文化講座
手持ち撮影

寒さも少しずつ緩んできました。3月初旬は時々大陸からの寒波が下がってきて油断すると雪景色ということもあります。三寒四温を意識して風邪などひかないようご注意ください。

デジタルのカメラの性能も上がり三脚なしでの撮影が夕景や少し暗い場所でも手持ち撮影で十分可能になりました。フィルム時代にはISO感度が低めで風景のようにF値を絞り込んでシャープな撮影をするときには三脚が必需品でした。三脚の利点はじっくりと被写体と対峙しながらモニターを確認して細かく調整して撮影できます。長時間露光が必要な場合はやはりなくてはならない機材です。しかし今の時代、有名地の撮影場所では三脚のトラブルも多々起きています。早くから良いポイント場所を確保するための場所取り道具に使って狭い通路での通行の妨げをする可能性があります。一度何か問題が起きるとその場所での三脚禁止条例が発令されたりします。有名地での神社仏閣では早くからこれらの問題が起き三脚や一脚使用の禁止が出されているところが多いので気をつけなければいけません。基本的に自然風景を撮影するときは三脚持参ということが多いと思います。でも上記のようなことを考えるとそろそろその方針を変えていっても良いのではないでしょうか。今のミラーレス一眼ではISO1600ぐらいまで上げても十分綺麗な仕上がりが望めます。カメラ内の平行を見る水準器をしっかり確認すれば画面の傾きも大丈夫だと思います。手持ちゆえの上下左右のカメラアングルも自由度が広がり新しい構図が手早く行えるという長所を活かして撮ることに挑戦してみてはいかがでしょう。

私も自分の中で三脚使用のルールを決めて使う、使わないという使い分けをしています。
- 使う時点・・・
- 超望遠(300mm以上)を使うとき
F値を絞り込んで被写界深度を深くする場合
スローシャッター(1/15秒以下)をメインの時
夜景、花火、暗い部屋での撮影時
これ以外の時は、手持ち撮影に切り替えています。カメラブレも心配の種ですが構え方を考えて練習すれば1/8秒ぐらいならレンズブレ防止機能で十分ブレない撮影が可能です。ただしシャッターを押した後のモニターチェックでブレていないか確認しています。年齢とともに重い三脚を担いで自然の中を歩くことがしんどくなってくるので手持ち撮影で楽しむことを考えてもいいのではないでしょうか。そうすれば心に余裕ができて今まで気づかなかった美しい光景が見えてくるはずです。手持ち撮影で素早くブレない撮り方を練習してみましょう。
今月の一枚

養老山地が連なる岐阜県南濃町での桜とからし菜の花などの春の花のコラボレーションです。その年のタイミングが合わないと撮れない光景です。この奥には出来山の千本桜の名所があります。
筆者のブログには、デジ一眼やコンデジで撮影したものを
いろいろ掲載しています。
PHOTO COLOR
http://tatumiiro.exblog.jp/

