文化講座
「鯛や平⽬の舞い踊り」「バターナッツスクワッシュ」
やっと秋らしくなってまいりましたね。と、⾔うより冬です。寒くなりましたと⾔った⽅がよさそうですね。私は⽑布や厚いお布団を出して⽤意万端です。扇⾵機など夏⽤は⽚付け、電気カーペット、ストーブなど冬にむかって⽤意しています。
暑い夏も嫌いですが、冬は特に嫌いです。寒いのはいやです。今年はそんな丁度良い季節がどこかにいってしまいました。皆さまコロナはもとよりインフルエンザに気をつけてください。私も気をつけます。予防注射今⽉打ちます。
澄んだ朝、朝⽇がきれいです。5時半ごろです。
先⽇⾼蔵寺の隠家に⼀年ぶりに⾏ってきました。
その時のお料理です。
ガーリック
松茸のホイル焼き
イチジクの⽣ハムまき
アワビステーキ肝ソース
キスのエスカベージュ
グラタン
(エビ、ズワイガニ、
ワタリガニ、ホタテ)
お⽶のスープ
ステーキ
デザート プリン アイスクリーム シャインマスカット
松茸 アワビ エビ 2種類の蟹 ホタテにステーキ
盆と正⽉いっぺんに来たようなご馳⾛でした。お腹がパンパン苦しいよ〜
お隣の穂紫蘇を収穫いたしました。
穂紫蘇の佃煮作りました。
飯⽥に⾏った時バターナッツスクワッシュがありました。今回はこのバターナッツスクワッシュについて勉強したいと思います。
「バターナッツスクワッシュ」
1940年代に「グースネック・スクワッシュ」と「ハバード・スクワッシュ」の交配から育成されたとされ、今ではアメリカでポピュラーなカボチャの⼀つとなっています。近年、⽇本でも⼈気が⾼まっています。
海外から⼊ってきた品種ですが⻄洋カボチャの仲間ではなく、植物分類上は⽇本カボチャと同じ仲間になるそうです。
【分類】
ウリ科 カボチャ属
【原産地】
南アメリカ⼤陸
【特徴】
果実は、⼤きさ500g程から1kgほどで、果形は縦⻑のヒョウタン形です。
果⽪は⻩褐⾊から肌⾊でツヤがありつるつるしています。中の果⾁は濃いオレンジ⾊で⾁質は粘質です。下の膨らんだ部分に種が⼊っています。
下の膨らんだ種の周りの果⾁に⽐べると上の部分は少し⽔っぽく感じるようです。
⾷味はナッツのような⾵味とねっとりとした果⾁にあります。繊維質が少なく、ポタージュにするととても滑らかに仕上がります。
【美味しい時期】
8⽉前後に収穫して2、3か⽉貯蔵したもの。
【栄養/機能性】【選び⽅】【保存⽅法】
⼀般のカボチャとして記載させていただきます。
【栄養/機能性】
緑⻩⾊野菜です。
- β−カロテンを含んでいますので、抗発がん作⽤や免疫賦活作⽤に効果がある他、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や、視⼒維持、粘膜や⽪膚の健康維持、そして、喉や肺など呼吸器系統を守る働きがあるといわれています。アンチエイジング効果があるといわれています。
- カリウムを多く含みナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、⾼⾎圧に効果があり。また、⻑時間の運動による筋⾁の痙攣などを防ぐ働きもあるといわれています。
- ⾷物繊維も豊富にふくまれ、特に⽔溶性の他不溶性⾷物繊維が多く、便秘の改善に効果的といわれています。
【選び⽅】
- 鮮度が良い物が美味しいという訳ではありません。しっかりと熟成され、でんぷんが分解されて糖分に変わり、ホクホクとした⾷感と⽢みを感じられるようになったものを選びましょう。
- ⽪の表⾯に艶があるもの、⾊むらのオレンジ⾊が濃い物を選びましょう。その部分は⽇焼けせず、中の果⾁の⾊と同じだといわれています。
- 軸が太く、切り⼝がよく乾燥してコルク状になっている物、そして軸の周りがへこんでいるものを選びましょう。
- 綺麗に左右対称に丸くなっているものを選びましょう。形がいびつな物は受粉不良の物なので避けましょう。
- ⼿に持った時にずっしりと重みを感じるもの、⽪が固く⽖を⽴ててもへこまないようなものを選びましょう。
