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インターネット公開文化講座

文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「秋のご馳走」「キワノ」

今年は10月になっても暑い日が続きました。
やっと秋らしくなってきましたが皆様方体調はいかがですか?私は白内障の手術も無事終え健やかに過ごしております。目はよく見え一番気が付いたのは鏡を見た時自分の顔にびっくりさせられました。シミです。いやですね。それと家の埃、見えない方がよかったかな?!白いものがとても鮮明に見えるのはうれしいです。
眼鏡も作り替えました。入院は気分よく良いリフレッシュになりました。ちょうどお誕生日月でもあったのでいつもの梶川さんにお邪魔いたしました。いつものメンバー4人のうち3人が同じ誕生日月でよい会になりました。


長芋豆腐 白子 甘エビ とんぶり


アワビ 生ハム イチジク
クルミドレッシング


土瓶蒸し
鱧 海老 松茸 銀杏


秋刀魚寿司 ハマチ バス
戻りカツオ 剣先イカ


万願寺しし唐の
冷製スープウニ添え


茶わん蒸し
のどくろ ゆり根 椎茸


サーモン イクラの親子炊き込みご飯


巨峰のジュレ シャインマスカット
梨 バニラアイス

初松茸もいただき美味しかったです。いつもご馳走様です。

一言
いつも色ご飯なのがいまいち、〆は白ご飯がいいなぁ、私の独り言。大将聞こえたかな~

続いてこれもいつもの八百津の「いこい」さんに
びっくりしました、町が人人人こんな光景は今まで見たことがありません。
なぜって、そうなんです。松茸と栗です。最初にお目当ての栗きんとんを買うつもりでお店の前までいきました。行列ができていました。あきらめて先に「いこい」さんに行くことにしました。ところがどうでしょ、ここでも車は一杯お部屋も一杯、予約してあったので入ることはできました。皆さん松茸がお目当てと思います。私たちは大将お任せ、松茸も入れてね、の予約でした。おかみさん曰く11月15日まで予約で満席だそうです。ではご覧ください。その時の写真です。


お出迎えの花


柿の器に麹につけた柿
ナッツに黒コショウ
スダチをかけて味変


栗饅頭のあんかけ
カニの身 エノキ
赤い柚子胡椒が天に


鮪 戻りかつお 平目


鮎の塩焼き 茹で落花生


茶わん蒸し
松茸 鶏肉 鱧 ムカゴ


魚はめひかり 舞茸 サツマイモ


土瓶蒸し
松茸 銀杏 ?


松茸ご飯
土瓶蒸しの出汁で出汁茶漬け


わらび餅 抹茶 シャインマスカット

名古屋から1時間30分ほどかかりますが行く価値はあります。
美味しかった。ご馳走様でした。

今回はあまり聞いたことのないフルーツ、キワノについて勉強したいと思います。

「キワノ/ツノニガウリ(角苦瓜)」
キワノという名称は流通する各国で常用されている状態のようです。日本での標準和名は「ツノニガウリ」です。
一般的なニガウリ(ゴーヤ)はツルレイシ属で別の分類になります。
英語圏では角メロン アフリカ角キュウリ ゼリーメロンなどと呼ばれています。

【分類】
ウリ科 キュウリ属  メロンと同じ仲間です

【原産地】
アフリカといわれていますがはっきりしたことはわかっていないようです。

【主な主産地】
オーストラリア ニュージーランド カリフォルニア チリ
国内でも各地で栽培され、直売所などで販売されている。
見つけたら食べてみましょう。

【特徴】
見た目がとても特徴的な果物で、大きさは直径5~7cm、縦10~15cmの縦長な形で表面は沢山角状の突起があります。表皮の色は未熟なうちは緑色ですが、熟すにつれ薄い黄色から濃い橙色になります。
多くは輪切にした時の断面は円形の物から丸みを帯びた三角です。
中は蜂の巣状に区切られ、それぞれの中に種を包むように半透明でうす緑色のゼリー状の果肉がつまっています。
食感としてはバジルシードを水にふやかした時のゼリー感と似ています。
香りは強くありませんが、わずかにウリを思わせる感じで、味は甘みはなく、わずかに酸味が感じられる程度です。
見た目のインパクトとは裏腹に味はすごくあっさりとした印象で、正直美味しいもまずいもない感じがするといわれています。
キワノの特徴はその外観と、食べた時のツルッとした食感にあります。

【美味しい時期】
通年安定して入荷されており、特に旬はないといわれています。
国内で栽培する場合はキュウリと同じなので収穫できるのは8月~10月となり、その後追熟を経て食べ頃になるのは10月~11月頃になります。

【栄養/機能性】
マグネシウムを豊富に含みカルシウムと共に骨や歯の元となる他、神経の刺激伝達などに関わり、神経を安定させる働きがあるといわれています。

【選び方】
表面に張りがあり、全体にしっかりと色付いているものを選びましょう。

【保存方法】
室温で保存しましょう。
保存性が高いので、室内の冷暗所なら2週間以上保存できます。未熟なものであれば1か月以上もつでしょう。
表皮に緑色の部分が残っているようならば、まだ未熟なので追熟させる必要があります。
全体にオレンジ色になり、弾力が出たら食べましょう。

【美味しい食べ方】
縦に半割れにして中の緑色をしたゼリー状の果肉をスプーンなどですくって食べましょう。
味はとても頼りないと思いますので、その時は蜂蜜や砂糖をふりかけて召し上がるといいでしょう。
海外の多くの人は種も果肉と一緒に食べる人の方が多いようですが、好みで種を出してください。しかし、非常にめんどうですヨ。

【用途/調理】
果肉を取り出してヨーグルトに加える。
デザートの盛り付けにお皿に散らす。

参考資料
旬の食材百科「果物」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/kiwano.htm

お隣から茗荷をいただいたのでご飯にしました。

「ミョウガご飯」

材料  2~3人分

2カップ
2.3カップ
大さじ1
ミョウガ 3本
梅干し 2個
大葉 10枚
切りごま 大さじ2
   

作り方

  1. 米は研いでザルにあげてしばらくおきます。
  2. 梅干しはタネを出してちぎっておきます。
  3. ミョウガは汚れているところを取り、縦半分に切ってからそれを斜め細切りにします。
  4. 大葉はせん切りにして水でさらし水切りしておきます。
  5. 切りごまを量っておきます。(切りごまがなければ、いりごまを包丁で細かく刻んでひと手間くわえましょう。切りごまは、いりごまよりも香りが良いので食もすすみますよ)
  6. 上記のうち下準備した梅干しのみを米と水にたして、ご飯を炊きます。
  7. 炊き上がったご飯に下準備しておいたミョウガ、切りごまを入れて混ぜます。
  8. 器に盛って、最後に大葉を飾ります。(大葉は色が変わりやすいので器に盛ってから飾りましょう。)

  9. ミョウガご飯 冷たい茶わん蒸し 白和え

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