文化講座
「豆まき」「三宝柑」
いつものように大満足でした。次回は3月に伺います。楽しみです。
			今回は果物三宝柑にスポットをあてたいと思います。
| 『三宝柑』 | 
							三方に乗せて殿様へ献上されたことからサンポウカン又はサンボウカンと名付けられたといわれています。 美味しさ、珍しさから城外不出の果物とされていました。  | 
					
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| 【分類】 | ミカン科 ミカン属 | 
| 【原産地】 | 江戸時代に和歌山城内にあったものが原木とされている柑橘。 元となっている品種は不明です。  | 
					
| 【美味しい時期】 | 3月~4月 収穫の最盛期は2月~4月  | 
					
| 【主な産地】 | 和歌山県。なかでも有田郡湯浅町の栖原産が質、量とも最高級といわれています。 | 
| 【栄養/機能性】 | 
							
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| 【選び方】 | 
							
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| 【保存方法】 | 
							冷暗所で保存しましょう(数日は大丈夫です)。 すぐに食べない場合はポリ袋などにいれて冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。  | 
					
| 【用途/調理】 | 
							ミカンのように皮を剥きましょう。 皮に厚みがありますが、手で簡単に剥くことができます。 ジョウノウ膜は厚みがあるので、甘夏などのように、剥いてから中のサジョウだけを食べましょう。 
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 参考資料
【旬の食材百科】三宝方柑
				
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/sanpoukan2.htm
お正月のあまりものを柑橘に詰めた簡単なお料理です。
三宝柑が見つからなかったので家にあった伊予柑で作りました。
『黒豆の寒天ゼリー』
材料 伊予柑2個分
				| 伊予柑 | 2個 | |
| 伊予柑の絞り汁 | ![]()  | 
							2カップ+1/4 | 
| 黒豆の煮汁 | ||
| 黒豆 | 12個 | |
| 寒天 | 小さじ2/3 | |
作り方
- 伊予柑のふたになる部分を切ります。
 - 下の部分から実を取り出して、絞っておきます。器を作ります。
 - 鍋に寒天を入れその中に伊予柑の絞り汁と黒豆の煮汁を入れて火にかけます。
中火で混ぜながら、沸いてきたら弱火にして2分ほど煮ます。 - 作っておいた伊予柑の器に流し入れかためます。
 - 出来上がって黒豆をのせます。
 
注意
最初に伊予柑の器にどれだけ水分が入るか計ってから伊予柑の絞り汁と黒豆の煮汁の量を決めてください。
				伊予柑の絞り汁と黒豆の煮汁の比率は好みにしてください。伊予柑の絞り汁が多ければ酸っぱくなります。
『ローストビーフとアボカドの詰め物』
材料 伊予柑2個分
				| 伊予柑 | 2個 | 
| ローストビーフ | 6枚 | 
| アボカド | 1/2個 | 
| ワサビ | |
| 醤油またはポン酢 | 
作り方
- 伊予柑のふたになる部分を切ります。
 - 下の部分から実を取り出して、器を作っておきます。絞った汁は黒豆の寒天ゼリーに使ったり、アボカドにかけてください。
 - アボカドは皮を剥き種を取り縦半分に切り、それを横半分に切って、また3つくらいに切って伊予柑の絞り汁を酸化しないためふりかけておきます。
 - 伊予柑の器のふちにローストビーフを並べ、真ん中にアボカドを入れます。
 - 上ワサビをのせます。醤油またはポン酢にワサビを入れて召し上がってください。
 
黒オリーブはたまたまあったので飾りに添えてみました。







