文化講座
雛いろいろ 「デコポン」
今回はオレンジ類の一つデコポンにスポットを当てることに
『デコポン(不知火)』 | 品種名は不知火。デコポンは商品名です。 |
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【分類】 | ミカン科 ミカン属 不知火は「清見」に「ポンカン」を掛け合わせたもの。 |
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【生い立ち】 | 長崎県生まれ | |
【特徴】 | ヘタのある果梗部が盛り上がっているのが特徴。 甘みが強く、程よい酸味があり、濃厚な味。果肉は柔らかくジューシー ポンカンに似た香りがあります。 誕生した当初は、見た目があまり良くなかったため、注目されませんでしたが、後、育成地に近い熊本県宇城市不知火町で栽培され、食味の 良さとユニークな形から、人気柑橘の一つになりました。 「不知火」という品種名はこの町の名前が由来だそうです。 |
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【美味しい時期】 | 3月~5月 | |
【種類】 | 枝変わりの品種が誕生しています。 「大将季(だいまさき)」鹿児島県で誕生。食味が良く不知火に比べて果皮の橙色が濃い。「紅デコ」と呼ばれることもあります。 「愛の香(あいのかおり)」愛媛県で誕生。通常の不知火よりも熟期が早く、酸の抜けも早いようです。 |
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【栄養/機能性】 | 2011年3月号 「柑橘類」に記載
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【選び方】 |
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【保存の仕方】 |
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【用途/調理法】 | 皮はやや厚めですが、柔らかいので、手で皮を剥くことができます。 袋も薄いのでそのまま食べられます。 ゼリー、スムージー、ジャム、お菓子、サラダ、和え物など。 |
参考資料 野菜のソムリエ 小学館
果物情報サイト 果物ナビ
http://www.kudamononavi.com/zukan/citrus.htm
デコポンを一面に並べたオレンジケーキを作りました。
簡単ですのでお試しください。どんな柑橘類又はリンゴなどでも応用がききます。
「デコポンの焼き菓子」
材料 1台分
デコポン | 3個 | パウダーシュガー 鉄板・・・・・・内径34cm×30cm クッキングシート・・・2枚 |
バター | 200g | |
砂糖 | 120g | |
卵 | 4個 | |
小麦粉 | 260g | |
B.P | 小さじ4 | B.P=ベーキングパウダー |
牛乳 | 1/2カップ | |
ブランデー | 1/4カップ |
作り方
- 鉄板にクッキングシートを合わせて敷いておきます。
- デコポンはミカンのように手で剥いて、袋から出しておきます。
厚みがあれば半分にします。 - 小麦粉にB.Pを混ぜ2度振るい、砂糖も同じく2度振るっておきます。
- ボールにバターを入れ泡だて器を使いクリーム状にします。
- 4の中に振るった砂糖を3、4回にわけてよく混ぜます。
- 5に卵を一つずつ入れよく混ぜます。よく混ざったらブランデーを入れて混ぜます。
- 6に振るった小麦粉、牛乳を入れ混ざる程度にさっくり混ぜます。
- オーブンを200℃に温めます。
- 1に7を流しまんべんなくいきわたるように鉄板をぽんぽんとたたきます。
- 9の上に2のデコポンを並べます。
- オープンの下段に入れ200℃で10分、180℃で30分焼きます
- 茸串をさして種がついてこなければ焼きあがっています。
- 焼きあがったものは適当な大きさに切りお皿にのせてパウダーシュガーをかけます。