愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

野菜と果物の魅力について

ベジタブル&フルーツマイスター協会認定カルチャースクール講師
栄中日文化センター「野菜ソムリエに学ぶー野菜生活向上のススメ」担当
服部 佳世子

「イベント」「クウシンサイ」

 梅雨入りしてからは晴天続きで、夏のような暑さでした。私たちには梅雨はただ、うっとうしいとしか思えませんが、農家の方々にとっては農作物にいろいろ影響いたします。そうなれば我々の生活にも影響してくることになりますので、雨も降る時は降ってもらわないと困りますね。でももう少しの辛抱!梅雨明けまで!!
皆さま体調はよろしいですか。
そんな中、姉の三回忌をいたしました。
沢山の方にお参りしていただき姉は幸せ者です。
いろいろ準備で疲れましたが皆さまにお目にかかれ、お話ができたことは私にとって楽しい一日でした。
日頃から姉が好きだったレストラン、高蔵寺の「フランセ」さんでお食事をいたしました。
今年はお寺の方丈様、ご子息もご一緒していただけ、にぎやかな三回忌でした。
そうそう生きていたら姉の米寿のお祝いもできたので、とてもよかったです。
その時のご馳走です。


カニのカクテル


エビのチーズフライ


メロンの生ハムまき


ホタテ、カニ、ウニのグラタン熱々


お米のスープ


ビーフステーキ


デザート盛り合わせ マンゴのフラン チーズケーキ


コーヒー

フランセさんのお料理はオードブル4種にスープにメインとデザートが定番です。
メインはいつもステーキですが、お願いしておけばハヤシライス、オムライス、ビーフカツなど、そしてアワビの季節にはアワビをお願いできます。
何度も記載させていただいていますが、それだけ私のお気に入りです。★★★★★

久しぶりに野菜ソムリエコミュニティあいち総会に参加しました。
いろいろな顔ぶれにお会いでき、エネルギーを頂戴してきました。
ワンランク上のカラダつくりを提案してくださる今井美華先生をお招きしてお話を伺うことができました。
100歳まで生きるには健康維持はもちろん健康を増進させなければいけません。
生活習慣とは運動、食事、休息が大切。
運動は1日1万歩目指しましょう。
食事は新鮮なものを、時間を決めて食べましょう。
適度な休息が必要。ということをお話ししていただけました。
沢山お話を聞けましたが、その時はなるほどなるほどと思いましたが、なかなか実行に及びません。私は朝5時半に起き、テレビ体操をして散歩に出かけます。せいぜい歩くのは20分です。1万歩には程遠いですが、少しづつ長く歩こうと思っています。
各テーブルにはお花のブーケならずお野菜のブーケが飾られていました。

 その日のメニューです。お料理の写真は撮れませんでした。なぜならばバイキング料理で取りに行った時は、すでに遅し、何もありませんでした。あしからず・・・・・。

われらの田中先生がご自分の畑でお作りになった、知多3号の玉ねぎとレッドオニオンです。レッドオニオンは作り物みたいでしょ。大きくて、まるで蝋細工のようです。
先生のお顔と比べてください。先生、カメラに向かっていただきましてありがとうございました。

7月は空心菜にスポットを当てることに。

『クウシンサイ』 クウシンサイ(空心菜)という名前はもともと中国での呼び名で、茎の中が空洞になっている事から付けられた名前のようです。
【分類】 ヒルガオ科 サツマイモ属
標準和名は「ヨウサイ」
【原産地】 東南アジア
【特徴】 若い葉と茎を食べる野菜で、シャキシャキとした食感が特徴です。
【いろいろな名前】 クウシンサイ(空心菜)・・・もともと中国での名称「コンシンツァイ」で、日本でも一般的な名称。
アサガオナ(朝顔菜)・・・・朝顔のような花を咲かせるからそう呼ばれてきたようです。
エンサイ・・・・・・・・・・中国での別名「エンツァイ」が日本に伝わった呼び名。
ウンチェーバーやウンチェー・・沖縄での名称。
【美味しい時期】 7月~9月の熱い夏
【栄養/機能性】
  • たくさんβ-カロテンを含む緑黄野菜です。
    このβ-カロテンは抗発がん作用や免疫賦活作用があるといわれています。また、体内でビタミンAに変換され、髪の健康維持や視力維持、粘膜や皮膚の健康維持などに効果があるといわれています。
  • ビタミンCも豊富で、β-カロテンと共に活性酸素を減らし、老化防止にも効果があるといわれています。
  • 汗と共に失うカリウムやビタミンB1、B2などを含むので、エネルギーの代謝を高め、夏バテ防止に役に立つ野菜といわれています。
  • カルシウムが多く含まれ、また骨の生成に必要なマグネシウムやカルシウムを骨に定着させる働きのあるビタミンKも多く含んでいるので骨を丈夫にするといわれています。
  • ヘモグロビンの生成に欠かせない鉄分や、赤血球を作る働きがある葉酸を多く含んでいるといわれているので、妊娠中の方にお勧めしたい野菜です。
  • 食物繊維もしっかり含まれているので、便秘解消や大腸がんの予防に効果的と言われています。
【選び方】
  • 葉先までハリがあり。緑が鮮やかで濃いものを選びましょう。また根元の切り口が新鮮なものを選びましょう。
  • しなびていたり、葉の色があせたようなものは避けましょう。
【保存方法】 乾燥にとても弱い野菜ですので、すぐしなびてしまいます。出来たら根元の切り口にたっぷり水を含ませたキッチンぺーパーなどで包んで、濡らした新聞紙などで全体を包みポリ袋などにいれて冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。その際立てて保存した方が長持ちします。
しかし出来たら早めに食べましょう。
【用途/調理】 下茹でする場合は。茎の太いものは、茎と葉を分けて茹でま
しょう。(食感が良くなりますよ)葉の部分はさぁっと、茎の部分は2分までで加熱するようにしましょう。
炒め物 ソティー お浸し 和え物 汁物 サラダなど。

参考資料 
旬の食材百科 野菜と果物の品目ガイド 農経新聞社
http://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/vegitable/kuushinsai3.htm

今回はサラダクウシンサイを使ってサラダを作りました。

「クウシンサイとキュウリの浅漬けのサラダ」

材料  2人分

サラダクウシンサイ 1袋  
キュウリの浅漬け 1本  
ホタテの水煮缶 小1缶(65g)  
     
ごまだれ    
すりごま 25g
味付け酢 1/2カップ
醤油 小さじ1

作り方

  1. ごまだれを作ります。Aをミキサーにかけるか、すり鉢でよく混ぜます。
  2. サラダクウシンサイは根の部分を落として二つに切ります。
  3. キュウリの浅漬けは斜めに切りそれを千切りにします。(太めでいいです)
  4. ホタテの水煮は缶から出してほぐします。
  5. お皿にサラダクウシンサイを敷き、上にキュウリとホタテをのせ、ごまだれをかけて召し上がってください。


夏の一品に・・・・。

野菜と果物の魅力について
このページの一番上へ