文化講座
写真を表現として考える(続編)
カメラを持ってまず身近なものを撮影してみようと周りを見渡して目につくものは花ではないでしょうか。かわいい、美しいなどと呼ばれる代表ですよね。
きれいな花にレンズを向けてピントを合わせればそれだけで写真を撮っていることの満足感が味わえるでしょう。出来上がった写真から、ポストカードや来年用のカレンダーを作ってみるのもいいでしょう。そんな目標をたてると自然に撮る意欲が出てきれいに撮ろうと一生懸命になってくるから不思議です。
いろいろな種類の花を一度に撮りたい場合は、植物園や公園などに出かけるといいでしょう。種類や数もたくさんあり最高の一輪を選んで撮影できます。
花を撮る 2
ポイント 1・・・
ポイント 2・・・
ポイント 3・・・
柔らかな光で撮影する
直射光をさける(コントラストがありかたい感じになる)
風のない日が最高です
花が風でぶれないようにする
光の方向は、逆光気味で撮影すると立体感をだせる
自分より前側に太陽がある方向で花を見る
花を画面の中心から少しはずして撮影しています曇りのお天気の状態なので影が出にくくなり柔らかな感じに仕上がります。背景を少しぼかすために絞りを開けて撮影しています。(f4)ぐらいで撮影また、マクロレンズというレンズを使用するとより近接して花を撮影することができます。
花の花心(めしべ、おしべなど)を画面いっぱいに撮影したり小さな昆虫などを撮影するのに向いています。
ポイント 4・・・クローズアップ撮影には マクロレンズがよい
←の写真のように花に近づいて撮影できますしかし、ピントあわせも慎重にしないとピンボケな写真になりやすいですので注意が必要です。
カメラぶれも目立ちやすくなります。
デジタルカメラの場合は、その場で拡大チェックが、できますからこまめに確認をするといいでしょう。
上の2点の写真は、曇り空の自然光で撮影したものです。
光の方向は、逆光ぎみになる状態でカメラ位置をきめています。
どこにピントを合わせるかを慎重にきめて背景がどう画面に入るかをファインダーで確認しながらシャッターを押しています。手持ち撮影の場合、なるべく早いシャッタースピードで切ることも忘れてはいけません。それでもブレるときにはISO感度をあげて(100から200、400のほうへ)みましょう。
こんなときは、フィルムカメラでは不便なこともデジタルでは簡単に設定できます
デジタルカメラの注意点!!
簡単にその場で確認ができる反面、モニターをよく確認しないと写っていることに安心をしてしまいがちになります。家に帰ってパソコン上で確認した時にピントの甘さやブレが出ていたりしてがっかりすることもよくあります。
撮影に臨む時には、フィルムカメラとおなじ気持でカメラをかまえて撮影に臨むことが大切ですね。また、不安な時には数枚シャッターを切っておくこともあとでの選択ができる安心感にもつながります。これもデジタルならではの撮影の仕方だと思います。大切な写真の場合には同じ場面を数枚撮っておきましょうね。同じ撮影は、二度とできないつもりで挑みましょう。
筆者のブログには、デジ一眼やコンデジで撮影したものを
いろいろ掲載しています。
PHOTO COLOR
http://tatumiiro.exblog.jp/