文化講座
身体を通して生命の歴史を知りましょう2 --両生類--
ヨーガはつなぐという意味をもっています。
雨も 風も 空も 星も 海もみんな私です。
ヒトは昔 野に咲く花だった。
草や実が私となった。
ときには虫だったこともあるし
自由に空を飛ぶ鳥だったり、野山を馳せめぐるケモノだったこともある。
ヒトは自然のスベテの"モノやいのち"とつながりをもって姿を変えて人間にたどりついたことになる。
今も私たちは宇宙や自然のスベテといろんなつながりをもち生きている。
ヨーガの体操は生命進化の道すがらです。
引き続き生命の歴史をたどってみます。
<両生類>
「カエルのポーズ」
※前立腺肥大・膀胱炎。
正座から両膝を自分の股関節の固さ柔らかさで開げる。
上体を前に倒して肘を付け顔を上げる。
カエルに自分自身をつなぐ。
だんだんカエルになりますよ。
無事に帰ってね。
「サンショウウオ」
写真のようにやってみて、サンショウウオになっていくよ。
※四肢関節を柔軟に。
「ヤモリのポーズ」
両手は合掌だけど両手床に置いてもOKです。
※腹筋を使います。
昔ヨーガの行者は、自然をよく観察して自然の営みやそこに生活する動植物から多くの知恵を学んだ人達でした。そしてそれらを手本として、自然に逆らわないで生きることが、最も健康的であることを体得しました。特に動物たちが本能的に行っているしぐさから多くの健康に関する知恵を身につけたのです。そして、アーサナ(ポーズ)が生まれました。