文化講座
「外に行こう」「あずき菜」
みなさまご機嫌いかがですか?
新緑の良い季節になってまいりました。ゴールデンウィークですね。
空気もいいし、どこかお出かけでもしましょう。私は4月に久しぶりに飯田にいきました。
いつも行くイタリアンのお店で食事をした後、
いつもスープとサラダが美味しいです。
スープタマネギのスープ
駒ヶ根にある養命酒の工場「くらすわの森」に行って来ました。
工場見学も予約すれば出来ますが私たちはいろいろある施設を散策しました。
お天気も素晴らしく少し雪の残った山々がとても素晴らしかったです。順番が違うかも。
くらすわの森にはお土産のお店、カフェを併設したパン屋やケーキを売っている施設、新鮮なお野菜を売っているマルシェ、食事の出来るレストラン(生ハムやベーコンなど買うことも出来ます)一つずつの施設にいくのに森の中を通っていく感じで広々しています。
このゴールデンウィークお子様を連れて森を散策するのもいいのでは。お薦めの場所と思います。
今回は3か月ごとにお邪魔するお店にも行ってきました。
先付 卵豆腐 アワビ ほたるいか そら豆 土筆
吸い物
鮎魚女 よもぎ麩 人参 絹さや
お向こう 平貝 初鰹 細魚 鯛
蕎麦 タラの芽と蛤の天ぷら
この後グリーンアスパラのスープ キャビア ウニのせが出ましたが、美味しさのあまり写真を撮り忘れました。美味しかった。
椀物 桜だい 筍 菜の花 鯛の出汁
桜えびの炊きごみご飯
グリンピース 木の芽
デザート
よもぎのパンナコッタ ほうじ茶のジュレ
イチゴのアイス 白玉団子
今月は山菜の一つあずき菜について掲載させていただきます。
「あずき菜」
岐阜県の飛騨高山周辺で採れる山菜の一つで古くから親しまれているもので、正式な和名は「ナンテンハギ(南天萩)」です。
飛騨高山周辺しか採れないわけではなく、北海道から九州の野山に自生していますが食用にしているのはこの地方だけのようです。
【分類】
マメ科 ソラマメ属
【特徴】
成長すると50~90cmになる多年草ですが、食用として摘み取られるのは柔らかい新芽と蕾や花穂で、芽の先から5~7cmほどの部分です。葉はとても柔らかく、さっと茹でて使うことが多いようです。茹でるときに小豆のような香りが感じられます。
【美味しい時期】
3~6月 特に4月5月
【栄養/機能性】
山菜の多くは若い芽で、これから成長していくために外敵から自分自身の身を守るために、苦味やえぐみを備えています。苦味やえぐみの成分はポリフェノールです。
ポリフェノールは抗酸化物質で、身体の中で過剰に発生した活性酸素を除去したり、酸化を抑制したりする効果があるといわれています。
【選び方】
緑が美しく、葉が活き活きしているものを選びましょう。
穂先が5~7cmのものが柔らかく美味しいのでそういったものを選びましょう。
【保存方法】
なるべく早く食べましょう。
すぐ食べない時は、乾燥しないように、ポリ袋などに入れ冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。
【用途/調理】
炒め物や天ぷらの場合は生のまま調理します。
和え物やお浸しの場合は下茹でしましょう。
茹で方
沸騰している湯の中で1分ほど茹で、冷水にとり冷めたら引き上げ、水気を切ります。湯に塩は入れないで大丈夫です。
炒め物 天ぷら お浸し 胡麻和え 煮びたしなど
参考資料
旬の食材百科「野菜」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/azukina.htm
「ゼンマイと油揚げの煮物」
材料 一袋の分量
ゼンマイ | 1袋(60g) |
油揚げ | 2枚ほど(私の場合大きな油揚げでしたので 上3センチほど切って使いました。) |
出汁 | 200cc |
酒 | 大さじ2 |
砂糖 | 大さじ1 |
醤油 | 大さじ1 |
作り方
- ゼンマイは袋から出してきれいに洗い、5cmほどの長さに切っておきます。
- 油揚げは短冊に切っておきます。
- 鍋に出汁、酒、砂糖、醤油を入れ煮立ったところにゼンマイと油揚げを入れ中火で煮ます。全体に味が染みたら煮あげてください。
- 丁度スナップエンドウがあったので茹でて脇に添えました。
箸休めに美味しかったです。