文化講座
身体を通して生命の歴史を知りましょう6 --サル--
ヨーガはつなぐという意味をもっています。
雨も 風も 空も 星も 海もみんな私です。
ヒトは昔 野に咲く花だった。
草や実が私となった。
ときには虫だったこともあるし
自由に空を飛ぶ鳥だったり、野山を馳せめぐるケモノだったこともある。
ヒトは自然のスベテの"モノやいのち"とつながりをもって姿を変えて人間にたどりついたことになる。
今も私たちは宇宙や自然のスベテといろんなつながりをもち生きている。
ヨーガの体操は生命進化の道すがらです。
引き続き生命の歴史をたどってみます。
<サルに>
「猿王のポーズ(a)」
前に出した脚は膝が足先から出ないように注意。骨盤を前に押し出すように。
「猿王のポーズ(b)」
「猿王のポーズ(c)」
(a)、(b)、(c)と順序よく練習。
※聴覚機能を支える血管やリンパ管神経等の生命ラインを整える。
昔ヨーガの行者は、自然をよく観察して自然の営みやそこに生活する動植物から多くの知恵を学んだ人達でした。そしてそれらを手本として、自然に逆らわないで生きることが、最も健康的であることを体得しました。特に動物たちが本能的に行っているしぐさから多くの健康に関する知恵を身につけたのです。そして、アーサナ(ポーズ)が生まれました。