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インターネット公開文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「青い空、蒼い海とさとうきび畑」「マイヤーレモン」

 あけましておめでとうございます。
旧年中はお世話になりました。
今年も変わらずよろしくお願いいたします。
皆さま新年はいかがでしたでしょうか?
私は今年、亀に負けてもいいので慌てずゆっくり過ごして行きたいと思っています。

3年ぶりに少しは自由に年末年始を楽しめたのではないでしょうか。
なんといってもサッカーは盛り上がりましたしエネルギーをいただけたような気がいたします。8強には進めませんでしたが、よく頑張っていただけました。勇気をもらい感謝です。

 わたしは先月宮古島にいってきました。沖縄は初めてですし、旅行らしい旅行は久しぶりでした。旅行支援のおかげでとてもお値打ちに行って来ました。
中部国際空港から宮古島空港まで2時間20分ほど、あっという間の気持ちの良いフライトでした。レンタカーを借り宮古島からは長い橋を渡り伊良部島や池間島、来間島に行ったり3日間楽しんできました。海の色のきれいなことサンゴ礁のせいか知多の海とは全然違う緑色です。

ホテルはコテージで広びろとしていてジャグジーもあり快適でした。
最初は食べ物がどんなのか自分の好みには合わないのではないかとマイナス思考でしたが、行ってみたらそんなことはどこ吹く風、どれもとっても美味しかったし、脂っこいと思っていたものが、さっぱり味で、薄味、お出汁がよくきいていました。お出汁の味が良いので濃くしないでもよいお味になるのだと思いました。
沢山写真を撮ってきましたが一部を掲載いたします。

 ジャムを作りヨーグルトにいれました。アントシアニンたっぷりです。
宮古島の食事でもよく使われていたマイヤーレモンについて今回は勉強していきたいと思います。最近スーパーでもよく見かけますね。

「マイヤーレモン」

【分類】 ミカン科 ミカン属
オレンジとレモンの自然交雑種

【美味しい時期】 国産のものは10月頃から収穫がはじまります。
まだ青い状態で収穫されるのでグリーンレモンなどとよばれています。
12月~3月までになるとオレンジ色に色づいたものが出回ります。
【主な特徴】 比較的丸っこいものが多いようです。
レモンより少し小ぶりでライムと同じくらいです。
レモンに比べると酸味が少なくまろやかな味で香りもやや甘い香りがします。
レモンほど酸っぱくないので、果肉を食べることが出来、菓子の材料や料理にも使いやすいです。
【主な産地】 国産のものはまだまだ希少です。
三重県や和歌山県などの紀伊半島や静岡などで少量生産されています。
国産の物は残留農薬や防カビ剤など心配がなく安心してジャムなどに使用できます。ゆえに希少性も高く、それだけに付加価値も高くなります。
輸入物はニュージーランドなどからも輸入されています。
【栄養/機能性】
  • レモンに含まれている酸味の主な成分はクエン酸で、疲労回復、ストレス解消、免疫力向上、成人病予防などに効果があるといわれています。
  • レモンには果汁100gあたり50mg(全果だと100mg)ものビタミンCがふくまれています。
    ビタミンCは免疫力を高める働きがあるといわれているので、風邪の予防、疲労回復や肌荒れなどに効果があり、美肌にも役立つといわれています。
【選び方】 全体に色むらがなく黄色くなっている物で、軽くおさえた時に弾力を感じ、手に持った時に重みを感じるものを選びましょう。
弾力がなく固いものや軽く感じるものは皮が分厚く、果汁が少ないレモンですので避けましょう。
皮を使いたい場合は 出来たら国産物を選びましょう。(輸入物にはかびなどの防止のため農薬が使われているそうです)
無農薬にこしたことはないのですが輸入物より安心では・・
【保存方法】 丸のまま乾燥しないようにポリ袋などに入れ、冷蔵庫で保存しましょう。1か月ほどは大丈夫です。
室内でも1週間ほどなら大丈夫でしょう。
切った物はラップに包み冷蔵庫で保存しましょう。
早く使いましょう。
  冷凍保存 絞った果汁として冷凍するか、スライスし、ラップに重ならないように並べ、その上からピッタリとラップではさみ冷凍しましょう。
使う際は凍ったままレモンティーやジュース、カクテルなどに使いましょう
【用途/調理】 酸味を生かしたデザート、ムース、ゼリー、レモンクリームなど。
ハチミツレモン、ドレッシング、マリネなど食材の保存としてリンゴやアボカドの変色を抑える。

参考資料
「マイヤーレモン」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/lemon-Meyer.htm

もう一つお正月料理にあけたらを
お正月料理にあきたらこんなご馳走はいかがでしょうか。

肉団子の酢豚風

材料  6人分

合い挽き肉 400g スープ 4カップ
生姜 20g 砂糖 50g
1個 大さじ2
小さじ1/2 醤油 1/3カップ
コショウ 1/3カップ
片栗粉 大さじ2 片栗粉 大さじ1.5
ニンジン 150g 大さじ3
ピーマン 4個(120g) スープは水4カップに鶏がらスープの素小さじ2を入れて作ったもの。
タマネギ 300g

ジャガイモ(メイクイン) 300g
シイタケ 40g
片栗粉
揚げ油

作り方

  1. ニンジンは皮をむき乱切りにします。
    ピーマンは種を取り乱切りにします。
    タマネギは皮をむき半分に切りまた半分に切って3つくらいに切っておきます。
    シイタケは水に戻して石づきを取って半分かイチョウに切っておきます。
    ジャガイモは乱切りにして簡単に面取りします。水にさらし水切りします。
  2. 肉団子を作ります。
    ボールに合い挽き肉をいれ生姜(皮ごとすりおろします)、卵、塩、コショウそして刻んだ野菜の皮などをみじん切にして全部をよく混ぜます。一人4~5個を目安にボールを作り片栗粉をまぶしておきます。
  3. 揚げ鍋にあぶらを用意して、160度の温度でニンジン、ジャガイモ、タマネギ、ピーマンの順で揚げておきます。
  4. 続いて肉団子を170度の温度で揚げておきます。
  5. 鍋にスープ、砂糖、酒、醤油、酢を入れて煮たったらシイタケ、ニンジン、ジャガイモ、肉団子を入れてニンジン、ジャガイモが柔らかくなったらタマネギを加えさっと煮、味を整えたら片栗粉の水溶きを入れ絡めてピーマンを入れ、さっと混ぜます。
  6. 器に盛って出来上がりです。

いろいろな野菜の切れ端などはみじん切にして肉団子に混ぜたり、かき揚などに使うと野菜くずが出ないのでゴミが少なくなります。

野菜と果物の魅力について
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