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インターネット公開文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「よいお年を(^^♪)」「洋梨」

 今年もあと1か月、残り少なくなってまいりました。
昨年に続き新型コロナ感染症に躍らされたこの一年でした。
それでもワクチンが打てたのは幸いかと!?
ウイズコロナながら毎日楽しく暮らしております。先日は岐阜の坂祝にお蕎麦を食べに行って来ました。蕎麦好きの私にはうれしい一日でした。八百津に寄り道をして、旬の味栗、栗粉を買ってまいりました。買って即、車の中で食べましたがその味は抜群でした。その足で杉原千畝記念館に寄りましたが入館時間が過ぎていて中に入ることができませんでした。

我が家のメダカの鉢のなかのホテイアオイに花が咲きました。

今回は洋梨について勉強していきましょう。

『西洋梨』  和梨と違い、木で完熟したものを収穫して食べるのではなく、ある程度熟したものを収穫して、一定の温度のなかで保存し、成熟させてから食べるものです。
【分類】 バラ科 ナシ属 セイヨウナシ種
【原産地】 ヨーロッパ
【種類】 プレコース、バートレット、ブランデーワイン、セニョール・デスペラン、マルゲリット・マリーラ、ラ・フランス、コミス、ゼネラル・レクラーク、セニョール・デスペラン、ル・レクチェなど。
【主な産地】
山形県 新潟県 青森県 長野県 福島県
【美味しい時期】
ラ・フランス 11月~1月
ル・レクチェ 12月~1月
【選び方】
品種にもよりますが、ラ・フランスやル・レクチェなどは形が凹凸しているものが多くみられますが、いびつなものは多少皮が剥きにくい程度で味には影響しません。
表面に傷がなく、部分的に柔らかくなっていないものを選びましょう。
収穫されたばかりの洋梨にはわずかにデンプンが含まれています。
そのままで食べると、固くゴリゴリとした食感で、甘味も感じられず、まずいです。そこで収穫後しばらく寝かせておくことでデンプンが果糖やショ糖、ブドウ糖などの糖分に分解され、さらにビタミンBやCも多くなります。
また不溶性のペクチンが熟すにつれて、水に溶けてとろみのもととなる水溶性のペクチンに変化するため、トロっとしたなめらかな肉質に変化していきます。この変化を追熟といいます。
追熟をしないと洋梨は美味しくなりません。

買ってきた時にまだ固い場合は乾燥しすぎないように紙袋などに入れて15度~20度前後の室内に置いて追熟させます。
たくさんある場合は、食べる分だけ室内に置き、残りはさらに温度が低い場所に置いておきましょう。
【食べごろの見分け方】 品種にもよりますが、軸近くの肩の部分を軽く押してみて柔らかさを感じれば食べごろです。
ラ・フランスやル・レクチェは食べごろになると芳香な香りを発し始めます。
【保存方法】 十分追熟して食べごろになった物はビニール袋などに入れ、早めに食べましょう。冷蔵庫での長期保存はやめましょう。

冷凍保存
皮を剥き、串切りにして芯の部分も切り取った状態でレモン汁をよく絡めてから、ラップを敷いたバットなどに重ならないように並べ冷凍庫に入れて一気に凍らせ、凍った物を保存袋などに入れて冷凍します。食べる時は必要な分だけ取り出し、少し半解凍の状態で食べましょう。
【栄養/機能性】
  • 含まれているソルビトールは、甘く冷涼感のある糖アルコールで、咳止めや解熱効果があるといわれています。
  • タンパク質を分解する消化酵素のプロテアーゼを含んでいます。調理に使えば肉を柔らかくすることが出来るだけでなく、食後のデザートに梨を食べることで消化を助けるといわれています。
  • カリウムを含み身体からナトリウムを出す働きがあるため、高血圧に良いといわれています。また、汗と共に流失しがちなので、汗をかいた時などには水分と共に補給できてよい果物です。
  • 成分は88%が水分で、ビタミン類はあまり含まれていません。
【用途/調理】
  • 皮を剥く時は、形が丸くなく、凹凸していたりするので、串切りにしてから芯を取り除き、面取りをするように皮を剥くといいでしょう。
  • 切り口が時間と共に茶色く変色するので、レモン汁や塩水で少しは抑えられますが、切ったら早めに食べましょう。
そのままデザートに、ピュレ、コンポート、ケーキのトッピング、生ハムやクリームチーズと組み合わせ料理の前菜に、付け合わせなどに。

参考資料
【旬の食材百科】西洋梨

https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/younashi.htm#google_vignette

昨年写真だけで紹介したりんごのタルトタターンを紹介いたします。

「リンゴのタルトタターン」

材料

リンゴのキャラメリゼ 丸型 直径18cm 深さ4.5cm
 紅玉リンゴ 3個
大きいリンゴなら2個~2.5個
 グラニュー糖 80g
 バター 20g
生地
 バター 80g
 粉砂糖 80g
 卵 大1
 薄力粉 80g
 ベーキングパウダー 小さじ2/3
型に塗るバター 8g
グラニュー糖 大さじ1.5

作り方

A.型にバターを塗りグラニュー糖を茶こしのようなものでふりかけておきます。

B.リンゴのキャラメリゼを作ります。

  1. リンゴは1個を8等分に切り皮をむいておきます。
  2. フライパンにグラニュー糖を入れ火をつけ、強火で焦がしキャラメル状になったらバターを加え、溶かします。
  3. リンゴを加えて絡めます。火を止め冷ましておきます。

C.生地を作ります。

  1. 薄力粉とベーキングパウダーを合わせて2回ふるっておきます。粉砂糖も1回ふるっておきます。
  2. バターは常温で柔らかくしておきます。
  3. ボールにバターを入れ、泡だて器で白っぽくなるまで混ぜ、そこに粉砂糖を入れてよく混ぜます。
  4. 卵を加えよく混ぜます。
  5. 薄力粉を入れて、ゴムべらを使って切るように混ぜます。

D.BのリンゴをAの型に合わせて隙間なく並べます。フライパンに残ったカラメルを全体にかけます。

E.オーブンを170°に温めて、40分ほど焼きます。竹串を刺して何もついてこなければ大丈夫です。ご家庭のオーブンによっても違うので時間は多少違うかもしれません。

F.焼きあがったら、オーブンから出して固く絞った布巾をかけて粗熱をとります。

G.型と生地の間に竹串でくるりと一周して、お皿を型にかぶせ、裏返して型を外します。

H.8等分して召し上がってください。

皆さまよいお年をお迎えください。
来年こそ自由に行き来できる年にしたいですね。

Merry Christmas

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