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インターネット公開文化講座

文化講座

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子どもと楽しむゲーム

遊戯研究家 三宅 邦夫
ふれあい遊び実践研究家 山崎 治美

幼児と低学年 -26-

----- 51. 自然観察ゲーム -----

用意するもの
厚紙
細ひも
※厚紙を縦15センチ位、横10センチ位に切り、そのカードの上の方に細ひもを通しておきます。コースの道のりや、木の種類、子どもの年齢に応じて、カードの枚数を加減します。
カードには、「この花の名まえは?」とか「この木は実がなるでしょうか?」「この木は何科に属しますか?」というような、質問形式のものをかいておき、みんなが歩くコースの木や草に結んでおきます。原著を一部改変。

遊び方

  • 休みには、高原や山へ出かける人もいるでしょう。そういう機会に、植物の名まえや生態を理解するゲームです。リーダーは、コースを前もって歩いて、どんな木や草があるかをしらべておきます。
  • みんなが、そのコースを歩いて、カードの質問を読みノートに答えをかきます。全員がコースを歩き終わったら、木陰にでも集まって答えを発表しあいます。カードには番号をつけておくと、整理しやすいでしょう。
  • また、わかりにくい道やまがり角には、案内カードをとりつけておきましょう。そして、むやみに花をつんだり枝をおらないように、あらかじめ注意しておきます。子どもたちの最後には、必ずリーダーがついて、まいごの出ないように気をつけることもお忘れなく。

----- 52. 貝さがし -----

用意するもの
ハマグリ、アサリ、シジミなどの貝がら
※貝のはなれているものは、接着剤でくっつけて生きている貝のようにしたら、砂場にリーダーがあらかじめ貝をうめておきます。原著を一部改変。

遊び方

  • 各自が捜してひろった貝をリーダーの所に持って行き、貝の名まえを聞きます。そのうちに、貝の名まえはリーダーに聞かなくても、自然にわかるようになるでしょう。そうしたら、今度はリーダーが、「さあシジミをできるだけたくさんひろいましょう。」と言って競争させます。シジミ以外の貝をとった人は、どんなに多くひろっても失格です。
  • まちがえないように、リーダーの指示した貝をとりましょう。
さあみんなで遊ぼう
著者 三宅邦夫
新書判 174頁
出版社 黎明書房
子どもと楽しむゲーム
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