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インターネット公開文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「新車」「ブルーベリー」

 梅雨明けが待ち遠しい今日この頃です。
皆様方はうまく梅雨を乗り越えられましたでしょうか。
5月の末から6月中頃まで忙しくバタバタとしておりました。
というのも、私、車を新しくいたしました。
なぜならば以前に乗っていた車を縁石にぶつけ、ドアを2枚傷だらけにしてしまったからです。
しかし、今年の11月には車検に出さなければなりません。そんなわけでいっそ車を変えたらということになり新車にいたしました。車種は以前と同じカローラ アクシオです。
新車にしたからにはお祓いに行かなければなりません。いつも三重県の鈴鹿市にある椿大神社に行きます。車が納車されたのが5月26日大安でした。
皆様もご存じのように伊勢志摩サミットの真っ只中、東名阪自動車道は走れるだろうか、検問はどうだろうかと、一抹の不安を抱えて出発しました。
案の定、桑名と津の間が通行止めでした。仕方ないかと桑名で東名阪自動車道を降りひたすら一般道を走り椿大神社へ。山道までとは言えませんが、それでも車のすれ違えないような道を走りいつもの倍の時間をかけやっと椿大神社へ。検問には一度も出くわさず、おまわりさんを見ることもなく1台だけ香川県のパトカーを見かけたくらいで、スイスイでした。
そんな日なのでお祓いにいらっしゃる方も少なく落ち着いた雰囲気でお祓いを受けることができました。帰りは通行止めも解除され1時間で我が家に到着することができました。これで安心。でも油断しないよう、気を付けて運転いたします。

6月は姉の一周忌がありお寺で法要していただきました。法要の後は昔から懇意にしていた、日本料理のお店「大和屋」さんでお食事をいただきました。
鱧と鮎、いかにも初夏のお料理でした。

当日どうしても来られなかった方で、とてもお世話になった方がいらしたので改めて本当の一周忌に姉が好きでよく出かけた高蔵寺のフレンチの隠れ家的存在のお店にいきました。

いつもながら美味しくいただきました。ゆっくり食べたせいかお腹いっぱい、夕飯はいただけませんでした。
法要以外にも一週間、どなたかがお参りに来てくださり、お花もいっぱいお供えしていただきました。姉は皆様から慕われていたのだと改めて感じました。私にとって誇りの姉です。

お部屋中お花のいい香りが。お花好きの姉はさぞ満足でしょう。
長々お付き合いいただきましてありがとうございました。
では本題、今月のテーマは「ブルーベリー」にいたしました。

『ブルーベリー』 目の疲労をやわらげ視力低下を防ぐとともに、視力を向上させる力があるといわれています。
【分類】 ツツジ科 スノキ属
落葉低木果物の総称
【原産地】 北アメリカ
【美味しい時期】

国内
6月~8月にかけての夏に収穫されます。

輸入品
産地を替えながら通年安定して入荷されているので特に旬はないといわれています。

【種類】

ラビットアイブルーベリー
アメリカ東南部原産。果実が成熟する途中ウサギの目のように赤くなることからこの名前がつけられたといわれています。
比較的、暖地向きの品種。
ウッダード、ホームベル、ティフブルー、バルドウィンなどがあります。

ローブッシュブルーベリー
野生種で、北欧やアメリカ北東部からカナダ東部に広く自生しています。果実は小さく、黒紫色で、酸味が強いものが多いため主に加工用とされ、そのまま生のまま食べられることはほとんどないといわれています。
バークレイ、コリンス、ウェイマウス、アーリーブルー、スパルタン、などがあります。

ブルーベリーは自家不結実といって、同じ品種の花粉では受粉しないそうです。そのため、ブルーベリーの果樹園には複数の品種を混ぜて植えられ、出来た果実は一緒に収穫され、パックに詰められるため、そのパックには複数の品種が混じっているというわけです。国内では通常栽培のものと、無農薬栽培のものがあります。

【主な産地】

国内
長野県、茨城県、群馬県、東京都、岩手県、青森県、千葉県など。

海外
アメリカ、ニュージーランド、チリ、オーストラリア、カナダなど。

【栄養/機能性】
  • 抗酸化物質である紫色の色素でポリフェノールの一種である アントシアニンには
    1、目の網膜視細胞で光を伝達するロドプシンの再合成を促進する働きがあるといわれています。。この部分は、セロリの根元のような食感と独特の香りがあるので生、又は加熱調理して食用とします。ヨーロッパでは比較的ポピュラーな野菜の1つです。
  • 2、ガンや様々な生活習慣病の原因にもなっている活性酸素を抑制する効果がるといわれています。
    3、骨粗鬆症の予防効果があることが最近マウスの実験で分かったともいわれています。
  • 抗酸化作用があるビタミンEが、体内の活性酸素を減らし老化を防ぐといわれています。
【選び方】
  • 粒が大きく、張りがあり、皮の色が濃く、表面にブルームと呼ばれる白く粉をふいたようになっているものを選びましょう。
  • 粒が小さいほどポリフェノールはたくさん摂れますが、その分渋みが強く感じるようになりますので注意しましょう。
【保存の仕方】
  • 収穫後時間とともに風味が落ちますので、新鮮なうちに食べるようにしましょう。
  • 冷蔵庫に入れるときは乾燥しないようにパックかポリ袋に入れて保存しましょう。
  • 長期にわたって保存したい場合はそのまま冷凍しましょう。
【用途/調理】 生のままケーキのトッピングやゼリー寄せに。ヨーグルトとともに食べたり、ジャムやピューレにも。
物によって甘味酸味がかなり違うので、ケーキなどに使う場合は注意しましょう。

参考資料 
旬の食材百科 果物ナビ
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/Brueberry.htm

今回は簡単にできるジャムをご紹介いたしましょう。

「ブルーベリージャム」

材料 

 ブルーベリー 130g(1パック)
 砂糖 40g
 水 100cc
 レモン汁 大さじ1

作り方

  1. ブルーベリーは洗って鍋にいれます。
  2. 1の中に砂糖、水を入れて火にかけ強火で煮ます。
  3. 沸騰したら中火にして、あくを取りながら好みの硬さに煮ます。
  4. レモン汁を加え火を止めます。

1パック130g入って\680でした。結構お高いです。
安い時、またお家でブルーベリーを育てていらっしゃいましたら、たくさん作ってください。
500gの分量を記載しておきます。

 ブルーベリー 500g
 砂糖 200g
 水 200cc(煮詰まるようでしたら加減して足してください)
 レモン汁 大さじ3~

砂糖はお好みで加減してください。あくまで目安です。
たくさん作った場合は、私はジップロックにいれて冷凍いたします。ジャムの場合はいつもそうしています。

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