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インターネット公開文化講座

文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「乗っちゃいました」「ヨモギ」

 ピ~ポ~ピ~ポ~深夜に鳴り響く救急車の音、あ~迎えに来たのだ・・・・・
ご近所に迷惑をおかけするな。と思う間もなく救急車の人が我が家にやって来ました。
何とか歩けたので玄関まで支えられて行くことができました。担架に乗せられると、もういけません。クルクル目が回ります。実は目まいがしたので救急車をお願いしたのです。すぐ近くの市大病院に運ばれました。その先はどうやってどのように行ったか、定かでありませんが、CTを撮りますよ、心電図を撮りますよ、血液検査しますよ、との声は聞こえるものの、目が回りそれどころではありませんでした。
結果すべてクリアー。異常なしとのこと、たぶん耳でしょうということになり耳鼻科の診察が始まるまでここで休んでいらっしゃいと、目まいを止める点滴を打ってもらい、朝の8時半まで休んでいました。受付が始まり、まず問診、検査、最後に先生の診察、異常がないので、お薬と、目まいがした時のお薬をいただいて、一件落着。
歩いて帰りました。(歩いて10分ほどの距離)何事もなくて一安心いたしましたが、一人暮らしは何かと不安があります。最近、夜になると目まいがするのではないかと恐怖です。幸い深夜のため、ご近所の方はどなたも気づかれなかったのでやれやれ、私事ですが1か月のうちにこんな経験をいたしました。

そんなわけであまり出かけることもなく静かに暮らしていましたので、お花見もできず、美味しいものも食べに行けずさみしい1か月でした。
そんな中、5月のお節句を出して飾りました。

 私の夕飯の一部でした。
今月はヨモギにスポットを当てることに

「ヨモギ」 日本のハーブともいわれています。お灸のもぐさと知られているのは有名ですね。
漢方では「艾葉(ガイヨウ)」と呼ばれ、食べる、飲む、浸ける、香りをかぐ、もぐさにするなど、万能薬として珍重されてきました。
【分類】 キク科 ヨモギ属
【原産地】 イスラエル 北アフリカ
【美味しい時期】 3~5月
日本全国に自生しています。
【栄養/機能性】
  • 不溶性の食物繊維が豊富に含まれ、ほうれん草の3倍ともいわれています。便秘の解消や痔の予防、ダイエットの効果もあるといわれています。また有害な物質を吸着し体外に排出する働きもあるといわれています。
  • クロロフィルが含まれ体内でヘモグロビンの生成を助けて造血作用を促進したり、貧血の予防や改善に作用するといわれています。コレストロール値を下げ、血中脂質の正常化に作用するともいわれています。
  • βーカロテンも含まれ抗発ガン作用や免疫賦活作用があるほか、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
  • ビタミンKも含まれ血液の凝固に関わる成分の合成を促す働きがあるといわれています。
    ヨモギは製薬として止血薬として用いられてきました。
  • ヨモギには爽やかな若草の香り、アロマ効果が期待でき、香り成分はユーカリプトールとも呼ばれるシネオールなどで、口臭を抑えたり、リラックスさせてくれる働きがあるといわれていますが、白血病細胞を殺す作用や副鼻こうえんの治療に効果があるといわれています。
    その他、お灸に用いられたり漢方の生薬として止血作用、月経調整作用、経路を温める作用、鎮痛作用や咳、喘息の去痰作用などが有効といわれています。
  • ヨモギには爽やかな若草の香り、アロマ効果が期待でき、香り成分はユーカリプトールとも呼ばれるシネオールなどで、口臭を抑えたり、リラックスさせてくれる働きがあるといわれていますが、白血病細胞を殺す作用や副鼻こうえんの治療に効果があるといわれています。
    その他、お灸に用いられたリ漢方の生薬として止血作用、月経調整作用、経路を温める作用、鎮痛作用や咳、喘息の去痰作用などが有効といわれています。
【選び方】
  • 食べるのは今年になって、新しく出てきた新芽の部分で、先から15cm~20cm位の部分で、指先で軽くつまんで切れるものを選びましょう。
    固いものは避けましょう。
  • 葉の色がみずみずしい黄緑色の部分だけ使いましょう。赤くなってきている部分は取り除きましょう。
【保存方法】

摘んできたリ、買ってきたら、さっと水で洗い、ごみなどを落としてよく水を切り、乾燥しないようにポリ袋などに入れ、冷蔵庫で保存しましょう。(2日間位で使いましょう)

冷凍保存
  • 一度下茹でしてから密閉袋にいれ空気を抜いて冷凍しましょう。使うときは自然解凍で使いましょう。(お浸しや和え物、汁ものなど)
  • 下茹でしたものをミキサーにかけ、ペースト状にしてから冷凍することも可能です。(ヨモギ餅やソース、スープなど)
冷凍保存
  • 一度下茹でしてから密閉袋にいれ空気を抜いて冷凍しましょう。使うときは自然解凍で使いましょう。(お浸しや和え物、汁ものなど)
  • 下茹でしたものをミキサーにかけ、ペースト状にしてから冷凍することも可能です。(ヨモギ餅やソース、スープなど)
【美味しい食べ方】
  • 独特の香りが強いので、料理に多くいれないように、また、繊維質も多いので固い部分は取り除きましょう。
  • 下茹ではアクを抜くため、沸騰している湯に塩と重曹を加え2分程度茹で、茹で上げたらすぐに冷水に20分ほどさらしましょう。春の新芽だけの場合はほとんどアクがないので重曹はなくて大丈夫です。栄養素を余すとこなく摂りたい方も重曹は入れないで、茹で上がりもさっと冷水にさらしてすぐ絞るとよいでしょう。

参考資料 
「旬の食材百科」 花図鑑野菜 草土出版
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/yomogi2.htm

今回は春の香り、ヨモギを使ったスープにトライしました。
実はスーパーにヨモギを売っていなかったので、近い味と思い春菊で作ってみました。
お隣に話したら、うちにあるからと言っていただき、いただくことに。
3階のベランダで育ったヨモギなのできれいで柔らかく美味しかったです。
春菊は香り・えぐみもあり、まさに春のスープです。これが癖になる方もいるかもしれません。
ヨモギは優しいお味でした。

「春のスープ」

材料  2~3人分

ヨモギ又は春菊 70g(ヨモギの場合は選び方を参考に葉の部分)
(春菊は軸の先の部分は落とします)
タマネギ 50g
バター 10g
冷ご飯 40g
スープストック 2カップ(お湯に固形スープの素1個)
生クリーム 1/4カップ(50cc)
塩 コショウ
クラッカー

作り方

  1. タマネギは短い千切りにします。
  2. ヨモギ、春菊はざく切りにします。
  3. 冷ご飯はチンします。(冷めていないものはそのまま使います)
  4. フライパンにバターを溶かし、1のタマネギが透き通るくらいに炒めます。
  5. ヨモギまたは春菊を入れさっと炒め、スープストックと3のご飯を入れさっと煮ます。(長く煮ると色が悪くなります)
  6. 5をミキサーにかけ、ざるでこします。
  7. 鍋に移して火にかけ塩コショウで味付けします。(スープに塩が効いているので必ず味見をしてください)
  8. 火を止めて生クリームを入れ、お皿に注ぎクラッカーを散らします。


ヨモギのスープ


春菊のスープ

見た目はほとんど変わりありません。
ぜひお試しを!!

ヨモギのスープをベースに筍、菜花ハムを加えパスタを作ってみました。
春らしく、美味しかったで~す。

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