文化講座
「皐月」「オカヒジキ」
緑に染まった樹木のシャワーが車の窓に降り注ぐ何とも爽やかな居心地よいドライブ日和です。
新緑はいいですね。
さてゴールデンウィーク到来ですが、皆さまはどのようにお過ごしになられますか。
遠出をされる方、海外旅行にお出かけになられる方、家でぼーっと過ごされる方、それぞれ楽しい時間をお過ごしのことと思います。私といえば家のかたづけで終わってしまいそうです。日頃かたづけていないのでこんな時にでもと思っておりますが・・・・・?!
今年も従妹に手伝っていただき5月のお節句を出しました。
またまたお気に入りの「梶川」さんに行ってきました。
今回はお友達がしっかりメモを取ってくれたので詳しくお伝えできると思います。
八寸上から「白子のみぞれ和え」「分葱と青柳のぬた」「たこともずくの酢の物」
「たらこの煮物」「鮪と花わさび、いくらのせ」
左の小鉢「蛍烏賊、鳥貝、ルッコラ マイクロトマト」
盛り鉢「筍の木の芽焼き、鱒のウニ焼き、車海老、奈良漬けとこごみの串さし」
漬物 「きゅうり、梅干し、大根」 蜆のお味噌汁
デザート
バニラアイス、ココナックリーム、コーヒーわらび餅
今回も大満足"ごちそうさまでした"
次回は6月2日です。楽しみ~
今回はこれまで。
今月のテーマは「オカヒジキ」でまいります。
オカヒジキは日本全国の日当たりの良い海岸の砂浜などに自生しています。葉の様子が海藻のヒジキに似ていることから、おかに生えるヒジキという意味で「オカヒジキ」となづけられたようです。イタリアの高級食材アグレッティとよく似ています。同じアカザ科の植物ですが別属のようです。
オカヒジキは基本的に無農薬です(他の野菜には害虫がつきやすいのに対してオカヒジキには虫がつかないようです)。
【分類】 | アカザ科 オカヒジキ属 | |
---|---|---|
【発祥地】 | 栽培の始まりは江戸時代初期。庄内地方の浜で採れた種が船で最上川を上り、船着き場の砂塚村(現在の山形県南陽市)で植えられ、発祥の地となったといわれています。 山形県置賜(おきたま)地方の伝統野菜として扱われています。 現在では、山形県に限らず、各地で栽培されるようになり、一般のスーパーなどにも並ぶようになりました。 九州でも福岡県古賀市で、秋から翌春まで出荷されています。 |
|
【美味しい時期】 | 天然物や露地栽培のオカヒジキは春が旬 4月中旬~5月今では栽培技術が進み、パック詰めされたものが通年流通しています。 栽培されているオカヒジキの収穫時期 山形県では4月~10月頃にかけて数回収穫されています。 九州の福岡県古賀市では、9月頃から始まり翌3月頃まで収穫されています。 |
|
【栄養/機能性】 |
|
|
【選び方】 |
|
|
【保存方法】 |
|
|
【用途/調理】 | オカヒジキは本来アクがあるので、下茹でしたものを調理する場合が多いです。 茹で方 沸騰したお湯に約2%ほどの塩(水1Lに対して大さじ1の塩)を加え、オカヒジキを入れ1分~1分半(天然物は2分~3分ほど)茹で、茹で上がったら冷水におとします。冷めたらすぐに水気をよく切って保存容器にいれて冷蔵しておきましょう。 生で調理する場合 サラダや天ぷらなどはシャキシャキ感を生かすため、あらかじめ氷水につけ、シャキシャキさせておきましょう。 サラダ 和え物 お浸し 炒め物 天ぷらなど |
旬の食材百科
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/okahijiki.htm
オカヒジキと干し桜えびのかき揚げをご紹介いたします。
「オカヒジキと干し桜えびのかき揚げ」
材料 作りやすい分量 2~3人分
オカヒジキ | 1パック |
干し桜えび | 30グラム |
天ぷら粉 | 2/3カップ |
水 | 2/3カップ |
揚げ油 | |
塩 |
作り方
- オカヒジキは冷水につけシャキッとしておき、3,4センチの長さに切っておきます。
- 天ぷら粉と水を合わせ混ぜます。その中にオカヒジキと干し桜えびを入れ混ぜます。
- 鍋に油を用意して170度の中に2を食べやすい大きさにして入れカリッと揚げます。早く揚がりますので焦がさないように気をつけましょう。
- 出来上がったら天つゆ又はお塩で召し上がってください。
お勧めはお塩です。