文化講座
「久々のごちそう三昧」「河内晩柑」
今回はお中元にいただいた河内晩柑についてです。
『河内晩柑』
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柑橘類の一種で美生柑、愛南ゴールド、宇和ゴールド、ハーブ柑、天草晩柑、ジューシーフルーツ、ジューシーオレンジ、灘オレンジ、夏分担などと呼ばれています。 |
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【分類】 | ミカン科 ミカン属 |
【原産地】 | 昭和10年に現在の熊本市西区河内町で発見された自生種で、文旦の血を引いているといわれています。 |
【名前の由来】 | 地名の「河内」からと年を越して春を過ぎた夏になって収穫を迎える一番遅い季節の収穫ということから「晩」の柑橘とされ「河内晩柑」と名付けられたといわれています。 |
【美味しい時期】 | 7月 8月 |
【栄養/機能性】
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【選び方】 |
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【保存方法】 |
風通しがよく涼しいところで保存しましょう。
気温が高い時には乾燥を防ぐためポリ袋などに入れて冷蔵庫で保存しましょう。 |
【美味しい食べ方】 | 外側の皮と小袋(じょうのう)を剥がしてから食べましょう。
果物に含まれる果糖は、温度が低い方が甘みを感じやすいという特徴があるので、冷やして食べると、より甘味を感じやすくなるといわれています。 |
【用途/調理】 | ゼリー ジュース マーマレードなど。 |
丸ごと一個河内晩柑寒天ゼリー
材料 2個分

河内晩柑 | 2個 |
粉寒天 | 4g |
水 | 1カップ |
砂糖 | 60g |
果汁 | 約1.5カップ |
作り方
- 河内晩柑の頭の部分を切っておきます。(蓋にするので)
- 下の部分から実を取り出して、しぼってジュースにしておきます。
- 果実にどれだけの量の水分が入るかあらかじめ計っておきましょう。
- しぼったジュースと水を足して3の分量になるようにします。河内晩柑の大きさによって分量が違いますので。レシピは目安です。
- お鍋に水1カップと粉寒天4gを入れ、まぜて中火にかけます。火が通ってから2分ほど火を弱めて煮ます。
- 砂糖を加えて溶けたら果汁を加えます。
- くり抜いた河内晩柑の中に6を流してかためます。
- 冷蔵庫で冷たくして召し上がってください。
