文化講座
足心ヨーガ 9月のインターネット
テーマ 夏の疲れを残さないために体の浄化!淀んだ老廃物を出しましょう。
浄化法(サット・カルマ)
浄化法はヨーガ行法全体を支える土台です。からだを浄化してヨーガの基礎を築きましょう。
浄化法には「サット・カルマ」と呼ばれる6つの浄化法があります。
1."水"を用いて浄化する。
2.消化の"火の力"を用いて浄化する。
3."呼吸"や"プラーナ"の働き(風)を通じて浄化する。
という、水と火と風の3つのタイプに分類されます。
6つの浄化法のうち、4つをご紹介致します。
(1)鼻の浄化法(さらに深い、さらに高いヨーガの境地をめざす。)
- "ロタ"という容器を用いて、片鼻からもう一方の鼻にかけて水を通すことにより、洗浄・浄化を行います。
(2)腹部の浄化法(プラーナの流れの中心が活性化される。)
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腹部の神経や筋肉を呼吸によって引き上げ、腹筋を動かすことにより腹部全体を浄化し、活性化する方法です。
付近を管(ナウリ)のように立てることから、「ウディヤーナ・バンダ」、この名前で呼ばれます。
(3)頭部から消火器全般の浄化法
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カパーラ・バーティ(頭部の浄化法)
カパーラとは「頭蓋骨」、バティーとは「光り輝く」という意味で、軽く早い呼吸を通じて鼻の奥から頭の内部のプラーナの流れを浄化・活性化させる技法です。
(4)トラータカ(目の浄化法)
- 様々な対象を用いて、一点を凝視することにより、目の筋肉や神経を休め、浄化する方法です。目の浄化を通じて心を静め、その内面を見つめます。