文化講座
マクロレンズで花を撮る
春から初夏にはたくさんの花たちが、咲きますよね。
梅や桜の花を撮影していてもっとその一輪を画面いっぱいに撮影してみたいと感じたこともあるでしょう。
そんなときに使用するレンズが、マクロレンズと呼ばれている 単焦点のレンズです。焦点距離の違いで標準系、中望遠、望遠系と3つに分かれます。そのほとんどのレンズが一番近づいて撮影すると1:1の(等倍撮影)ができます。
今回は、質問形式でお話していきましょう。
疑問 1 ・・・等倍って?
等倍→デジタルカメラの撮影素子や銀塩のフィルム上に撮影する
被写体の現物と同じ大きさで写すことが可能です。
マクロレンズをカメラにつけてファインダーを覗くと・・・普段見落としている身近なものが、とっても素敵な世界であることを再確認できるでしょう。
疑問 2 ・・・接写にしか使用できないの?
単焦点のレンズとして普通の風景やスナップにも使用できます。
無限大の焦点から接写まで応用できるレンズです。
左の写真は、孔雀がちょうど羽を広げたところに出くわしました。とっさにカメラを孔雀に向けて撮影しました。60mmのマクロレンズで撮影。普通の撮影にも使えるので便利ですね。 |
疑問 3 ・・・今使っているズームレンズにもマクロ機能があるけどどう違うのか?
ズームレンズについているマクロ機能では1:4ぐらいの接写が限度になってきます。より近づいて大きくクローズアップしたいときにはやはりマクロレンズが有利になります。
小さな花のつぼみも画面いっぱいまで近づいて撮影することができます。普段見えない世界を楽しむことができます。60mmマクロレンズ使用 |
疑問 4 ・・・どの焦点距離のレンズを購入すればいいのか?
みなさんがAPSサイズの撮像素子のカメラであればお勧めは、50~60mmの焦点距離をもつ標準マクロが使い易いですね。ピント合わせや手持ち撮影も可能な範囲のレンズです。開放F値もだいたい2.8という明るさがありピントを合わせたところ以外のボケも大きくなり雰囲気のある写真が、撮影できます。花だけでなくテーブル上のお気に入りの小物たちを写真に残しておくのにもいいでしょう。
新しいレンズを購入しようと考えて見える方にマクロレンズは、お勧めですよ!
遠くまで出かけなくても写真は、充分楽しめることを実感できるマクロレンズまた、写真の新しい世界が広がること間違いなしですよ。
筆者のブログには、デジ一眼やコンデジで撮影したものを
いろいろ掲載しています。
PHOTO COLOR
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