文化講座
6月のアーサナ
5、6、7月は「原点回帰」として、アーサナの分類・七つのパターンを紹介します。
背骨の動かし方、使い方にしたがって分類したものが、七種類のパターンです。
健康な人なら、この分類にしたがって各パターンの中から一つか二つ、ピックアップして行うことができます。
身体に、特に問題のある人は、不適当なものもありますので、体とよく向き合って実習してください。
2、チャクラ系のアーサナ
背骨の背面が収縮し、内側が伸びるタイプのものです。
(1)チャクラ・アーサナ
(2)コブラのアーサナ
(3)犬のアーサナ
(4)らくだのアーサナ
(5)弓のアーサナ
(6)バッタのアーサナ
(7)魚のアーサナ
(2)コブラ(ブジャンガ・アーサナ)は、ブジャンガ=蛇の意味で、チャクラ系のアーサナの中でも最もポピュラーで、基本的なアーサナです。
両手は肩関節の下辺に置く。額は床につけ、両足を揃える。両腕とひじは身体の側面につけておく。
あご、胸、胃の順に持ち上げる。この時腕を使わず、背骨の力で持ち上げる。身体の力が限界に近づいたとき腕のほうに力をかけ、ヘソのあたりまで持ち上げる。
※ヘソの裏辺りに「命門のツボ」言葉通り、命の門。生命力、エネルギーのツボとされる。
上体を起こすとき、意識の上で、背骨をたどりながらこのツボを探り当てるような気持ちになる。
手をもたない蛇の動作を思い浮かべて実習。
(効)姿勢がよくなる。腹部のぜい肉とり、消化力