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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

★ 端午の節句 「バナナ」

元気が一番
5月といえば男の子のお節句
「端午の節句」です。
今年も我が家では大将と幟を飾りました。飾るのにも、しまうのにも半日がかりです。昨年も掲載させていただきましたが今年はより大きく写真を載せさせていただこうと思います。

実は我が家では恐ろしいことがありました。
昔からのお雛さまを飾るのに大変なので飾らずに、何年に1度だけ出していたのですが出す年に限って身内が亡くなったのです。
とうとう父はお道具屋さんに持っていってもらいました。その年父は他界しました。なんとも嘘のような本当の話です。ですから必ずお顔のあるものは年に一度、季節には出すようにしています。

さて、そもそも端午の節句は古来中国での邪気を払い健康を祈願する日。この日には、野に出て薬草を摘んだり、蓬でつくった人形を飾ったり、菖蒲酒を飲んだりする風習があったようです。
この風習が日本で独自の変化を遂げたのは鎌倉時代の頃で「菖蒲」が「尚武」と同じ読みであること、また菖蒲の葉が剣の形を連想させることなどから、端午は男の子の節句とされ、男の子の成長を祝い健康を祈るようになったといわれています。

ここで一言
   アヤメ・カキツバタはアヤメ科。 ショウブはサトイモ科の仲間なんです。
   皆さん知っていましたか?

現代では5月人形を飾り、前庭に鯉のぼりを立てるのが日本での典型的な祝い方のようです。
武家が旗指物や吹流しを飾ったのに対抗して、町家が鯉のぼりを揚げたとの説もあります。ちなみに柏餅を食べる習慣は日本独自のもの。柏は新芽が出るまで古い葉が落ちないことから「家系が絶えない」縁起物として広まっていったようです。

ところで5月を一言で表現するとしたら「爽やかさ」!!だと思われませんか・・・?
新緑、薫風、木々は緑鮮やかに。その合間をぬって泳ぐ鯉のぼり。
一年のうち一番気持ちがよくそして過ごしやすい月です。しかし一方で5月病もあり、木の芽時とも言われていますね。

五月の童謡といえば「鯉のぼり」と並んで「せいくらべ」がありますが
皆さんはこの童謡を知っていますか。

「せいくらべ」
作詞:海野厚
作曲:中山晋平

柱のきずはおととしの
五月五日の背くらべ
粽たべたべ兄さんが
計ってくれた背のたけ
きのうくらべらゃ何のこと
やっと羽織の紐のたけ
柱にもたれらゃすぐ見える
遠いお山も背くらべ
雲の上まで顔だして
てんでに背伸びしていても
雪の帽子をぬいでさえ

この中でせいくらべをしたのが何故一昨年なのか、去年ではないのか?
と皆さんの中にも疑問をもたれた方、いらっしゃいませんか?

実は私もいつもどうしてだろうかと疑問に思っていたのでネットで探してみました。すると多くの人が私と同様、疑問に思っておいでであることが分かりました。それによると、作詞者の海野厚さんの経歴が大きく関係していたようです。海野厚さんは静岡県のご出身で7人兄弟のご長男。旧制静岡中学卒業後、早稲田大学に入学するため、地元の静岡を離れ、一人で上京されています。
中略・・・・・・・・
実家に残した兄弟、特に17歳年下の弟が作詞者のとって可愛い存在であったようです。暫く帰っていない地元で暮らす可愛い弟。2年も帰省していないが、弟は大きくなっているだろうか。元気で暮らしているだろうか。そんな思いが童謡「せいくらべ」の歌詞にこめられているようです。

でも今ではこの童謡を知っている人のほうが少ないかもしれませんね。
子供の日が近づくとつい口ずさんでしまう詩・・・。そう考えると私もかなり古い人間なんでしょうか?

さてさて、またもや名古屋に新しい商業施設ができました。4月末のオープンでした。そこにも大型スーパーが入り、試食販売のお手伝いすることになりました。
ここで今回非常に気になったことがあります。
ゴミ分別への意識です。
皆さんきちんと出来ますか・・・?
こちらでは不燃、可燃ごとにそれぞれキャラクターを付け、分かりやすくしました。
子供達は喜んできちんと捨ててくれました。
しかしルールを知っているはずの大人が結構できていなかったのが印象に残りました。そのまま分別せず、ぽいっと捨てたり、分別をしていただくようご注意申し上げても、「あ、そうか」で終わってしまったり・・・・。なんとも後味が悪いものです。次世代のためにも私たち大人が積極的に関心を持ち、心がけていきたい分野だとしみじみ思いました。


