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インターネット公開文化講座

文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「残暑お見舞い申し上げます」「ナタマメ」

 いよいよ秋ですが、今年の夏は暑かったですね。毎年そのように言っているかもしれません。残暑がきびしいです。皆さまおからだの調子はいかがですか。ご自愛ください。それに雨も多かったように思います。わたしの住んでいるところではあまり感じられませんでしたが、新潟、山形それに北陸方面ではかなり被害が多かったですね。
 その地方の方には水害お見舞い申し上げます。そして一日も早く回復しますように。
 9月といえば中秋の名月十五夜、今年は9月10日です。
 十五夜とは秋の美しい月を鑑賞しながら、秋の収穫に感謝する行事といわれています。
 月見団子、すすきや芋などの収穫物をお供えするのは様々な物事の結実に対して感謝と祈りをささげるためで、日本文化の特徴といえるようです。
 また、月の模様を「月で兎が餅をついている」と捉えるのは、慈悲の心の象徴であり、月に寄せる思いの深さが感じられるといわれています。

 お月見には他に十三夜と十日夜(とおかんや)があります。
 十三夜は10月8日です。十五夜に次いで美しい月といわれており、昔からとても大事にされてきました。
 どちらか一方しか月見をしないことを「片見月」「片月見」といい、縁起が悪いとされているようです。「十五夜」のお月見が中国伝来なのに対し、「十三夜」は日本で生まれた風習だといわれています。栗や豆の収穫祝いでもあるため「栗名月」「豆名月」と呼ばれています。
 お月見をする際は、月見団子は13個または3個、そしてすすき、栗や豆などの収穫物をお供えします。
 十日夜(とおかんや)は旧暦10月10日に行われていた収穫祭のことをさします。今年は11月3日です。稲刈りを終え、田の神様を見送る行事でお月見がメインではないため、月齢に関係なく新暦の10月10日に実施する地方もあります。
 田の神様の化身とされている案山子にお供え物をしたり、案山子と一緒にお月見をしたりする「案山子あげ」の風習があります。また、わらを束ねた「わら鉄砲」や「わらづと」で子どもたちが地面を叩いて作物を荒らすモグラなどを追い払い、土地の神様を励ますなど、地域によってさまざまな行事があります。

参考資料
https://allabout.co.jp/gm/gc/426590/

 つい先日従兄弟に誘われホテルのパフェフェアに行ってきました。

 種類はこの三種類でした。アイスクリームはハーゲンダッツ。
 3人で行ったので1つずつ注文してそれぞれ味見が出来ました。
 久しぶりのパフェ子供のころが懐かしい。美味しかったです。またパフェ食べた〜い。

 今回はナタマメにトライします。
 ナタマメはその形から色々な呼び名がつけられています。
 中国名の「刀豆」を音読読みした「トウズ」、と「タチマメ」の他、「帯刀」と書いて「タテハキ」と呼びます。いずれも鞘の形を刀に見立ててつけられてといわれています。
 英語でも「sword bean」(剣豆)と呼ばれています。
 童話「ジャックと豆の木」のモデルともいわれています。
 ナタマメは成熟した豆を食用あるいは薬用として利用する場合と、若い未熟なサヤを食用とする場合があります。ここでは生鮮野菜としての若さやについて紹介いたします。

【分類】 マメ科 ナタマメ属
【原産地】 熱帯アジア又は熱帯アフリカ
【伝来】 日本には江戸時代に伝わり、薩摩などで栽培されてきたという記録があるとのことです。
【美味しい時期】 若さやの収穫期は8月から始まり、10月頃まで
成熟豆はその後の秋に収穫されます。
8月~9月には農産物の直売所で販売されるようです。
【種類】 アカナタマメ(花と豆が赤い品種)タチナタマメ(花は白いが豆はピンク色の品種)とシロナタマメ(花も豆も白い品種)があります。
シロナタマメ以外は豆に弱い毒性が含まれているといわれています。しかし、どれも若いナタマメの茎葉や若いサヤには毒成分は含まれていないといわれています。
【若サヤの特徴】 野菜として食べる場合は中の豆が膨らむ前のサヤが平らな状態で長さが15~20cmほどの時に収穫されます。
【栄養/機能】
  • コンカナバリンAという成分が含まれ、アレルギーなどの症状は免疫の過剰な反応でひきおこされます。この免疫の暴走を食止めてくれるのがコンカナバリンAです。よってアレルギーの代表的な症状である花粉症に効果があるといわれています。
  • 昔から「膿とり豆」とよばれています。体にたまった膿を出してすっきりさせる効果と効能があるといわれています。
    よって蓄膿症の膿にも効果があるといわれています。
  • 亜鉛、鉄、マグネシウムなどのミネラル成分がたっぷり含まれているので、体にたまった余分な水分を排出してくれる効果、効能があるといわれているので、むくみの解消に効果があるといわれています。
  • ナタマメを食べることで口の中の善玉菌が元気になって、口臭予防の効果があるといわれています。
    (口臭は口の中の善玉菌と悪玉菌のバランスが悪くなることも原因のひとつです。)
【選び方】
  • 若サヤのナタマメは綺麗な黄緑色で張りのあるものを選びましょう。
  • 10cmから大きくても20cmくらいの物を選びましょう。
    (成長し過ぎたものはあくが出始るので、そして豆とサヤの間に薄く硬い皮が出来始め、それが食べた時に口に残りますので避けましょう。)
【保存方法】 乾燥しないようにポリ袋などに入れて、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。
早く食べましょう。
 冷凍保存の場合 サヤインゲンと同じように、硬めに下茹でしてから使う形に切って冷凍しましょう。
使うときは凍ったまま調理しましょう。
【用途/調理】
  • さやを茹でる場合はサヤインゲンと同じ要領で茹でます。水に対して2%ほどの塩(水1Lに対して塩大さじ1)
  • 茹で時間の目安は用途によってかわります。
    さやを丸のまま茹でる場合は、茹でてから切ってサラダなどで食べる場合は再沸騰してから3~4分程度、小さく切ってから茹でる場合は1~2分ほど茹でます。
    茹で上がったら即冷水に取りましょう。綺麗な色になります。

参考資料  

旬の野菜百科
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Natamame2.htm
https://kurashi-no.jp/I0017967

オクラと納豆の落とし揚げ

材料  4人分

納豆 200g(50g×4) 揚げ油
オクラ 10本 辛子醤油
枝豆 200g(サヤつき)
小匙2
醤油 小匙2
小麦粉 50g
冷水 1/3カップ

作り方

  1. 枝豆はゆでてサヤからだしておきます。
    オクラは塩で産毛をとり洗いヘタをとり小口切りにします。
  2. ボールに納豆をいれ酒と醤油をいれよく混ぜます。その中に1を加えよく混ぜます。
  3. もう一つのボールに冷水をいれ小麦粉をふり入れさっと混ぜます。
  4. 2に3を入れさっと混ぜます。
  5. 揚げ鍋にサラダオイルを入れ170度位の温度の中にスプーンですくって落としていきます。小麦粉に火が通ったら出来上がりです。茶褐色になります。
  6. 器に盛って出来上がりです。
  7. 辛子醤油でいただきます。

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