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足心ヨーガ健康法(カラダとココロのリハビリテーション)

厚生労働大臣認定 健康運動指導士
金城学院大学エクステンション講師
井坂ヨーガ研究所 代表
井坂 津矢子

身体を通して生命の歴史を知りましょう5 --哺乳類--

ヨーガはつなぐという意味をもっています。
雨も 風も 空も 星も 海もみんな私です。
ヒトは昔 野に咲く花だった。
草や実が私となった。
ときには虫だったこともあるし
自由に空を飛ぶ鳥だったり、野山を馳せめぐるケモノだったこともある。
ヒトは自然のスベテの"モノやいのち"とつながりをもって姿を変えて人間にたどりついたことになる。
今も私たちは宇宙や自然のスベテといろんなつながりをもち生きている。

ヨーガの体操は生命進化の道すがらです。
引き続き生命の歴史をたどってみます。

<哺乳類>

「象のポーズ(a)」
両手交差して耳を持って、持ったまま上体を倒し床と平行に。

「象のポーズ(b)」
力を抜いて前屈する。

「牛の顔のポーズ(a)」
足の組み方は自分のできる座り方で。

「牛の顔のポーズ(b)」
背中で握手できなくてもタオルを持ってもO・Kです。
握手は鼻を、両足は耳を現しています。
※肩こり、座骨神経痛に

「ライオンのポーズ」
舌を出す時、下腹から出すイメージで、腹もぺっこりおわん型にして。
※目の疲れ、口内炎、胃腸障害。

昔ヨーガの行者は、自然をよく観察して自然の営みやそこに生活する動植物から多くの知恵を学んだ人達でした。そしてそれらを手本として、自然に逆らわないで生きることが、最も健康的であることを体得しました。特に動物たちが本能的に行っているしぐさから多くの健康に関する知恵を身につけたのです。そして、アーサナ(ポーズ)が生まれました。

足心ヨーガ健康法(カラダとココロのリハビリテーション)
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