文化講座
「想い出」「プンタレッラ」
やっと春がやってきましたね。
今年の冬は寒かったように思いますが、皆さまはどうでしたでしょうか。
そもそも私にとっては今までの人生の中で一番寒い冬を過ごしました。
先月お話したように給湯器が壊れお湯は何とか出るものの暖房機が使えず辛い辛い冬でした。特にお風呂が寒いです。夜はお風呂から出たら、お布団に入るのが一番幸せでした。両足には霜焼けが出来痛いやらかゆいやら。
皆さま霜焼けご存知ですか。わたしの子供のころには、霜焼けやひび割れの切れた子が何人かいました。年がわかりますよね。そんな頃は何ともなかったのですが、年を取って血液の循環が悪くなったのか、足のつま先の色が紫色です。あたたかくなれば治ると信じています。
今月はプンタレッラについて勉強しようと思い、十数年前日本野菜ソムリエ協会からアグリツーリズムでイタリアのトリノ、パルマに行ったことを思い出しアルバムを見ていたらプンタレッラと共に畑などの写真がありました。懐かしくなりちょっと載せてみますね。
ここのところ我が家は不思議なことが多く不安です。
午前6時半から7時の30分の間に5回無言電話があったり、また別の日にはお隣とわずかな時間差で同じ番号の無言電話があり、鉢植の棚に寒いのでカバーがかけてあります。
風で飛ぶといけないので鉄製の重りを2つ付けております。
ある時1つが盗られました。ところが3、4日たったら戻っておりました。なんとも不思議です。今回は朝玄関を開けたところメダカの鉢に入れてある布袋草が外に捨ててありました。メダカにかけてある蓋はそのままです。猫や鳥ならもとに戻すことはできないはず、ならば人❓疑いたくないのですが、なんとも気持ちが悪いです。戸締りにくれぐれも気をつけま~す。みなさまもご用心を。
今回は前述したようにプンタレッラについて勉強いたしましょう。
「プンタレッラ」 | イタリア、ローマで親しまれている冬野菜です。 | |
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【分類】 | キク科 キクニガナ属 チコリー(アンディーブ)やトレビスと同じ仲間です。 イタリア語では"puntarella(プンタレッラ)"と書きますが、イタリアでは複数形の"puntarelle(プンタレッレ)"と呼ばれています。花茎の部分がアスパラガスを束ねたように見えることに因んでいるようです。 |
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【特徴】 |
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【美味しい時期】 | 国内では12月下旬~3月上旬ごろ。 イタリアのローマでは冬の定番野菜です。 2月に記載すべきでしたが参考に見てください。 |
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【主な産地】 | 宮城県は国内での本格的な産地です。他に 愛知県 鹿児島県。 | |
【栄養/機能性】 |
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【選び方】 | プンタレッラは主に花茎の部分を食べる野菜ですので、この花茎が太くて大きく、沢山ついているものを選びましょう。 | |
【保存方法】 | 冬野菜ですので、低温で育っています。暖かいところに置いておくと傷むのが早いので、乾燥しないように、湿らせた新聞紙などにくるみ、ポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存しましょう(10℃以下)。 入れにくいようであれば、外側の葉を外し、花茎の塊と葉を別々に保存しましょう。 |
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【用途/調理】 | 花茎の部分はサラダなど生で食べることができます。その場合は通常、細く切って、水にさらし、苦味を取ってから使いましょう。 ただ葉の部分に比べそれほど苦みは強くないので水にさらす時間は細切りにしたものが水を吸ってひっくり返るくらいまで、10分~20分くらい、時々味を見て好みで水からあげるようにしましょう。 花茎には空洞部分があるので、しっかりと膨らんでいるものは、この空洞に詰め物をして調理してもいいですよ。 サラダ 炒め物 揚げ物など。 |
参考資料 旬の食材百科 野菜「プンタレッラ」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Puntarella.html
ホタテとセロリ、アスパラガスの中華風炒め物 |
材料 2~3人分
作り方
- ホタテは厚さを半分に削ぎ切りにして酒小匙2と醤油(できたら薄口醤油)小匙2/3を振りかけておきます。
- セロリは筋を取り削ぎ切りにしておきます。アスパラガスもしたの硬い部分を取り除きななめに切っておきます。
- キクラゲは水で戻し1つを3つくらいに切っておきます。
- 調味料Aを合わせておきます。
- フライパンにサラダオイルを温めて1のホタテをさっと炒め取り出しておきます。
- そのフライパンに、セロリ、アスパラガス、キクラゲを入れてこれもさっと炒めます。炒まったところにホタテをかえし全体をまぜあわせ、最後に4の調味料を入れ絡めます。
- おさらに盛りつけます。