダウンてなこともありました。
早く暖かくなってくれないかなぁ~。待ち遠しいです。
3月はなんといってもお雛様、今年もがんばって出しました。
2月のバレンタインはいかがでしたか、今年は自分チョコとか俺チョコが流行したようですね。私も自分用にいつもの鎌倉のハウス オブ フレーバーズさんから取り寄せたオレンジピールのチョコレート版。いくつかは義理で贈りました。
お友達からいくつかいただいた中に野菜のチョコレートがありました。
兵庫県の三田にあるパティシエ エス コヤマの小山進さんと京都吉兆嵐山本店総料理長の徳岡邦夫さんのコラボです。
おしゃれで変わっていますが、チョコレートはチョコレートでいただきたいです。
先日また高蔵寺の隠れ家的なレストランに行ってきました。
今回オードブルがいっぱいでした。
今回のメインはステーキではなくビーフシチューをいただきました。
いつ行っても変わらず美味しいです。私にはとても合って、安心していただけます。
つい最近ですが野菜ソムリエの勉強を一緒にし、その後も仲間同士で親しくさせていただいているシニア野菜ソムリエ(現在は野菜ソムリエ上級プロ)の田村さんが誰にでも分かりやすい、素敵なご本をお出しになりました。仲間内で出版パーティを行いましたが、あいにく体調が悪く出席できず残念でした。
とても参考になりますよ。
今回は春の野菜「うるい」にスポットを当てたいと思います。
『うるい』 | うるいは山カンピョウやギンボなどとも呼ばれていますが、正式にはオオバギボウシという名が付いています。 | |||||||
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【分類】 | ユリ科 ギボウシ属 | |||||||
【原産地】 | 東アジア | |||||||
【美味しい時期】 | 旬は4~6月ですが、2月から促成ものも出回ります。 | |||||||
【主な産地】 |
本州から北海道にかけての、山地や草原などの湿り気があるところに広く自生していて、古くから山菜として食用にされてきました。今では他の山菜と同じように促成栽培が進み、一般のスーパーなどでも見かけるようになりました。山形をはじめ東北地方中心に栽培され出荷されています。いまでは各地で栽培されています。 | |||||||
【特徴】 | 味、香りとも癖がなく、シャキッとした食感があり、多少のぬめりがあり、独特のほろ苦さもあります。 | |||||||
【栄養/機能性】 |
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【選び方】 | 茎色が白く、ふっくらしたもの、葉先まで澄んだ緑色をしているものを選びましょう。 ハウスで促成栽培されたもので、葉先が緑のものは収穫前に日光に当てていますが、なかには最後まで日光に当てずに収穫されたものもあります。そういったものは葉先が黄色いものとなります。鮮度の確認は軸の白さと、葉先のみずみずしさで見極めましょう。 |
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【保存方法】 | 乾燥しやすいので、濡らしたキッチンペーパーで包みラップで包むかポリ袋に入れて冷蔵庫に立てて保存しましょう。なるべく早く食べましょう。 | |||||||
【美味しい食べ方】 |
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【用途/調理】 | サラダ、和え物、お浸し、汁の具、揚げ物、炒め物など |
参考資料
旬の食材百科
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/urui2.htm
やさいと果物の品目ガイド
今回はサクラエビ(干したもの)のかき揚げを作りました。
以前ゴーヤでもしましたが、本体にあまり味のないものとサクラエビの相性は抜群です。
「うるいとサクラエビのかき揚げ」
材料 3人分
うるい | 1パック |
サクラエビ | 20g |
天ぷら粉 | 1カップ |
水 | 1カップ |
揚げ油 |
作り方
- うるいは洗って水気をとり3センチぐらいに切っておきます。
- ボールに天ぷら粉を入れ、水を加えまぜておきます。
- その中にうるい、サクラエビを加えます。
- 揚げ鍋に油を入れ170度の油で3を落としながら揚げます。
- 塩または天つゆで召し上がってください。