文化講座
「犯人は猫」「千両梨」
皆様お元気ですか。今年の夏は暑く、9月の半ばくらいまで真夏のような天気が続きました。やっと後半になって少しずつ秋めいてきたような気がいたします。
日本の四季はどうなってしまったのでしょうか。
こんなことを言った人がいます。夏は5月~10月、秋は11月12月、冬は1月2月で3月4月が春とか。それもありえるかもしれませんね。
話は変わりますが、以前メダカ騒動のお話をしたかと思いますが、防犯カメラをつけてからも一度ありました。巻き戻してみたところ犯人は猫でした。そういうことは前の時も猫であったんだと納得いたしましたと同時に安心いたしました。人間でなかったんだと。これで、ゆっくり眠れそうです。メダカの鉢には全部網をかぶせました。
かわいそうですが猫ちゃんもう取れないよ。ごめんね・・・・・
9月は私にとって誕生日だったのですが、いろいろあまりいいことがありませんでした。1つはメダカ事件、2つめはお墓参りに行ったのですが、いつもの道が工事の為通行止め、別の道の地図をいただきましたが、お墓の中はみな同じでどこを走ったらいいものか、走っているうちにまた通行止めに遭遇、今度はどうすることも、I can not。こうなったら一人なんとかしなければ、思い切ってバックすることに、それも結構な登坂、道は狭いし、サイドミラーを見ながら少しずつ、何とかクリアーできたものの、車も私も悲鳴をあげました。その日はお参りすることもせず我が家に帰り改めて、日曜日(この日は工事がないと聞いていたので)にお参りに行ってきました。一件落着。最後の一つこれが難関、私の最も苦手なパソコンが急に壊れました。何とか新しいものに変えていただきましたが、メールができず、どうなることか。そんなことで踏んだり蹴ったりの9月でした。。
さて、10月といえばそろそろ行楽のシーズン、計画をお立てになっている方もおいでのことと思います。私は12月に恒例の宮古島行きが決まっているので、おとなしくしています。
今回は中国梨の品種千両梨/見不知(みしらず)について勉強いたしましょう。
【分類】 | バラ科 梨属 |
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【原産地】 | 中国 |
【概要】 |
明治時代に中国から鴨梨(やーりー)や慈梨(つーりー)などの中国梨が導入され、北海道でも多く栽培されましたが、千両梨は明治時代に余市郡余市町山道村で発見された、鴨梨(やーりー)の偶発実生とされています。 別名見不知(みしらず)とも呼ばれていますが、これは鴨梨を植えているのに違った実がなり、どこでどうなったのかわからず身元が分からないことからつけられたという説や、だれも知らない実がなったことから、また見の程知らずなほどたくさんの実がなることからなどの諸説あるようです。 千両梨という名称は、この梨がとても豊産性が高く、鈴なりに実をつけたことからといわれています。 かつては北海道のいたるところで栽培されていましたが、いまでは甘く美味しい和梨が広がるとともにその姿を消したといわれています。 |
【特徴】 |
外見はバートレットなどの洋梨と見分けがつかないくらい洋梨にしか見えません。 大きさは平均400g前後で表皮は黄緑色に茶色い果点があり、あたまの軸の付け根の周辺にサビが広がっています。 果肉は和梨と同じように石細胞を多く含みシャリシャリした食感があります。 |
【主な産地】 | 現在北海道のみです。 |
【美味しい時期】 | 10月中旬~下旬 期間が短いです。 |
【栄養/機能性】 |
梨一般について
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【選び方】 |
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【保存方法】 |
乾燥しないように、ビニール袋などに入れ、冷蔵庫の野菜室に保存しましょう。早めに食べましょう。 甘みは長時間冷やしすぎると、薄れてしまうので、食べる直前に氷水につけて冷やしたり、食べる1時間ほど前に冷蔵庫に入れて冷やすようにしましょう。 |
【用途/調理】 |
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参考資料 旬の食材百科 「果物」
https://foodslink.jp/syokuzaihyakka/syun/fruit/nashi-senryo.htm
今回はショウガをいれたパウンドケーキ「ジンジャーケーキ」を作りました。
「ジンジャーケーキ」
材料 25cm×8.5cm×6cmのパウンドケーキ型1本分
バター | 120g |
砂糖 | 120g |
卵 | 120g(2個) |
小麦粉 | 120g |
ベーキングパウダー | 3g |
ショウガ | 40g(おろしたもの) |
ブランデー | 小さじ1 |
アイシング | |
粉砂糖 | 50g |
ブランデー | 5g(小さじ1)またはレモン汁 |
作り方
- 砂糖1回、小麦粉とベーキングパウダーを合わせ2回振るっておきます。卵は常温にしておきます。
- バターはボウルに入れてクリーム状にしておきます。
- その中に振るった砂糖を3、4回に分けてよく混ぜます。
- 卵を割りほぐし3回くらいに分けて混ぜながら3に加えていき、よくかき混ぜておきます。ブランデーとショウガのおろしたものを入れてよく混ぜます。
- 小麦粉とベーキングパウダーを混ぜて振るったものを4に加え、切るようによく混ぜます。
- パウンド型に型紙をしいて5を入れ、とんとんとたたき、真ん中を少し低めにします。
- 200度に温めたオーブンに入れ10分焼いたあと180度に下げ、25分~30分ほど焼きます。竹ぐしをさして生地がついてこなければ焼きあがりです。オーブンから出したら濡れ布巾をかけておきましょう。
アイシングをつくります。
粉砂糖にブランデーを加えまぜます。タラっとかかる程度の柔らかさにします。
ブランデーが足りなければ柔らかさを見て足します。
- 冷めたケーキを型から出してアイシングをかけます。
- 適当な大きさに切って召し上がってください。
冷たいミルクティーがよくあいました。