文化講座
デジタル一眼レフを楽しむ 1
なんといっても撮る楽しさをしっかりと味わうには、一眼レフタイプのカメラがいいですよ。持ったときの実感が違います。 一眼レフタイプにもメーカーや機種にもいろいろ種類が出揃ってきています。デジタル一眼が出始めた頃は、大衆車1台購入できる価格でした。今ではその数十倍の性能を持った機種が、10分の1ぐらいの価格で購入可能です。デジタルのスピード進化さまさまですよね。 フィルム(銀塩)一眼レフとデジタル一眼レフの違いは、レンズを通った光を記録する部分が、違うところです。 フィルムタイプでは、現像プリントが仕上がってくるまでどう写っているのか心配でした。でも、デジタル一眼レフカメラは、その場でどう写っているのかを瞬時に確認できますから失敗していればもう一度撮影すればいいだけです。この便利な点を旨く利用してカメラを使いこなす撮影者になってください。 |
最初のところでお話したように、一眼レフタイプのデジカメは豊富なレンズを付け替えていろいろな被写体を自分の思うイメージに近づけて撮影できることです。また、画面全体をシャープな写真にしたり柔らかく背景をぼかしたりと画像コントロールできることも作品作りに向いています。
これからひとつひとつ一眼レフの基本を学んでいきましょう。
写真の基本は、絞りとシャッタースピード
カ メラの構造で今も昔も変わらないものが絞りとシャッタースピードです。もちろん以前のカメラより速いシャッタースピードで正確に切れるように進化はしてい ます。この二つの組み合わせをうまく利用して適正な露出や画面全体をシャープにみせたり背景をぼかしたり、動いている被写体の瞬間を止めて見せたりといろ いろなことができます。
シャッターは、一眼レフカメラの場合「撮像素子」の前のところに付いています。シャッターボタンを押した瞬間に開きレンズを通った光を撮像素子(フィルムカメラの場合は、フィルム)に当てる役目をしています。
絞りは、レンズの中に組み込まれています。人間の目の中にある瞳孔のように明るさに応じて大きく開いたり小さく閉じたりして光量の調節をする役目をしています。
このふたつの組み合わせの仕組みを理解することが写真の基本的なことになります。
次回に続く
筆者のブログには、デジ一眼やコンデジで撮影したものを
いろいろ掲載しています。
PHOTO COLOR
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