文化講座
「新年」「さといもの親芋」
新年あけましておめでとうございます。
皆様におかれましては良いお年をお迎えに
なられましたことと思います。
昨年は私にとって良い年ではありませんでした。
今年はさる年。悪い思い出はおさるさんが持ち去ってくれるので、きっと素晴らしい年に
なると、いまからウキウキしながらどんないいことが
あるのだろうと楽しみにしています。
インターネット講座もずいぶん年を重ねてまいりました。
これも皆様方のお陰と感謝いたしております。
皆様に喜んでいただけるよう今年も頑張って努力していきたいと思っていますので、昨年同様今年もよろしくお願い申し上げます。
我が家では今年はお鏡さまも飾れません。もちろん門松も立てられません。
初詣も行けません。寂しい、寂しいお正月です。
せめて我が家を訪ねてくださる方が一人でも多くいらっしゃるといいなぁ~・・・と思っています。
庭のわびすけ、水仙、椿を見ながら過ごすことに。
さてさて、毎年暮れの恒例「鼓童」のコンサートに行ってきました。
鼓童の太鼓の音を聞くことで、1年分の良いこと、悪いことが、すべて洗い流されるようで、新しい年に向かってリフレッシュできます。お腹の心底までこの太鼓の音が染みわたります。昨年は残念ながら西洋風なドラマーの演奏が結構長く、本当の和太鼓を楽しめませんでした。友人は「私はドラマーを聞きに来たわけではない」と、腹をたてていました。私も昨年はガチャガチャしていて少々疲れました。迫力はありましたよ・・・・・
演奏している方たちは一生懸命、汗びっしょり、そんな様子は伝わってきました。
今年に期待したいで~す。楽しませていただいてありがとうございました。
もう一つ恒例の忘年会、我が家に毎月集まる姉の友人グループです。姉が亡くなってもこうして集まってくださいます。うれしいかぎりです。料理担当はもちろん私です。
12月はすき焼きパーティーです。毎年掲載していますよね。
昨年のバージョンです。
お肉は最高!とっても美味しかったです。
その日の最後のイベントは、ハウスオブフレーバーのクリスマスケーキでした。
昨年は特にラム酒がよく効いていて、酔っぱらいそうでした。
でも後味が良く1個ぺろりと食べてしまいました。私の作ったパウンドケーキ(クリと干し柿)もお出ししましたら美味しいとのことでした。残念ながら写真がありません。
長いこと干し柿をブランデーにつけておき、栗の甘露煮とコラボしました。
また近いうちに作る予定です。
今回はサトイモの親芋をいただいたので、親芋について掲載したいと思います。
里芋は以前にも掲載いたしましたので2011年9月号を改めてご覧いただけるとうれしいです。
今回はなかなか親芋のレシピがないということでレシピを二つ取り上げたいと思います。
『親芋』 | ||||||
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【分類】 | サトイモ科 サトイモ属 | |||||
【原産地】 | 東南アジア | |||||
【美味しい時期】 | 9月~12月 | |||||
【歴史】 | 紀元前2500年頃には海を越えて各地に広がり、日本へも縄文時代には伝わっていたといわれています。 平安時代の辞典「和名抄(わみょうしょう)」には里芋が葉柄とともに食用になることが記されていて、「延喜式(えんぎしき)」という法典には栽培方法も記載されています。万葉集の歌にも詠まれるなど、古くから食べられていたと考えられます。 江戸時代までは「いも」といえば里芋のことでしたが、さつまいもやじゃがいもなど海外から新しいいも類が伝わったことで、いもは必ずしも里芋を指す言葉ではなくなってしまいました。 野菜情報サイト「野菜ナビ」 http://www.yasainavi.com/zukan/satoimo.htmより抜粋 |
「親芋のコロッケ」
材料 4人分
親芋 | 500g | |
タマネギ | 200g | |
鶏のミンチ | 200g | |
塩 | 小さじ1 | |
コショウ | 小さじ1/2 | |
小麦粉 | ||
卵 | 1個 | |
パン粉 | ||
卵 | ||
サラダオイル | 大さじ1 | |
揚げ油 |
作り方
- 親芋は皮をむいて適当な大きさに切り、水にさらして茹でておきます。
- タマネギは短いせん切りにしてサラダオイル大さじ1で炒め、透き通ったら鶏のミンチを加えて炒めます。
- 1の親芋を水けをきって、つぶします。
- 2と3をあわせます。塩、コショウを加えます。
- ボールの中で4等分、それを二つに分け小判型にします。
- 小麦粉、卵の水溶き、パン粉の順につけます。
- 揚げ油を用意して170度の油で揚げます。この時改めて形を整えてから揚げてください。
- 揚がりましたらお皿に盛りつけます。付け合せはレタス、トマト、モロッコインゲンです。なんでもいいです。
- ソースはケチャップとウスターソースを3対2の割合で混ぜたもので召し上がってください。
「親芋のつくね」
材料 4人分
親芋 | 450g | |
鶏のミンチ | 150g | |
生姜 | 25g | |
卵 | 1/2個 | |
塩 | 小さじ1/2 | |
サラダオイル | ||
大根 | ||
一味唐辛子 | ||
ポン酢 |
作り方
- 親芋は皮をむき7~8㎜のさいの目に切りフードプロフェッサーにかけます。
(プロフェッサーがない場合は粗く卸します) - 生姜は卸しておきます。
- ボールに1と鶏のミンチ、卵、2の生姜と塩を加えて混ぜます。
- 4等分して、それを5つに分けます。
- フライパンにサラダオイルを大さじ1杯ほど入れ温まったところに4、をうすい丸型にして、中火よりやや弱い火で焼きます。裏返して同じように焼きます。繰り返して全部焼きます。
鶏ミンチが生ですのでしっかり焼いてください。美味しそうな焦げ目がつくように焼きます。 - お皿に盛り出来上がりです。
つけだれは大根おろしに一唐辛子、ポン酢で召し上がってください。