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足心ヨーガ健康法(カラダとココロのリハビリテーション)

厚生労働大臣認定 健康運動指導士
金城学院大学エクステンション講師
井坂ヨーガ研究所 代表
井坂 津矢子

足心ヨーガ 7月のインターネット

逆転させる体位(頭脳明晰に)

(1)うさぎの体位(シャシャカ・アーサナ)

両手でカカトを持って、上体をゆっくり倒していく。
額とヒザをできるだけ近づける。

<ポイント>
背骨を曲げるときは、腰椎・仙椎に意識を向けながら均等に丸くしてゆく。

<効果>
内臓のマッサージ。
全脊椎が柔軟になる。
甲状腺の働きが活発になり、若々しくなる。

(2)かもしかの体位(プリサーリタ・パードッターナ・アーサナ)

両足を左右に大きく開く。

<ポイント>
上体を前に倒す時はゆっくりていねいに息を吐きながら頭を下げてゆく。

<効果>
頭部の血液循環がよくなる。
不眠症の解消。


(3)足のアンテナ・アーサナ(ウールドヴァ・パーサリタ・ウッターナ・アーサナ)

両手は両足の横(自分の楽なところ)へ置く。

<ポイント>
軸足に重心をかけ安定よく保ってから足を持ち上げる。

<効果>
脚の筋肉をしなやかに強くする。
精神的な疲れを回復させる。


(4)頭立の体位変型

  • 両ヒジは肩幅に開く。
  • 手とヒジで三角形をつくる。
  • 頭頂部を床につける。
  • 後頭部をつつみ込むようにする。

<ポイント>
体側を引き伸ばしながら、上体がカーブを描くように動かしてゆく。
ポーズが完成した時、ヒジから足の小指まで体側が気持ちよく伸びた状態にする。足の裏側はできるだけ均等に床に押し付ける。

※ポーズが終了した後すぐに頭を上げない。
ひざまづいた姿勢でにぎりこぶし2段に重ねその上に額をのせてしばらく休む。

(5)頭立のアーサナ(シールシャ・アーサナ)

このポーズは無理をしないで下さい。
(首を痛めやすいので)
出来ない人は(4)頭立の体位変型で十分です。

(6)逆転のアーサナ(ヴィパリータ・カラニー・アーサナ)

  • 体をくの字にする。
  • 全身をゆるめる。

<ポイント>
顔を緊張させないで意識をノドのあたりに集中させる。

<効果>
内臓下垂・便秘の解消。
肩・首のコリの解消。
頭部に新鮮な血液を送り込む。

(7)スキのアーサナ(ハラ・アーサナ)

<ポイント>
顔はニコニコ。なめらかな普通呼吸で、意識はのどに向ける。
両ヒジと両ヒザは床につける。

足心ヨーガ健康法(カラダとココロのリハビリテーション)
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