文化講座
「令和二年お正月」「アテモヤ」
今月は「アテモヤ」を選びました。
『アテモヤ』 | 食味が甘いので「森のアイスクリーム」とも呼ばれています。 |
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【分類】 |
バンレイシ科 バンレイシ属
フロリダでバンレイシ、別名釈迦頭(シャカトウ)と呼ばれるものと、チェリモヤを掛け合わせて生み出された品種です。バンレイシのブラジル名アテスと、チェリモヤの名前を掛け合わせて命名されてといわれています。 |
【原産地】 | 南アメリカのペルーやエクアドル |
【美味しい時期】 |
露地物は12月~2月に収穫されているようです。
近年アテモヤの生産量が増え、ハウスでも栽培されるようになったといわれています。それで露地物の期間の前後にも出荷されています。収穫されてから食べごろを迎えるまで追熟が必要ですので食べごろの旬は露地物と2週間ほどずれることになります。 |
【栄養/機能性】 |
チェリモヤと同じようなのでチェリモヤの栄養/機能性を記します。
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【選び方】 【保存方法】 |
チェリモヤと同じようなのでチェリモヤの選び方と保存方法を記します。
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追熟が必要 |
全体が緑色の物は未熟で、すぐに食べると甘味がなく、もさもさとした食感で美味しくないといわれています。
美味しく追熟させるのに適した温度は20~25℃といわれています。 新聞紙などに包み、なるべく適温の冷暗所に置いておきましょう。 |
食べ頃の見極め |
未熟なうちは表皮が緑色で、香りがあまりなく、果実も固いのですが追熟が進むと表面の皮が薄い茶色を帯びて、指で触った時にしっとりとした感じになり。少し柔らかくなります。このようになると甘い香りを放つようになり食べ頃になったといわれています。
熟したものは2~3日中に食べましょう。 |
冷凍保存の場合 | 完全に追熟させて、柔らかく美味しい状態になった物を冷凍しましょう。 |
【美味しい食べ方】 | これもチェリモヤとおなじです。
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参考資料【旬の食材百科】
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/Atemoya.htm
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/cherimoya3.htm
今回はおせち用に作った洋風錦蒸しをご紹介いたします。
『洋風錦蒸し』
材料 6人分
卵 | 6個 |
ハム | 50g |
砂糖 | 大さじ1 |
塩 | 少々 |
コショウ | 少々 |
バター | 20g |
作り方
- 玉子豆腐の型を用意します。
- 卵5個と白身1個分をよくほぐします。黄身1個分は別の器に入れておきます。
- よく混ぜた卵の中に砂糖、塩、コショウを入れよく混ぜておきます。
- ハムは7ミリくらいの角切りに切っておきます。
- フライパンにバターを入れ溶けたら3.を入れ手早くまぜます。この時あまり混ぜないで半熟より手前で火から降ろします。
- 5.が熱いうちにハムを入れ混ぜ、玉子豆腐の型に入れます。
- 湯気の出た蒸し器で4~5分蒸し、竹串をさしてなにもついてこなければ出来上がりです。
- 火から下ろし熱いうちに卵の黄身をハケで塗ります。
- 6等分してそれを2つに切ります。
玉子豆腐の型を使うと洗うのが大変です。100円ショップなどで売っているアルミのパウンドケーキ型を使うと便利です。
ハムの代わりにツナ缶でも〇。高級にするならカニ缶が◎。