文化講座
四肢のアーサナ
四肢(アンガ系)に関するアーサナ
アンガとは腕、足など「四肢」を意味します。
身体全体を動かすということは背骨健康法のヨーガとして、この関節運動につきると言えます。
四肢の関節には、肩関節、ひじ・手首・指関節、仙腸関節(仙骨と骨盤の腸骨との関節)、股関節、ひざ、足首等があります。
関節を充分に動かすことは、その接触面にある軟骨の神経によい刺激を与え、血液の循環をよくします。そして、いつまでも関節の滑らかさを保つことができます。
アーサナとして、少々高度なものを選びました。
(1)牛の顔のアーサナ(ゴームクハ・アーサナ)
ゴーは「牛」、ムクハは「顔」
インドの人に言わせると、一方の巾がせまくて他方の巾が広いのは、牛の顔のように見えるのだそうです。

表から

裏
- 足が組めないときは、できる組み方で。
- 手がにぎれない場合は、タオルなどを使ってみるとよいでしょう。
(2)合蹠(がっせき)のアーサナ(バドハ・コナ・アーサナ)


(3)弓引きのアーサナ(アーカルナ・ダヌル・アーサナ)
アーカルナ「耳の近く」、ダヌル「弓」のことです。
耳の近くまで足を動かす姿勢が矢をつがえた姿勢に似ています。

両脚の膝裏を伸ばす

片足を曲げる。
片足の膝裏を伸ばす。