- カットされている物は、果⾁の⾊が濃いオレンジ⾊をしていて、⾁厚な物、また、種がしっかりと熟して膨らんでいるものを選びましょう。種がペッタンコのものは未熟なうちに収穫された物で、⽢味やホクホク感が⾜りないので避けましょう。
⽇本かぼちゃの場合も⻄洋カボチャとほぼ選ぶポイントは同じです。違うのは、⽪の表⾯で、⻄洋カボチャの場合は艶つやの良い物に対して、⽇本かぼちゃの場合は⽩く粉を吹いた状態の物を選ぶといいでしょう。
【保存⽅法】
まるごと置いておく場合は⾮常に保存性が⾼いので、なるべく涼しい⾵通しの良いところに置いておくだけで2カ⽉くらいは⼤丈夫です。
カットした物は、中のワタの部分から傷み始めるので、ピッタリと包んで冷蔵庫に⼊れておきましょう。1週間ほどは⼤丈夫です。
冷凍保存
種とワタを取り除き、煮物⽤なら⾯取りまで、味噌汁やポタージュなど汁物⽤などであれば適度な厚さにスライスしてからバットなどに並べ冷凍します。凍ってから保存袋などに移して冷凍しておきましょう。
使う時は、解凍せず凍ったまま調理します。解凍してしまうと⽔分が流れ出してしまい、煮崩れもしやすくなります。
煮物の場合は、⽔からではなく、沸騰してから⼊れます。これは、冷凍する事によってカボチャの組織が既に崩れてしまっているので、煮崩れを防ぎ、かぼちゃから⽔分が出てしまってべチャッとした仕上がりにならないようにするためです。
【⽤途/調理】
- カボチャは⽔分量が少なくデンプン質が多いので、電⼦レンジを使った加熱に向いた⾷材です。炒め物や焼き⾁などの場合、カボチャは焦げやすいので、あらかじめ電⼦レンジで⽕を通しておく事で、短時間にさっと炒めたり焼いたりして美味しく⾷べられます。
- かぼちゃは⽣のままだと⾮常に硬くて、包丁の刃も折れそうです。切る前に、電⼦レンジに2分くらいかけるととても切りやすくなります。ただし、加熱調理に関して、サツマイモと同様、じっくりと時間をかけて焼き上げた⽅が⽢く仕上がります。少し厚めにスライスし、160〜170度程のオーブンで15〜20分焼き上げるとしっとりとしていながらホクホクした焼きいものような⾷感で、とても⽢く焼きあがります。電⼦レンジではここまでこの味と⾷感になりません。
- ⽇本かぼちゃと⻄洋カボチャでは⾁質、味わいなど性質がかなり異なるので、料理によって使い分けたほうがよいでしょう。⿊⽪栗かぼちゃなど⼀般的な⻄洋カボチャは加熱調理することでホクホクした⾷感に仕上がりやすく、⽇本かぼちゃはねっとりとした⾷感になりやすい。⽇本カボチャは粘質で煮ても崩れにくい⾁質を活かし、煮物にすると美味しいです。
煮物 てんぷら 焼き物 ポタージュやソテーフライなど。
参考資料 旬の⾷材百科
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/Butternut.htm
バターナッツスクワッシュのスープ
材料 4⼈分
バターナッツスクワッシュ | 500g |
タマネギ | 100g |
バター | 15g |
水 | 2カップ |
スープの素 | 1個 |
牛乳 | 1カップ |
塩 | 小さじ1/2 |
コショウ | |
生クリーム | 1/4カップ |
作り方
- バターナッツスクワッシュは2cmくらいの薄切にします。
- タマネギは短い線切にします。
- 鍋かフライパンにバターを⼊れ、⽟ねぎが少ししんなりするくらいに炒めます。
- その中にバターナッツスクワッシュをいれ、少し炒めます。
- ⽔とスープの素を⼊れ中⽕でバターナッツスクワッシュが柔らかくなるまで煮ます。
- あら熱を取り、ミキサーにかけ、鍋にいれます。ミキサーの最後に⽜乳を少し⼊れ回してゆすいでおきましょう。
- 鍋に⼊れたものを再び⽕にかけ、塩と胡椒で味付けします。
スープの素から塩気が出ますので、塩は最初から⼩匙1/2⼊れないでください。 - 味が良ければ、⽣クリームを⼊れて⽕を⽌めます。
- 出来上がったらスープ⽫に注ぎます。
⽣クリームがなくても、⼗分美味しいのでなくてもいいですよ。