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インターネット公開文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「寒い冬」「山東菜」

みなさま、お正月のお疲れは出ていませんか?
お忙しかった方、また寝正月の方もいらっしゃったかと思いますが・・・・・私は普段と変わらずあっという間に一週間が過ぎてしまい、7日には七草粥を作り、10日には鏡開きのおぜんざいを作りました。
本当は鏡開きは11日ですよね。我が家では毎年10日なのです。なぜかといいますと、おじい様の命日だからだそうです。
そして15日は小豆粥をいただきました。その時も七草粥の時もそうですが、お砂糖をかけていただきます。
友人に話すと皆ひいてしまいますが、美味しいですよ。
お砂糖をかけていただいた方もいるかと思いますが・・・・・やったことのない方ぜひ来年はかけてみてください。一味変わると思います。鬼が笑いますかね・・・・・・。

2月といえば一年のうち一番寒い季節といわれています。
年末からインフルエンザが流行して学級閉鎖の学校も多々あったと思います。これからますます多くなることと思いますので、皆さまもお気を付けいただくとともに、しっかり予防してください。手洗い、うがいをお忘れなく!!

節分には恵方巻を召し上がりましたか。
そもそも節分とは厄や災難をお祓いするために「鬼は外!福は内!」と言って豆まきをしたりするようですね。我が家でも豆まきをして、恵方巻を食べ、それに我が家では12月31日に食べる年越しの料理と同じものをいただきます。以前にもお話ししたかと思いますが...節分も年越しですものね。というのも春の訪れである立春は1年の始まりでもあるからです。

新年にお友達と近くの和食屋さんに行ってきました。
あまりにちまちまと沢山出てお腹がいっぱい。その時の写真です。
肝心のお肉を撮り忘れました。お腹がいっぱいになってからお肉が出るとはちょっと困りましたね・・・・・・。

今回は山東菜についてお知らせいたします。

『山東菜』 サラダでも食べられますよ。
【分類】 アブラナ科 アブラナ属
白菜の一種で、半結球タイプ
【原産地】 中国の山東省
【美味しい時期】 通年栽培されていますが、若摘み物は春。
冬に種をまき、春に収穫します。漬物用に大きくなってから収穫されるものは12月の漬けときに合わせて収穫されるので、12月が旬。
【栄養/機能性】
  • 白菜より多くの栄養成分を含んでいます。
    生のままでも食べられるので山東菜の持つ栄養素を余すことなく食べることができるといわれています。
  • 葉の部分が多く、βカロテンを多く含んでいるので、抗発がん作用や免疫賦活作用があるといわれています。
    その他、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視力維持、粘膜や皮膚の健康維持、そして、喉や肺などの呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。
  • 妊娠前後の女性にとっては胎児の成長に必要とされている葉酸も豊富に含まれていますので、普段の必要量の約1.7倍摂取する必要があるといわれています。
【選び方】
  • 葉が柔らかく傷みやすいので、葉先まで緑色が鮮やかで、シャキッとみずみずしいものを選びましょう。
  • 葉に厚みのあるタイプのものと、サラダにも使えるような柔らかくなるように育てられたものがあるので、用途によって選びましょう。
【保存方法】 濡れた新聞紙に包み、ポリ袋などに入れ冷蔵庫の野菜室に立てて保存しましょう。
【用途/調理】 一般に流通しているものは、葉も柔らかく、癖もほとんどないので、小松菜やほうれん草などと同じように、さっと茹でてお浸しや、和え物に使いましょう。
茹でるとき塩は入れなくても大丈夫です。

寒いこの冬、生姜の仲間「ミョウガ」の風味が効いたご飯で身体を温めてみませんか。

『ミョウガご飯』

材料   2~3人分

2カップ
2.3カップ
大さじ1
ミョウガ 3本
梅干し 2個
大葉 10枚
切りごま 大さじ2

作り方

  1. 米は研いでザルにあげてしばらくおきます。
  2. 梅干しはタネを出してちぎっておきます。
  3. ミョウガは汚れているところを取り、縦半分に切りってからそれを斜め細切りにします。
  4. 大葉は千切りにして水でさらし、水切りしておきます。
  5. 切りごまを量っておきなす。(切りごまがなければ、煎りごまを包丁で細かく刻んでひと手間加えましょう。切りごまは、煎りごまよりも香りが良いので食も進みますよ。)
  6. 上記のうち、下準備した梅干しのみを米と水にたしてご飯を炊きます。
  7. 炊き上がったご飯に下準備しておいたミョウガ、切りごまを入れて混ぜます。
  8. ご飯を器に盛って、最後に大葉を飾ります。(大葉は色が変わりやすいので器に盛ってから飾りましょう。)


ミョウガご飯 茶わん蒸し 白和えです


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