文化講座
ソロキャンプ
陽射しも秋の光を感じさせるようになってきました。過ごし易いこんな日々が長く続いて欲しいと思うのは私だけでしょうか。去年から今年にかけて日常の過ごし方が大きく変わってきましたが、これも人生の一過程と思って頑張りたいですね。
新型コロナ下で目立った日々の過ごし方の一つにキャンプファンが増えたことがあります。良い悪いの論議はここでは置いておき自然の中でのんびり過ごすことはギスギスしがちな毎日の不安解消になります。TVなどでもキャンプを楽しむ番組などを時々見かけます。SNSやYouTubeの動画を検索すれば色々な楽しみ方を見せてくれます。その中で最近注目されているのが(ソロキャン)と呼ばれている一人で楽しむキャンプです。川、海、森、湖など自然の中で小さなテントを張り焚火をしながら一人用の料理を作ってのんびりする・・・いいですよね、先日見た動画では、女性一人でソロキャンしている動画が印象に残っています。ある意味日本の治安の良さをYouTubeを通して世界に発信しているみたいですね。ソロキャンプをしながら非日常の中で自分を見つめ直す、そんな良さもあるのでしょう。
写真撮影でもソロフォトを楽しむというのはどうでしょうか。グループで出かけてみんなでワイワイと楽しむのも趣味としてみればとても良いと思います。
しかしファインダーを覗いてシャッターを切るという行為は孤独な作業です。
その瞬間は、個人的な一人の世界に入り込んで被写体を見つめているはずです。
いつも誰かと一緒でなければ出かけない方は是非一度試してみてください。
(ソロキャン)も最初は結構勇気が要ります、でもそれにハマるととても面白い世界を味わえます。テントの中で真っ暗な世界で眠ると自然の中に色々な音があることを知ることができます。同じように(ソロフォト)を実践してみると被写体と自分がどう向き合っていけば良いのかを真剣に考えながら撮ることができます。プロなら当たり前のこの(ソロフォト)撮影、未体験なら是非実践してみてくださいね。
今月の一枚
三重県志摩市大王町波切にあるともやま公園展望台(桐垣展望台)からの夕景です。
10月から11月ごろにちょうど夕日が入り江に沈む風景が見えます。夕日が沈んだあと20分ほど待つと写真のようなマジックアワーが訪れます。空気の綺麗な秋に訪れたい場所です。
筆者のブログには、デジ一眼やコンデジで撮影したものを
いろいろ掲載しています。
PHOTO COLOR
http://tatumiiro.exblog.jp/