今回はダイエット番組で取り上げられ、一躍有名になったバナナにご登場願います。

★『バナナ』★ すばやくエネルギー源となるため、スポーツ選手にも人気
【分類】 バショウ科の多年草
【原産地】 マレーシア半島を中心とした東南アジア
【美味しい時期】 1年中。産地によって異なります。
台湾3~7月(主力は3~5月)
フィリピン エクアドル 南米は周年
【栄養性 機能性】 理想的なエネルギー源(消化しやすい炭水化物が速やかに脳にエネルギーを送ります。)
カリウムを含むので高血圧を予防するといわれています
食物繊維が便秘の解消や大腸ガンのリスクを減らし、血液中のコレステロールを下げる働きをするといわれています。
【種類】 産地によって様々な品種があります。最近では有機栽培のものも手に入りやすくなっています。
生食用バナナ
ジャイアントキャベンディシュ(日本では最もポピュラー)
鮮やかな黄色の表皮とクリーム色の果肉が美しく、日もちに優れた品種。
北蕉
台湾バナナの主力品種。台湾バナナは味が濃厚で果肉が緻密なのが特徴。
この品種の変種である仙人蕉という品種もポピュラー。
モンキーバナナ
セニョリータともいわれる7~9センチ太さ2.5センチ程度の小柄なバナナ。
味は甘く、柔らかい果肉でデザート用として人気の高い品種。
モラード
色が赤みかかった橙色なのが特徴で別名「レッドバナナ」ともいわれています。果肉は黄白色で甘みが強く香りも強めです。
料理用バナナ
サバ(カルタバ)
太短く、角がありフィリピンで最も多い料理用バナナ
ツンドク
超大型で長さ40センチ以上のものもある。ボーンバナナとも呼ばれ、牛の角に似ている。
リンキッド
果指がくっつき房が扇形
【見分け方】 大ぶりの房でつけ根がしっかりと張っているもの
全体に黄色が回って青みが残っていないもの
あたったことによる黒ずんだいたみやキズ、へこみのあるものは避けましょう
【食べ頃】 まだ青みのあるものは追熟が足りません。全体に黄色が回るまで室温で待ちます。さらに待つと、皮に茶色のソバカスのような斑点があらわれます。これをシュガースポットといって、食べ頃のサインです。   
バナナのカラーチャートでわかる食べ頃

 輸入された時 →熟成過程→           夏場の出荷 冬場の出荷 →食べごろ→

※カラーチャートでご紹介する食べごろは、上記のようになりますが、
 熟度の好みは人によって様々ですので、お好きな状態で
 召し上がっていただければと思います。
【保存】 室温で保存します。吊るした状態で保存すると尚よいでしょう。
(市販のバナナハンガーもあります。)
すぐに食べられない場合は面倒ですが1本ずつビニール袋にいれて密閉すると、通常より2、3日は日もちがします。房のままビニール袋にいれると、バナナ自体から出るエチレンが影響しあってドンドン追熟が進んでしまいます。
【用途/調理】 生食ばかりではなく、ソテーなどに。熱が加わると甘みがアップします。ホットケーキ バナナケーキ フリッターなど

さて、次はレシピのご紹介です。こちらは今が旬の筍でご飯と木の芽和えを。

筍ご飯

材料   4人分
  米・・・・・・・・・・・・・・・・ 3カップ
  筍(茹でたもの)・・・・・ 500g
  油揚げ・・・・・・・・・・・・ 3枚
  だし汁・・・・・・・・・・・・ 2カップ
  酒・・・・・・・・・・・・・・・・ 大さじ3
  砂糖・・・・・・・・・・・・・・ 小さじ2
  みりん ・・・・・・・・・・・・ 大さじ3
  醤油 ・・・・・・・・・・・・・ 大さじ3
  木の芽・・・・・・・・・・・ 5~10枚
作り方
  1 ・米は30分前に洗ってザルにあげておきます。
  2 ・筍は短かめのせん切りにします。
  3 ・油揚げは熱湯を通し筍と同じようにきっておきます。
  4 ・鍋にだし汁、調味料をいれ火にかけます。そこに2・3・をいれてさっと煮ます。
  5 ・4をザルにあげ、具と煮汁にわけます。
  6 ・炊飯器に1の米を入れ煮汁と水で分量の水加減をして具を加え炊飯します。
  7 ・出来上がったら10分~15分蒸らしてお茶碗に盛り付け木の芽を飾ります。

筍の木の芽和え

材料   4人分
  筍・・・・・・・・・・・・・・・・ 80g
  (茹でたものでひめかわに近い柔らかい部分)
  絹さや・・・・・ 40g
  木の芽・・・・・・・・・・・・ 4枚(飾り用)
  木の芽味噌
   赤味噌・・・・100g
   砂糖・・・・・・100g
   みりん・・・・・大匙2
   木の芽・・・・20枚位
作り方
  1 ・木の芽味噌を作ります。
・木の芽は包丁で叩くように細かく切ります。
・鍋に赤味噌、砂糖を入れよく混ぜ火にかけます。よく砂糖が溶けたらみりんを入れ混ぜて火を止めます。そこに木の芽の切ったものを入れ混ぜます。
  2 ・筍は上の部分は縦に切り、その下は薄く切ります。
  3 ・絹さやは鍋にお湯を沸かし塩を入れた中でさっと茹でます。色をきれいにだすため水(氷水)にさらして水切りします。
  4 ・器に筍、絹さやを盛り上から木の芽味噌をかけ、木の芽を飾ります。

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