「気分はルンルン」「夏ミカン」

　春爛漫、ポカポカ陽気で、なんだかウキウキする今日この頃です。
コロナ禍の中、お花見もままならなかったと思います。私も同様です。
3月の初めに名古屋で一番早く咲くさくらの道を偶然通ることがありました。
事故があって迂回させられたのですが、私にとってはラッキー、お花見ができました。

緊急事態宣言が解除されましたので、飯田にドライブに出かけました。
まだ肌寒く、途中雨に降られました。

飯田に行ったらここのイタリアン。ピッツァ、パスタがとても美味しいです。
ボリューム満点、お野菜がいっぱい、名古屋ではこれほど沢山のサラダはついてこないと思います。
お値段もリーズナブルです。

今回は夏ミカンを頂きましたので取り上げることにいたしました。

『夏ミカン』	前年になった実を年を越して夏になっても収穫しないでおく、今年は今年の実がなり、同じ木に前年と今年の両方の実がついた状態になるといわれています。その様子から代々続くという意味から「夏代々」と名付けられたといわれています。「夏橙」ともいわれています。
【分類】	ミカン科　ミカン属
【原産地】	日本江戸時代に山口県の青海島で西本於長氏が海から流れ着いた柑橘の種を育てたのが最初といわれています。いまでも山口県萩市で多く栽培されています。
【美味しい時期】	4月～6月晩秋頃から黄色く色付き始めますが、その時点では酸味が強く食べられません。そのまま年を越し、翌春の4月になると酸味が落ち着き食べられるようになります。夏ミカンは暖かい気候を好みます。寒さに弱い性質があり、気温が低くなる地方では冬に木が耐えられず実を落としてしまうことがしばしばあります。そのような地方では年末から年明けにかけて収穫してしまいます。そして貯蔵することによって酸味を落ち着かせるようにしているといわれています。
【栄養/機能性】	ビタミンCを豊富に含み、同じく含まれているシネフィリンと共に風邪予防に効果があるといわれています。クエン酸も含んでいて、体内の酸性物質を減少させる効果や、疲労回復と血をきれいにする働きがあるといわれています。ジョウノウにはペクチンが多く含まれていて、整腸作用があり、便秘やお腹を壊しているときに効果があるといわれています。
【選び方】	美味しい夏ミカンを手に入れるには、こだわりを持って栽培されている生産者のものを買うことがいいでしょう。スーパーで買う場合は全体にむらなく濃い黄色に色付いていて、表面に傷や変色がなく張りのあるものを選びましょう。ヘタの部分が緑で茶色くなっていないものを選びましょう。手に持った時にずっしりと重みを感じるものを選びましょう（軽いものはス上がりといって中がスカスカになっていることがよくあるので避けましょう）。
【保存方法】	直射日光が当たらない涼しいところに保存しましょう。冷蔵庫は乾燥して皮がしぼんでしまうので避けましょう（入れる場合はしっかりと全体をラップなどで包み、冷やしすぎないように注意しないと低温障害を起こしてしまいますので気を付けましょう）。箱のまま保存する時は、できるだけ外気に触れないように、隙間を塞いで保存しましょう。長持ちしますよ。
【用途/調理】	皮もジョウノウも厚いので剥きにくいので、上と下をナイフで皮の部分をスライスするように切り落としてから剥くといいですよ。オレンジやグレープフルーツのように、ナイフで皮を剥き、くし形にフサを切ると食べやすいですよ。砂糖や、蜂蜜をかけて食べたり、蜂蜜漬けにして食べたり、実を外してサラダに、マーマレード、ピールなどに。