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インターネット公開文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「移り行く年月は早~い」「シークワーサー」

 もう12月なんですね。まだこの間お正月だと思ったのに・・月日の経つのは早いですね。
今年は能登半島の地震に始まり、闇バイトで終わる一年なんでしょうか?
日本では総理大臣が石破さんに変わり、アメリカではトランプさんが次期大統領になります。来年はどんな一年になるのでしょうね。
明るいニュースといえば、オリンピックでいくつか金メダル取ったこと、なんといっても大谷選手の50-50ですね。今年の流行語大賞になるかもしれませんね。3回目のMVP受賞もおめでとうございます。
いいニュースはうれしいですね。私はこの12月に3回目になります宮古島に行ってきます。1月号でまたお話しましょう。
ここのところ色々なご馳走をいただきました。
薬膳の中華をいただきました。


前菜 ワンタンの皮にタコが
肉巻き 鰹


ナツメの入ったスープ


薬膳春巻


メイン
野菜やエビなどの中華風炒め


長芋のお粥    茶わん蒸し


デザート
杏仁豆腐

初めてでしたが美味しかったです。また行きたい杏ZUさんでした。
つづいて又中華「桃花林」へ

簡単なランチです。
こだわりなく、さらりといただける飽きない中華でした。何年ぶりかな~

久しぶりといえば飯田のアンジャーネさんです。


鯛のカルパッチョ


スープ


サラダ


ピッツァ


パスタ

やっぱり飯田に行ったらアンジャーネさんです。スープ サラダでお腹いっぱいでも食べてしまう美味しさです。
最後は母の23回忌の時のお料理です。昔からよく存じ上げている「大和屋」さんです。


柿のなかに長芋 イクラ 銀杏
柿の皮がくるくると剥いてあり
器ごといただけました。


鱧の上に白子


お造り 鯛 鮪 鮑


焼き魚 鯛


金目鯛のしゃぶしゃぶ
最初はお刺身で


床の間の花


ふぐの揚物


銀杏ご飯


デザート 栗粉のあんかけ

 最近写真を撮るだけでメモするのを忘れてしまいます。(食べるのに忙しい?!)のでご想像で・・・・・

今回は沖縄で栽培されているシークワーサーについて勉強しましょう。
「シークワーサー」標準和名はヒラミレモン(平実レモン)

【分類】
ミカン科 ミカン属
沖縄から台湾にかけて自生しているミカン科の果物です。

【原産地】
沖縄から台湾

【美味しい時期】
沖縄では8月後半~9月にかけ青切りシークワーサーが収穫され出回ります。収穫時期によって用途が変わり、8月9月の青切り物は「酢の物」10月から12月中旬までは「原液ジュース用」12月下旬から2月までは黄色く熟したものが「生食用」で出荷され出回るといわれています。

【特徴】
シークワーサーは種子繁殖が主に行われてきたため変異種が多くみられます。産地によって様々な名称がつけられたりすることもありその数は100種類以上ともいわれています。
果実の大きさは3~4cmほどでカボスほどです。温州みかんのような扁平な形をしています。通常は青切りと呼ばれ未熟な青い状態の物が収穫され、これはレモンのような爽やかな酸味があり、ジュースや料理の酸味付けなどに使われています。
完熟したものは果皮が黄色くなり、糖度も上がり甘酸っぱいものとなります。
皮は比較的薄く、通常は中に種が沢山はいっています。種なしの品種もあるといわれています。

【主な産地】
沖縄県(大宜味村 名護市 本部町)
鹿児島県 わずかに和歌山県

【栄養/機能性】
フラボノイドの一種のノビレチンが多く含まれて血糖値の上昇や高血圧を抑える効果が発見されています。さらにがん抑制効果が期待されています。これらは皮に多く含まれているので、絞る時に皮も一緒にギューと強く絞るようにすると、果汁と一緒に取ることが出来るでしょう。
脂肪燃焼や肝機能強化はいろいろな研究所でも検証されているようです。

【選び方】
収穫時期によって酸味や甘味のバランスが違うので、用途によって使い分けましょう。
刺身や料理の酸味付けには青いものを、生のままミカンのように食べるなら十分に黄色く熟したものを選びましょう。

【保存方法】
湿気の少ない涼しい場所なら2週間ほど保存できます。
夏場など暑い場合は乾燥しないよう袋などに入れ冷蔵庫で保存しましょう。
冷凍保存
長期保存する場合は果実を丸ごと保存袋などに入れて冷凍しましょう。半年ほど保存できます。使う時は自然解凍しましょう。
果汁を絞り製氷皿に流し凍らせたものを保存袋などに入れて冷凍保存することも出来ます。

【美味しい食べ方】
【用途/調理】

  • 青切りの酸味が強いものは沖縄では、刺身や焼き魚にかけたり、酢の物にしたり、醤油と合わせてお鍋のポン酢の代わりに使ったりします。スダチやカボスと同じような使い方をします。
  • 十分に黄色く完熟したものは、生で食べても美味しいですが、種が多いので食べにくいかもしれません。
  • 絞った果汁はジュースや焼酎、ウイスキーなどのお酒で割っても美味しいですよ。

参考資料
旬の食材百科「果物」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/Shikwasa.htm

思いついてアヒージョを作ってみました。家にある材料で簡単に作れます。

「アヒージョ」

材料  2人分

タコ 2本
ウインナーソーセージ 4本
エリンギ 1本
ナス 1個
トマト 1個
タマネギ 1個
ニンニク 1片
鷹の爪 1本
オリーブオイル
塩 コショウ
ローズマリー 2枝
   
   

作り方

  1. タコはぶつ切りにします。ウインナーソーセージはそのまま。エリンギは縦半分に切り、軸の部分はななめに半分に切ります。傘の部分は3つくらいに切ります。
    ナスはヘタを取りピーラで皮をところどころ剥き縦に3つくらいに切ります。
    トマトは半分に切りそれを4切れにします。たまねぎは大きめの櫛型に切ります。
    ニンニクは薄切り、鷹の爪は種を出して半分に切っておきます。
  2. 深めのフライパンに3~4cmほどオリーブオイルをいれて、ニンニク、鷹の爪を入れ弱火で焦がさないようにいれて、香りが出たらあとの材料を入れ中火にかけます。オリーブオイルが足りないようでしたら足してください。ローズマリーを入れ具が煮えたら塩とコショウで味を調え出来上がりです。

そのまま食卓に出しても、お皿に盛ってもいいですね。
フランスパンを用意して汁のオリーブオイルを漬けていただくと美味しいですよ。

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