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デジタル写真の楽しみ方

(社)日本写真家協会(JPS)会員・フォトス ハットリ 代表
服部 辰美

アルファ世代

北の桜も終焉を迎え緑あふれる季節になりましたね。ゴールデンウィークをどのようにお過ごしでしょうか?何処もかしこも混むので家でじっとしているかもしれませんね。せめて少し早起きしてご近所巡りもいいかもしれません。

以前(180回目)にZ世代と写真に少し触れたことを思い出し今乳幼児から中学生の世代を『アルファ世代』と呼ばれていることを再考してみようと思いました。ちょうどお孫さんの世代にあたる方も見えるのではないでしょうか。
目安として2010年~2020年代半ば生まれの子供たちが『アルファ世代』と呼ばれ生まれた時からスマフォ、タブレット、各種デジタル機器に囲まれて育っています。この子たちの親はおおよそ『ミレニアル世代』にあり携帯電話、スマフォの普及時代に成長した世代です。デジタルに慣れている親が、生まれながらにデジタルな子供を育てているそんな時代ですね。

育てている親(ミレニアム)の育児方法を見ると共感できるコンセプトやストーリを重視して物より体験や思い出作り、学びなど目に見えないものにお金をかける傾向があるそうです。確かにそう言われればうちの末娘の子供(孫ですが)たちもそういう傾向かなと感じます。またデジタル機器などで(疑似体験)も簡単に得られるので色々な視野は広くなるでしょう。外遊びが減り友達との付き合い方も大きく変化している気がします。知識は便利に得られても外の空気を感じその場の温度、光、風などを通して得られる実体験が少なくなるのではと少し心配です。写真は現場にいないと完成しないアートですよね。今の時代AIによって作り出される写真もたくさん見られますが、なんかちょっと違和感を感じているのは(昭和)な性格のせいでしょうか。

『生』の体験から得られる感動、そこから作られる人間性というものを写真を撮る行為から得て欲しいなと思っています。この子たちにもじっくりと体験する生の遊びを通して自分独自の工夫を凝らしたものづくりができるといいなぁと思っている今日この頃です。写真を撮る行為なんてぴったりだと思うのですが。
オンラインと実体験の世界をうまく泳いで欲しいですね。

今月の一枚


岐阜県羽島市にある竹鼻別院の藤棚です。
4月末から5月初旬に満開を迎えます。
樹齢300年以上と言われる県指定天然記念物です。樹高2.4m 南北15m 東西33mに広がる大きさです。一本で藤棚を形成しています。今年は少し早く見頃を迎えるかもしれません。


筆者のブログには、デジ一眼やコンデジで撮影したものを
いろいろ掲載しています。
PHOTO COLOR
http://tatumiiro.exblog.jp/

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