文化講座
楽しい体育ゲーム -20-
----- 39. 人間渡り -----
- 用意するもの
- なし
遊び方
10人1組で列を作ります。先頭は立ち、その後ろから人間の木馬を作っていきます。
合図でいちばん後ろの人が渡っていき、いちばん手前までうまく渡ることができたら次の人が渡ります。
途中で落ちたり、足をついたりしたら最初からやりなおし、早くじょうずに渡った列が勝ちです。
- ねらい
- 親近感を深め仲間意識を育てます。また平衡性、全身の筋力の発達を促します。

----- 40. 人間けんすい -----
- 用意するもの
- なし
遊び方
ふたりが腰をかがめて、約40センチの間隔で立ちます。そして、ひとりがかがんだふたりの間に立ち、両手をしっかりと背中につき、ささえて両足を曲げます。
1、2、3と声を出してかぞえて挑戦しましょう。きのうは15、きょうは20までと、毎日練習すれば、腕の力が強くなります。
- ねらい
- 遊びのできない子どもは、心も体も弱く知識のみで知恵の働きや協調整のない人になってしまうともいわれています。
両足を前方にあげた自分の体を両腕でささえる...苦しさにたえる...しんぼう強さが子どもにガンバリの必要性を、遊びを通して知らせていきます。

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子どもと楽しむゲーム(9)
楽しい体育ゲーム104著者 三宅邦夫 本文イラスト にじ工房 カバー・扉イラスト 渡井しおり A5判 168頁 定価 1,785円(税込み) 出版社 黎明書房