文化講座
「初釜」「ニラ」
お正月もあっという間に過ぎ節分の季節になりました。
一年で一番寒いと言われる2月、インフルエンザも流行っていますが皆さまはいかがでしょうか。お元気で新年をお過ごしになったことと思います。私は何度も風邪をひきました。寝込むことはなかったものの、暮れから新年にかけて忙しかったせいか休養できず、結果長引いてしまいました。なぜ忙しいかと言えば毎年のことながら、卵焼き、伊達巻に振り回されているからです。好きでやっているので何とも言えませんが・・・・・・
何と今回は両方で120本焼きました。まだこれから10本ぐらいは焼かなければなりませんが・・・・・卵は何と750個。お商売? いいえ趣味で~す。
来年はたぶんやめるでしょうね。とは言え・・・・・!?
お正月も松もとれ、少し落ち着いた頃、愛知県蟹江町にある松秀寺さまの初釜にご招待されました。
以前にもお話ししたように住職は私の幼馴染で、奥様がお煎茶(売茶流)の先生です。
そんなことで姉とお邪魔いたしました。
そして玉露席に。お昼になりお点心をいただくことに
最後に中国茶をいただくことに・・・・今回私が一番楽しみ、興味を持ったのが中国茶でした。茶葉は三つあり一つは全然発酵していない緑茶、そして半分発酵している紅茶、最後に発酵しているウーロン茶です。
それぞれお点前が違い初めての経験でした。
ウーロン茶のお点前は皆さま時々何かでご覧になったと思いますが、お茶の入った急須に上から熱湯をかけます。
一年に一度経験することがあるかどうかのお茶会でしたが、大変楽しいお正月らしい一日でした。
暮れも押し詰まった26日に私の大好きなお料理屋さん「梶川」さんへ行くことができました。その時の写真です。やっぱりとっても美味しかったです。梶川さんは裏切りません。
お口取りで、食べられないイカの塩辛食べました。それだけ新鮮と言うことですね。
この2品は早速家で試しました。お味はほどほど・・・・・!!
さて今回はニラにスポットをあてたいと思います。
『ニラ』 | 「古事記」や「万葉集」にも出てくるほど古くから知られていた野菜 | |
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【分類】 | ユリ科 ネギ属 | |
【原産地】 | 東南アジア 中国南西部 | |
【美味しい時期】 | 1月~2月 特に出始めが美味しい |
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【種類】 | 葉ニラ 黄ニラ 花ニラ |
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【栄養/機能性】 |
※注 |
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【選び方】 |
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【保存の仕方】 |
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【用途/調理】 | 炒め物などは火が通りやすいので生のまま入れ、手早く仕上げましょう。
茹でる時は歯触りを残す程度に、沸騰した湯の中で1~2分ほど茹でましょう。香り成分が揮発性なので加熱すると、香りは弱まります。 ・炒めもの、鍋、煮物、雑炊など |
参考資料 旬の食材「春・夏の野菜」講談社
旬の食材百科
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/nira.htm
今回はお正月のご馳走の食べ過ぎで、胃が疲れ気味かと思います。そんな時に胃にやさしいニラ雑炊はいかがでしょうか!?
「ニラ雑炊」
材料 2人分
ニラ | 1/2把 |
だし汁 | 500cc |
酒 | 大さじ1 |
醤油 | 小さじ2 |
冷ご飯 | 150g |
卵 | 1個 |
作り方
- ニラは洗って1㎝ぐらいに切っておきます。
- 冷ご飯は洗ってぬめりを取っておきます。
- 鍋にだし汁をいれ酒と醤油で味付けします。沸騰したら火を中火にして1のニラをいれます。
- 3が一煮立ちしたら2のご飯をいれ、グラグラしたら火を弱くして卵をほぐして3回ぐらいに分けていれます。卵に8分目程火が通ったら火を止め出来上がりです。