文化講座
足心ヨーガ 3月のインターネット
ヨーガは背骨を体の大黒柱として特に大切にします。
背骨の中には、内臓諸器官を動かしている自律神経と運動、感覚を伝える体性神経が納まっています。また、背骨はバックボーンといわれるように精神のよりどころです。
したがってヨーガのポーズの組み立ては、背骨の刺激を基準に七つのパターンに分け、これに「呼吸法」「瞑想法」を加えます。
今月からその七つのパターンをご紹介します。
パターン1 前に屈めるポーズ 心が静かに、穏やかに!
効果として
- 静かで穏やかな心が現れる
- 集中力が高まる
- 腹部の臓器が活性化され、慢性便秘、前立腺肥大、頻尿、冷え性が改善される
- 体をやわらかく、しなやかにする
- 幸せホルモンがたくさん分泌される
(1)頭をヒザにつける。
ポイント 脚の裏、腰、背中、頭頂まで気持ちよく引き伸ばす。

(2)サギ
ポイント 背骨を出来るだけ伸ばす。

(3)ガス抜き
ポイント 背骨の裏側をゆっくり引き伸ばすようにしながら太モモを引きよせ、腹と胸を伸ばすようにする。

(4)合蹠(がっせき)前屈
腹→胸→アゴ、最後に顔を床につける。
ポイント 足裏を合わせる。
踵をくっつけてする方法と足裏を上にしてする方法があります。
自分の体に気持ちよい方で実習

(5)チャクラ鳥 ヒザ裏、ツマ先を十分に伸ばす。
ポイント おでこをつける。肘は床につけないで。

(6)背面を伸ばす。
ポイント 股関節から屈める気を動かす。

(7)開脚前屈
腹→胸→アゴの順につける。
ポイント 急がず、あきらめないで、実習する。
