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足心ヨーガ健康法(カラダとココロのリハビリテーション)

厚生労働大臣認定 健康運動指導士
金城学院大学エクステンション講師
井坂ヨーガ研究所 代表
井坂 津矢子

元気の元をつくる

 明けましておめでとうございます。
 今の社会現象を、大正から戦後にかけて活躍をした国文学者で民俗学者で歌人の折口信夫先生は、
 (食べて食べて食べて)「飽き」てしまった。(与えられて与えられて与えられて)「秋」てしまった現象だと言ってらっしゃいます。
 こうした社会の「秋」はともかくとして、自然界では「冬」を迎えています。「ふゆ」とは「殖える」という意味だそうです。十二月・一月・二月は元気の元を作る季節。冬に基礎的な力を十分に蓄えるのが大事な事だと教えてくれています。
 この季節の意味を教えて頂きますと、人生の冬も生きる勇気が沸いてきます。
 今年もよろしくお願い申し上げます。

(1)暁の女神のポーズ(ウシャス・アーサナ)

ウシャスは「暁の女神」のことです。まだ明けやらぬ東の空に現れて、太陽神が昇る前に、夜の闇に閉ざされていた、はるかな地の果てまで照らします。

・横を向いて寝ます。下になる方の手を伸ばし、頭を置きます。
・上になっている方の足を床に置きます。
・下の方の足を曲げて、上になっている方の手で持ちます。
・頭はポテンと床に置きます。
・頸骨・胸椎を反らします。

(2)膝立ち脇伸ばしのポーズ

・膝立ち、足の甲を伸ばす。
・両手を組んで上に上げ、ゆっくり横に倒す。反対も行なう。
(注)真横に伸ばしましょう。


(3)おすもうさんのしこのポーズ

・骨盤を支える力、立つ力(腿の全ての筋肉にしっかり力)をつける。
(足の小指に意識をもっていく)


(4)膝立ちねじりのポーズ

・合掌して、肘と床を平行に保ったまま、腕を左に動かしてねじる。反対も行なう。

  • この冬場に基礎的な力をしっかり蓄え、心身ともに充実した一年を過ごせるように励みましょう。

ナマステー

足心ヨーガ健康法(カラダとココロのリハビリテーション)
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