愛知県共済

インターネット公開文化講座

文化講座

インターネット公開文化講座

デジタル写真の楽しみ方

(社)日本写真家協会(JPS)会員・フォトス ハットリ 代表
服部 辰美

まとめ

この講座もちょうど1年になろうとしています。デジタル一眼を始められたみなさんも使い方も慣れてきたことでしょう。一眼レフカメラの面白さにハマっていろいろなレンズを購入されている方もみえるでしょうね。デジタルカメラの進化の速さに当方も少し戸惑い気味です。撮像素子(CCD,CMOSなど)の主流もAPS-Sサイズからいよいよ35mmフィルムと同じサイズのフルサイズに変わろうとしています。当面、まだまだ価格面でも高く今すぐという感は一般的には少ないですが。

フルサイズの撮像素子を持ったカメラは、画質もさすがに綺麗です。でも普段A4サイズぐらいのプリントで見て楽しむ分にはスペックオーバーかもしれませんね。予算とご自分の仕上がりの満足度を考えて機材購入予定をたてましょう。

さて、デジタルならではの楽しみ方をこの一年お伝えしてきました。まだまだ知るべきことのほんの一部ですが、とりあえず最低必要な項目を振り返ってみましょう。

  • 写したものを記録する方式が、フィルムからデジタルデーターに変わりました。
  • これによってひとつのカードにたくさんの画像を記録することが可能になりました。
  • 撮影の途中でも画像サイズや画質モードなどが変更可能です。
  • ISO感度を明るさの状況に合わせてその都度変更できます。
  • 眼で見た色合いに写るようにホワイトバランス設定機構がついています。
  • 保存方法が、大きく異なりハードディスクやCDR,DVDなどの記録媒体に保存しておく必要があります。
  • ボタン操作ひとつで一瞬に消える可能性もある。
  • 電池がなくなると撮影が不可能になる。

*写したその場でモニターを確認でき再度撮影を重ねることで失敗が防げることがデジタルカメラの特徴です。また、その画像をみんなで楽しめるコミニュケーションの手段として活用することもできるでしょう。

次回からは、いろいろな場面(被写体)をデジタルカメラで撮影していくときのちょっとしたコツなどをお伝えしようと思っています。デジタルが進化して新しい表現なども生まれています。
しかし、撮影の基本的な部分は変わらないと考えてデジタルカメラを使っていけばなんとなくフィルムカメラから移行できない方もやってみようと思われるのではないでしょうか。

筆者のブログには、デジ一眼やコンデジで撮影したものを
いろいろ掲載しています。
PHOTO COLOR
http://tatumiiro.exblog.jp/

デジタル写真の楽しみ方
このページの一番上へ