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インターネット公開文化講座

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野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「春よ来い」「大豆」

 寒~い、寒~い、冬とはおさらば、巷では少しずつ春を感じられる今日この頃ですが。
この冬は寒かったですね。メダカの鉢には氷が張り、お洗濯ものは干す先からバリバリ、庭には霜柱、歩くとザクザク。こんな風景はここ何年か見たことがないような気がいたします。

インフルエンザも大流行、私の周りでもA型だB型だと騒いでいます。
皆さまは大丈夫でしたか?
そんな中でも私は早起きをして、6時25分から始まるテレビ体操をいたします。そして続いて歩きに出かけます。20分だけですが、続けています。時にはおさぼりも・・・・・。以前はわんちゃんのお散歩によく会いましたがこの冬はめったにお目にかかりません。ウオーキングをしている方にもお会いできません。皆さん寒いので日が昇ってからなさるのでしょうね。私はほとんど歩かなくていつも車で移動していますので、この20分のウオーキングはとても大切な時間であるとともに健康にとてもいいのです。
おかげさまで風邪も引かなくて頑張れました。春が待ち遠しいです。

お隣に99歳になるおばあちゃまがいらっしゃいます。とてもお元気でお話が面白い、私が何か申し上げると即ウイットを交えて返してくださいます。キャッチボールができるのです。そのおばあちゃまのお誕生日に来てくださいとお誘いを受けたのでお邪魔いたしました。美味しいショートケーキをおよばれしてきました。

おばあちゃまは私たちと同じ大きさのケーキを召し上がりました。
食欲もあり健康!健康!
1例 私が「マンションの3階を下りたり、上ったり、大変ですね」と、お尋ねしたら何て返してくださったと思われますか?
その答えは「野宿はできませんからね」でした。
思わずみんなで爆笑しました。


3月はお雛祭りですね。今年も出しました。

そうそう梶川のお写真をお見せいたします。
いつお邪魔しても美味しくお料理が楽しいです。次回は今月24日に予約がしてあります。
行った時に次を予約しておかないとなかなか予約がむずかしいからです。

大将が説明してくださった時、即メモをとればいいのですがついついお料理に目がいき食べることに気がいってしまい、あとで思い出すのが大変、しっかりお伝えできなくてごめんなさい。
次回はどんなお料理が出るのか今から楽しみです。

今回はマメ科の代表大豆に注目したいと思います。

『大豆』 私たちの食卓に彩りをそえる、日本人にとって欠かせない伝統的な食材といわれています
【分類】 マメ科 ダイズ属
【原産地】 中国
日本へは弥生時代に、水稲とともに伝来してきたといわれています。
【美味しい時期】 晩秋
【栄養/機能性】
  • タンパク質が多く含まれ血中コレステロールの低下作用、肥満の改善効果などの生理機能があるといわれています。
  • 大豆サポニン(大豆の苦み成分)が抗がん作用、粗しょう症の予防効果、動脈硬化を抑制するといわれています。また、血液の酸化を防ぐといわれています。毎日食べれば動脈硬化の予防になるといわれています。
  • 大豆レシチンも豊富に含まれ高脂血症を予防といわれています。
    大豆レシチンはリン脂質の一種で、細胞すべての細胞膜を構成している主要成分といわれています。
  • 女性ホルモンに似た働きをする大豆イソフラボンは、大豆の胚軸に含まれています。食物由来のポリフェノールの一種です。
【選び方】 形や粒が整っており、色艶のいいものを選びましょう。
表面に傷が多いものは避けましょう。皮が乾燥して破けているものは古いものなので、水に戻すときに時間がかかりますので気を付けましょう。
大豆は粒の大きさや色で味が違いますので、用途にあわせて選びましょう。
産地で選ぶのもよいでしょう。
地元で作られている在来品種はその土地に古くから栽培し続けられてきた品種なので、風土にあった味を楽しむことができます。

大粒種
煮豆など

中粒種
豆腐 味噌造りなど

小粒種
納豆など

【種類】

黄大豆
一般的な大豆で、クリーム色。最も身近な大豆。
料理や味噌造りに。

青大豆
枝豆に似た風味を持つ大豆。皮も実も緑色。
甘みと旨みが強い大豆

黒大豆
おせち料理でおなじみの黒豆。皮が黒い大豆。
食感がしっかりしている煮豆に。

【保存方法】 大豆は湿気ったり、カビたりすることがあるので、涼しくて通気性のよいところで保存しましょう。
【用途/調理】 煮豆、サラダ スープなど

大豆の洗い方、戻し方 茹で方は
https://allabout.co.jp/gm/gc/467469/に詳しく載ってっていますので参考までにご覧ください。

参考資料 
All About
https://allabout.co.jp/gm/gc/467469/

今回は私が常備菜にしている野菜と大豆のごった煮をご紹介いたします。
野菜は家にあるもの何でもいいです。
大豆は水煮や、缶詰が簡単なので使います。
もちろん大豆を茹でて使っていただければ最高です。

「野菜と大豆のごった煮」

材料  ル・クルーゼの鍋20cm一杯


キャベツ 1/4個(250g)
人参 1本(120g)
ぶなしめじ 1/2袋(100g)
ベーコン 110g(ブロック)
大豆 220g(ドライパック2缶)
2カップ(400cc)  
スープの素 1個
塩 コショウ  
醤油 小さじ1/2
かいわれ菜  

作り方

  1. キャベツザク切り、人参小さめの乱切り、ベーコン小口5~6mmの厚さ。
  2. 鍋にAの材料を入れ水を入れ火をつけます。スープの素も入れます。
  3. 人参が柔らかくなるぐらい煮ます。塩はスープの素やベーコンに塩味がありますので味を見て調節してください。(私は塩は一切入れません)
  4. 醤油を少し入れます。全体に味が回れば出来上がりです。
  5. 肉を取り出したら野菜類、糸こんにゃく、焼き豆腐を入れて好みの味で煮ます。
    煮えてきたら、取り出しておいた肉を入れて、ぐつぐつしたところで卵をつけていただきます。

何でも鍋に入れて煮ればokです。
できたものをそのまま食べてもよし。付け合わせによし。朝は器にできたものを入れ牛乳を入れ具たくさんのスープにしてよし。お味噌汁の具にもよし。
トマトを入れミネストローネスープにしてよし。全部ミキサーにかけてスープにするもよし。何にでも使えますので作っておくと便利ですよ。
とにかくほっておけばできる簡単レシピです。

野菜と果物の魅力について
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