文化講座
「自家製トマトジュース」「ナーベラー」
暑い暑いと言いながら9月の声を聴く季節になってきました。
チンチロリンと虫の声もかすかに耳に届いています。
8月はオリンピックに高校野球と観るのが忙しく寝不足のかたも多かったのではないでしょうか。興味のある競技があればついつい観過ぎてしまいました。私はどちらかといえばオリンピックより高校野球のほうに興味がありました。
そんな中また鮎を食べにいつもの「いこい」に行ってきました。
焼きナス豆腐
サーモンの押しずし
海老のしんじょう
鱧
鮪と鱧
大根おろしとトマトとタマネギを
合わせたもの
鮎の塩焼きと唐揚げ
茶わん蒸しトウモロコシ餡
(左)ステーキ下はズッキーニ
(右)トマト添え枝豆ソース
私は鮎ばかりは余り好きではないので大将お薦めにしましたが他の人は鮎料理でしたのでお造りも鮎、鮎づくめでした。下の写真です。
鮎と牡蠣の押しずし
鮎のお造り 後で骨は唐揚げ
鮎の塩焼き 唐揚げ一人2本
ご飯とデザートはいっしょでした。
鮎飯
デザート
桃のジュース下に桃と色とりどりのゼリー
上にシャインマスカット
あとコーヒーが付きました。
大将は聞くとなんでも教えてくださるので大変勉強になります。美味しく頂きました。ご馳走さまでした。
私事ですが今月白内障の手術をすることになりました。
三泊四日の小旅行です。両目いたします。初めての入院で少々不安もありますが行ってまいります。そのための検査に先日行ってきました。目の手術でも血液検査、尿検査、胸のレントゲン、心電図、身長、体重、その他目の検査、そして入院の手続きで疲れました。
今月はナーべラー(食用ヘチマ)について記載したいと思います。
「ナーベラー」
ヘチマは日本では江戸時代既に中国から伝わっていたようです。
日本ではたわしのイメージがありますが、食用のヘチマは繊維が強くない品種で若い間に収穫します。東南アジアあたりでは食材として身近な野菜の一つになっています。日本では食用として定着しているのは沖縄だけのようです。
【分類】
ウリ科 ヘチマ属
【原産地】
インド
【特徴】
いくつかの品種がありますが外見や特徴はおおむね同じような感じです。果実はやや太めのキュウリといった形で、表面にイボなどはありません。キュウリのような艶はなく、さらさらした乾いた触感で色は黄緑色から淡い灰緑色の地色に暗緑色の線が縦に等間隔で何本もはいっています。
中の果肉は白くナスに似た肉質で果芯の周りに未熟な種子が並んでいます。果芯近くはきめの細かいスポンジ状ですが、表皮と果芯の間の部分は水分を多く含んでおり切ると断面から果汁が滴ります。
【主な産地】
沖縄
ナーベラーは衝撃などで表面に黒斑が出やすいなど長距離輸送に向いていないためほとんどが沖縄で消費されます。
【美味しい時期】
暑い夏7月~9月
沖縄では一年を通して収穫出荷されています。
【栄養/機能性】
あまり多く含む栄養成分はありませんがその中でもビタミンKと葉酸を含むといわれています。
ビタミンKはカルシウムを骨に定着させる働きがあるといわれています。
葉酸はDNAの合成や調整に深く関わっており、正常な細胞の増殖を助ける働きがあるといわれています。妊婦さんにとっては胎児の成長に大量に必要とされているので普段の必要量の約1.7倍摂取する必要があるといわれています。
【選び方】
触ってみた感じに弾力があり表面に黒い斑点のないものを選びましょう。
大きすぎないもの、手に取った時に重く感じるものを選びましょう。(大きすぎるものは繊維が硬くなっていることが多いので避けましょう)
【保存方法】
表面が濡れていない状態で新聞紙又はキッチンペーパーなどで包みポリ袋などに入れて冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。
日持ちがしないので早く使いましょう。
家庭での冷凍保存はNGです。
【用途/調理】
表面の皮が硬いのでピーラーなどで薄く剥き、加熱調理します。
加熱調理することで茄子と同じように柔らかく、トロッとした食感になります。
参考資料
旬の食材百科「野菜」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/hechima.htm
今回はお隣さんからいただいたミニトマトで素麺でカペッリーニを作りました。
お隣のミニトマト、今年は不出来で全部採ってしまうということで沢山いただきました。
まずトマトジュースをつくりました。
トマトジュース
ミニトマト | 1㎏ |
タマネギみじん切り | 100g |
水 | 3/4カップ |
ミニトマトをよく洗い皮ごと適宜に切ります。
ミニトマトとみじん切りのタマネギを入れミキサーにかけます。いっぺんにかけられないので3回くらいに分けてかけます。これをザルでこします。
「素麺DEカペッリーニ」
材料 2人分
作ったトマトジュース | 1カップ |
トマト | 2個 |
桃 | 1個 |
チャービル | 適宜 |
塩 | 好み |
黒コショウ | |
オリーブオイル | |
素麺 | 2把 |
作り方
- トマトは湯むきにして皮をとります。1個は8切れのくし切り、1個は1センチくらいの角切りにしておきます。桃もくし切りにし、大きければ半分に切ります。
- ボールにトマトジュース、トマトの角切り、塩を加え冷やしておきます。
- 素麺は茹でて水にさらしてから氷水にとりよく水気を取ります。キッチンペーパーなどでよく水気を取ります。
- 2に3の素麺を入れ混ぜます。お皿に盛り、黒コショウ、オリーブオイルをかけトマトと桃を飾りチャービルを添えます。