文化講座
物語りのあるポーズ5
より糸のポーズ(バラドヴァージャ・アーサナ)
(ねじりのアーサナ)(効)ウエストの脂肪をとり、すっきりさせる。肝臓、膵臓、脾臓を刺激し働きが良くなる。
バラドヴァージャは「三生を通じてヴェーダ(インド最古の文献で、バラモンの根本経典)を学習した仙人の名」です。
彼の話はタイッティリーヤ・ブラーフマーナ(インド古典梵書)に出ていますが、ヴェーダが実に膨大で、その学習がどんなに困難であるかを物語っています。
彼が老衰して、なお次の四生目にもヴェーダを学習しようと望みましたが、インドラ神(雷帝)は、三つの山形を示して、一握りずつとっていいました。「この山形はヴェーダ全体である。この三つの握りは、汝が三生を通じて学習したものである。しかしその残りの半分はまだ学していない分野である」と。
より糸のポーズ(バラドヴァージャ・アーサナ)(1)
より糸のポーズ(2)
より糸のポーズ(3)
※ポーズは無理しないで どんなポーズでも大丈夫!
竜のポーズ(アナンタ・アーサナ)
(腕と脚・関節のアーサナ)(効)腰椎、骨盤の歪みを正し、ヘルニアを予防します。
アナンタは、蛇神シェーシャが、自分の体で作ったヴィシュヌ神のための寝床です。
宇宙の働きが休止しているとき、ヴィシュヌ神はシェーシャ竜王の庇護のもとに眠りに入ります。
竜王は七つの頭を持ち上げる扇形に広げ、原子の海にまどろんでいるヴィシュヌ神を覆い守護しています。
竜のポーズ(アナンタ・アーサナ)(1)
竜のポーズ(2)
竜のポーズ(3)