文化講座
「年の瀬」「ケール」
今年も残すこと1か月ばかり、何かと忙しくなりますね。
先日我が家の庭に庭師が入りました。例年は12月に手入れをしていただくのですが、庭師さんのご都合で11月にしていただきました。
お庭がきれいになると、なんとなくお正月が目の前に、といった感覚になるのですね。
早くいろいろなことをしなくてはと焦ってしまう今日この頃です。
毎年のことですが、庭の手入れの前にお墓の松の剪定もしていただきます。
朝早くお墓に行き、お墓のお掃除もしてきました。
これで気持ちよく新年が迎えられそうです。また30日に最後のお掃除でお正月用のお花をお供えに行きます。
先日お友達に誘っていただきお座敷ライブに行ってまいりました。
名古屋の一流の料亭「か茂免」さんに。
これはやっとかめ文化祭で毎年行われているようです。
なかなか個人では美味しいお料理と共に、時を超え受け継がれてきた芸能や艶やかなお座敷芸を堪能することができませんが。やっとかめ文化祭の特別企画のおかげで、数時間未知の世界に陶酔することができました。
芸子さん舞妓さんの踊り、シャチホコ、みなさん一緒になって野球拳など夢のようなひと時でした。
今人気になっているケールについてお話いたしましょう。
ケールはキャベツの原種とされるヤセイカンラン に近い品種です。
結球しないキャベツといわれています。
日本には江戸時代に導入され「はごろもかんらん(羽衣甘藍)」又は「りょくようかんらん(緑葉甘藍)とも呼ばれています。
【分類】 | アブラナ科 アブラナ属 | ||
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【原産地】 | 地中海沿岸 | ||
【種類】 | カリーケール | 葉が灰緑色で縮みやしわが多いスコッチケール。葉に切り込みが入り、その葉の縁がパセリのように細かく縮れるタイプのケールの総称 | |
シベリアンケール | 葉が青々とし比較的しわが少ない。 | ||
コラール系 | 葉が丸く、しわがほとんどない。 | ||
【美味しい時期】 | 温暖な気候条件であれば通年栽培が可能。 甘味が出るのは霜が降り始めるごろの晩秋から冬、11月から2月です。しかしこの時期のものは葉が厚く、青汁や煮込み料理向きです。 |
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【主な産地】 | 茨城県 島根県 岡山県 福岡県 大分県 鹿児島県 | ||
【栄養/機能性】 |
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【選び方】 |
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【保存方法】 |
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【用途/調理】 | ジュースにする場合はすべてをミキサーにかけます。 調理する場合はかたい軸の部分や葉の真ん中を通っている白い葉脈を取り除きましょう。 炒め物、煮物、サラダなど |
参考資料
旬の食材百科
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Kale.htm
今回は寒い日に食べたくなるポトフを作ってみたいと思います。
野菜も小さめにすることで短時間でできますので是非お試しください。
「ケールと根菜のポトフ」
材料 3~4人分
ベーコン | 100g 平切りでもブロックでもいいです。 |
タマネギ | 100g |
ゴボウ | 70g |
ケール | 1/2束 |
ニンジン | 100g |
レンコン | 100g |
サトイモ | 150g |
湯 | 6カップ |
スープの素 | 1コ |
作り方
- ベーコンは2cm位に切っておきます。タマネギは大きめに切っておきます。
- ゴボウは皮をこそげ、2㎜位の斜め薄切にし酢水につけ水切りしておきます。
- ケールは葉の部分を手でちぎっておきます。
- ニンジン、レンコン、は小さめの乱切りにします。サトイモは厚めの輪切か半月に切り、茹でてぬめりをとっておきます。
- 鍋にベーコンを入れ少し炒め、そこに玉ねぎとゴボウを入れます。
- お湯とスープの素を入れ中火よりやや強火で7分ほど煮ます。
- 残りの野菜、ケール、ニンジン、レンコン、サトイモを入れて10分ほど煮ます。
- 野菜が柔らかくなったら、味をみます。ベーコン、スープの素から塩味が出ますので必ず味見をしてから塩の調節はしてください。
- お皿に盛りつけて好みで黒コショウをかけます。
- 召し上がる時は粒マスタードをつけていただいてもいいですよ。