文化講座
身体を通して生命の歴史を知りましょう7 --原人--
ヨーガはつなぐという意味をもっています。
雨も 風も 空も 星も 海もみんな私です。
ヒトは昔 野に咲く花だった。
草や実が私となった。
ときには虫だったこともあるし
自由に空を飛ぶ鳥だったり、野山を馳せめぐるケモノだったこともある。
ヒトは自然のスベテの"モノやいのち"とつながりをもって姿を変えて人間にたどりついたことになる。
今も私たちは宇宙や自然のスベテといろんなつながりをもち生きている。
ヨーガの体操は生命進化の道すがらです。
引き続き生命の歴史をたどってみます。
<原人>
「原人(a)」
「原人(b)」
「人間(c)」
(a)、(b)、(c)となって人間に進化。
昔ヨーガの行者は、自然をよく観察して自然の営みやそこに生活する動植物から多くの知恵を学んだ人達でした。そしてそれらを手本として、自然に逆らわないで生きることが、最も健康的であることを体得しました。特に動物たちが本能的に行っているしぐさから多くの健康に関する知恵を身につけたのです。そして、アーサナ(ポーズ)が生まれました。