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インターネット公開文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「新しい年」「春の七草」

 あけましておめでとうございます。
昨年同様今年もよろしくお願い申し上げます。
お正月、皆さまそれぞれの過ごし方があると思います。
親戚が一堂に集まるのもお正月の一つの行事ですね。
でもこんな風景もだんだん少なくなったような気がいたします。私は。

毎年氏神様に初もうでに行きます、皆さまもお出かけになると思います。
今年はコロナも五類になったので神社参りは混み合うことでしょう。
今年は辰年です。絵手紙を描いてみましたが難しいです。
鳥が飛んでいるようになってしまいました。字でごまかしました。
何とか辰と思ってください。もう一つは漫画チックです。

昨年、一昨年同様沖縄宮古島にいってきました。
お天気に恵まれ楽しい旅行でした。以前に行っているので何か懐かしさを感じました。お花も綺麗でしたが、一番印象に残っているのは東シナ海と太平洋がぶつかる海、波と波がぶつかり合いそれぞれに別れ、なんでもなかったかのようにそれぞれの海に帰っていく。
何とも見ることのできない風景でした!

波と波がぶつかり合う所よくわからないですね。
是非東平安名崎(ヒガシヘンナザキ)に行ってみください。

アメリカンサンドウィッチとパニーニのサンドウィッチ

ケーキ2種

昨年5月にできたヒルトンホテルでのティータイム
沖縄料理に飽きた舌には新鮮で美味しかったで~す。
朝はホテルのバイキング

到着した夜の食事  あわびのステーキが付きました。最高!!


朝から食べ過ぎで~す。

今年も又行くのかなあ~  違った所に行きたいなぁ~?

最初のお題は春の七草について勉強したいと思います。
皆さまも1月7日には七草がゆを召し上がるかと思います。
七草がゆとは邪気を払い万病を除く占いとして食べる、呪術的な意味ばかりでなく、おせち料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという意味もあるようです。
七種の行事は「子(ね)の日の遊び」とも呼ばれ、正月最初の子の日に野原に出て若菜を摘む風習があったようです。『枕草子』にも、「七日の若菜を人の六日にもて騒ぎ......」という一節がありますように......

春の七つの野菜、草をまとめてみましょう。

【特徴 効能】
せり科
ニンジンやパセリを含む被子植物の科の一つです。芳香を持ち、ハーブや野菜、香辛料として使われる種を多く含むといわれています。
デザイナーフーズ計画でがん予防に効果のある食物として上位の重要度に位置付けられていたといわれています。

アブラナ科
4枚の花弁が十字架のように見えることから、昔は十字花科(Cruciferae)とも呼ばれていました。
十字架状の花弁と、細長い(種によっては扁平なうちわ型の)角果が特徴です。
アブラナ科の持つイソチオシアネートの効果でアブラナ科の野菜にはがん予防効果があるといわれています。スルフォラファンはイソチオシアネートの一種でアブラナ科野菜の中でもブロッコリーに含まれ、がん予防効果があるといわれています。

キク科
キク、タンポポのように小さな花(小花)がたくさん集まり、さらにそれが一個の花に見える点が形態上の主な特徴です。
地球上のほとんどの地域で生育可能です。
特に食用菊には、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンEが豊富に含まれています。ビタミンB2やビタミンCは抗酸化作用に優れているといわれています。美肌をもたらす効果もあるといわれています。

ナデシコ科
ナデシコ科の植物に共通する特徴は葉が対生で鋸歯ではないことです。
特にハコベは栄養価が高く、昔は母乳の出がよくなると産前産後に食べたり、虫垂炎、胃痛の薬代わりにしたり、歯磨き粉にして歯槽膿漏対策に効果があるといわれてきた野草といわれています。

参考資料
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%83%E8%8D%89

皆さま1月7日是非七草がゆを作ってください。私は1月15日小豆粥もつくります。

二つとも隣にお砂糖があります。我が家ではお砂糖をかけて食べるのが風習です。
子供のころは嫌いでしたが、今では美味しいと思うようになりました。

おせち料理に飽きたころですね。こんな料理はいかがですか?
残っているおもちも入りますよ。

ロールキャベツ麻婆風

材料  4⼈分

キャベツ 4枚
1/2切れ
銀杏 8粒
2カップ
中華風スープの素 大さじ1/2
麻婆味噌 50g
片栗粉 大さじ1/2
大さじ1
麻婆味噌
 豚ミンチ 50g
 サラダオイル 大さじ1/2
 ニンニク  1/4/片
 鷹の爪 1/2本
 味噌 大さじ1
 砂糖 大さじ1/2

作り方

  1. キャベツは軸に切れ目を入れ芯にお箸をさして、鍋にお湯を沸かしその中に入れて
    1枚ずつはがして4枚取り、しんなりするように茹でておきます。
  2. もちは8等分しておきます。
  3. 銀杏は皮をとり茹でておきます。
  4. キャベツを広げ芯の硬いところは削り、2のもちと3の銀杏を手前にして巻き
    爪楊枝でとめておきます。(削った芯は細かくし巻き込みます)
  5. 鍋に水、中華風スープの素を入れ、煮たったところに4を入れて中火で落し蓋しさらに蓋をして10分煮ます
  6. 5に麻婆みそを入れさらに10分煮込みます。
  7. 味がしみこんだところで、ロールキャベツを取り出し器に盛ります。
  8. 残った汁に片栗粉の水溶きをいれとろみをつけます。
  9. 盛り付けた7のロールキャベツに8をかけて出来上がりです。

★ロールキャベツは1枚を半分にして8等分した小さいロールキャベツを作るとよいです。
 それにあわせ、おもち、ぎんなんは数を調節する
★普通にロールキャベツを作った時小さい葉が出るのでそんな時作ってみたらいかがでしょう。

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